それほんと?

キラ様のデスノート

事業仕分けと民主党

2009年11月30日 | 政治
日本は本当に衰退したと思う。
これからも衰退の一途を辿るはずだ。

理由は簡単なことだ。
評価基準が無い、持たない社会だからだ。

国の予算は、無駄なく使い、
余ったら、年金や社会保障に回すべきなのだ。

官僚組織には、事項評価基準がないから
もらっただけ使う。

馬鹿な組織が頭の上にある。

民主党の議員はこれに大ナタを入れる
と思ったが、、

なんのことはない、何にもできない。

事業仕分けの間違い(3)

2009年11月26日 | 政治
事業仕分けを見に行かないで批判するのも、、
と思い、半日、3WGを行き来し聞いてきた。

観察する視点は勿論明確、その結果、
やっぱり、という印象だ。
まず、このような予算会議は一流のビジネス、会社では
あり得ないという印象を持った。

どの事業もそれなりに担当者が説明している。
一見、整った資料で不足が無いように見える。

しかし、どの事業説明にも欠けているものがある。
それは、メジャメント、評価指標だ。
税金を使うことによる成果を評価する指標、メジャメントが無い。
だから、使う側が自己評価しない、コミットメントもない。

そして、コミットメントがないから、責任をごまかす。
予算を使い果たし、財政赤字を作る。

マスコミ、TV、新聞、その他の参加者で
資料をお持ちのかたは、確認してもらいたい。
何処にも無いことがわかる。
その上で、TV、新聞、雑誌などでコメントして
欲しい。

税金を使うという事業の評価が無い、、ことを
問題にすべきだと思う。

これが日本の税金の使い方の現状だ。
残念だが、仕方がない。

評価者もレベルが低いと感じる。
評価指標について質問したメンバーは、私が聞いた
事業では無かった。

独立行政法人の場合、メジャメントはP/Lであるが、
突っ込んだ質問は無かった。

明日は、(4)を書くが、これは財務省の話になる。


事業仕分けの間違い(2)

2009年11月25日 | 政治
民主党の女性議員の質問が話題になっている。
議論は、賛否両論だが、彼女の質問には
事業仕分けの上で、本質でない質問が混じっている。

例えば、世界第2位ではいけないのですか?
という質問だが、、
科学や技術開発の現場を知らないアホさが出ている。

科学や技術開発の本質は、限界を超えることにある。
その意味から、2位を目指す開発投資などあり得ない。
2位なら真似ればいい。

限界を超える狙いは、、、、
科学技術の発展は、新製品開発に、そして、経済を新しい
成長路線に乗せる上で大変重要な意味を持つ。

ベルリンの壁崩壊後、世界経済は途上国の台頭によって、
価格破壊の時代になっている。
だから、グローバルのSource of Supplyをうかく使って
コスト削減による低価格競争になっている。
仕方がないことだ。

そして、それが、デフレの根本原因なのだ。

もし、技術が無ければ、新しい市場を作り、ビジネス
をリードすることができない。
常に、途上国の製品と価格競争になる。

今の日本は、技術者の大変な努力によって成り立っている。
その恩恵を知らないアホな議員の、間抜けな
質問で将来の日本を左右されたくない。

私なら、こう反論する。

1) その質問の意味は何ですか。
2) その質問は、事業の何を明らかにすることですか。
3) 意味のない質問にはお答えしかねる。
4) 事業停止や中止になった時の影響、責任をあなたはとれるのですか。

事業担当者の皆さん、、

堂々と反論しなさい。
それが、本当に国民が望んでいることです。
決して、民主党のやり方に賛成しているわけではありません。
あまりにも、税金を適性に使ってないから賛成しているだけです。

自信があるなら、堂々と反論せよ。
事業仕分けがムダだとおもったら、自ら退席せよ。

但し、税金を国民のために使い、明かくな成果をだしているという
自信があれば、、だが。






デフレと科学技術

2009年11月22日 | 政治
事業仕分けで科学技術投資を検討するのは良くない。

そもそも、デフレの根本原因は科学技術の進歩が無いことにある。
同じ技術の製品サービスであれば、価格競争になるのは明らか。
経済規模が縮小する。

戦後の経済危機をよく考えてほしい。
科学技術が経済を新しい方向に切り開いたことだ。

洗濯機、冷蔵庫、白黒TV、
車、クーラー、カラーTV

いずれも、日本経済をブレークした。

デフレ宣言はいいとして、解決策を経済、金融に求める
のは、経済をいろはを知らない人の言うことだ。

デフレを解消していくには、長期的な科学技術への
戦略的な投資が必要なのだ。

今は、エネルギー関連であることは事実だ。
地球資源を消費することなく、経済を拡大する。
そして、知識を価値として流通させることだ。

ものはまねることができる。
しかし、知識はまねられない。
そこに、物と金と同じ考えを導入する。

知識と金の経済を導入することだ。
資本主義の次の知価主義の経済を
切り開く。

それが、知恵のある民主党の目ざす方向ではないのか。

民主党が期待外れのおわりそうなのは、あまりにも
知恵がないからだ。

自民党と変わらないからだ。

事業仕分けの間違い

2009年11月19日 | 政治
事業仕分けについて、世間ではおおむね
歓迎のようですね。

予算を削減することは、大切なことだと思う。
が、予算によって作り出される効果、、、

これも大事なことだ。

その点では、現在の事業仕分けに重大なミスが
潜んでいる。

ムダである基準が無い、不明確ということだ。

できる企業では、組織の目的と目標を
明確にし、それを実現する事業に
どれだけ予算をつけるかを考える。

もちろん、企業の予算の原資は売上だ。

売上目標を定め、それを実現する事業に
予算を配分し、組織が作りだす利益を
最大化する。

そして、毎年、同じことを繰り返す。

日本の官僚に欠けているものがある
とすれば、それは、各省の目的、目標
設定だろう。

それがなければ、まっとうな予算など
毎年継続して実現できない。

TV新聞評論家の類の批判、批評の全て
に欠けていることは、この視点だ。

民主党でも、自民党でも、まず、やらなければ
ならないのは、各省の目的、目標を設定
公表することだ。
その上で、事業仕分けなり、予算の編成を
すべきである。

日本の将来ビジョン、、とはなにか。
それは、各省が目標、目的を公開で議論すること
から始まる。

日本は当分浮上しない、、そんな気にさせる
事業仕分けである。