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果てしない雨宿り

2022-07-29 19:38:00 | 日記




タムラという初老の男がいた。
(俺の近所の仲良し爺さんやった)
散歩してたら、
空が急に曇り、
ポツポツ☂️。
それで、
空き家の軒下に雨宿りすることにした。
するとそこに、
同じ歳のヤマナカという男が駆け込んで来た。
二人は顔見知りやった。

雨☔️がひどくなった!
ヤマナカは空を見上げ、
「なあに、すぐやみますよ」と言った。
タムラも、
「通り雨でしょうからね」と言った。

二人が雨宿りしてる前をレフティが駆け足で走り去った。
タムラは、
「あれはレフティですな。ナンでも女の子に凄く人気らしいですな」と言うと、
ヤマナカも、
「女の子だけではなく、男の子にも人気らしいですな」と答えた。
(レフティにモロ聞こえたらしい)

雷⚡️が鳴った!
タムラが、
「雷さんや。これは雨上がりが近いということです」と言えば、
ヤマナカは、
「ほんに」と相槌した。

時間は30分が経ち一時間が経過した。
相変わらず土砂降りやった。

タムラは困ったように、
「きょうは雨☂️マーク無かったんですけど」と言うと、
ヤマナカも、
「スマホ📱の雨雲レーダーには雲ひとつなく、しばらく雨は降らないと表示されてたんですけどね」と言った。
タムラは、
「まあ、そろそろやむことでしょう」と言った。

時間は一時間から二時間、三時間を経過した。
まだ土砂降りやった。

タムラは焦りながら空を見上げ、
「なかなかやみませんな」と言うと、
ヤマナカも、
「この頃の天気はおかしなもんですな」と答えた。
タムラは、
「けれど、そろそろやむ頃でしょう」と言った。

時間は四時間から五時間が経過した。
まだまだ土砂降りやった。

タムラは呆れて、
「おかしいですなあ🤔❓もうやんでいい頃なのに」と言うと、
ヤマナカは元気付けるように、
「もうさすがにやむでしょう」と答えた。

時間は夕から夜になり朝となった。
まだまだまだ土砂降りやった。

タムラは、
「これだけ降れば後はやむだけですよ」と言うと、
ヤマナカは、
「そうですなあ------」とため息混じり😮‍💨に答えた。
そこに、
レジ袋を下げたレフティが現れた。
そして、
レジ袋から、
モンスターエナジーとカツサンドを出して、
二人に渡した。
その際レフティは、
「雨に濡れたくないのわかりますけど、限度があるんやないんですか?これじゃ、雨☔️がやむ前に心と体が病みますよ」と言った。




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