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祟られてヨコハマ(1)

2020-04-13 18:29:00 | 日記




マナブとマサオという、
二十代のメタボ双子がいた。
不動産業で金持ちのおじさんが、
どういう訳か、
越したばかりの横浜の新居に数日しかいなくて、
元のマンションに戻ってきた。

それで、
空き家になっている新居を、
貸してくれと、
マナブとマサオはお願いした。
流れ星☄️が見えた夕べやった。
おじさんは了解した。

さっそく、
二人は越して来て、
夜更かして寝た。
そしたら、
マナブが金縛りにあった。
心の中で「マサオに乗り移ってください」と念じた。
すると、
金縛りが解けた。
その代わり、
マサオが金縛りにあった。
マサオは恐怖に震えながら、
「マナブに乗り移ってください」と心で念じた。
マサオの金縛りは解けた。
が、
マナブが再び金縛りにあった。
あと、
乗り移ってくださいの堂々巡りで、
朝を迎えた。

怖くなった二人は、
知り合いの紹介で、
自称霊媒師である、
パスコードがまみのところに来て、
事情を説明した。

パスコードがまみは、
非常に背の低い、
ぷっくりした眼鏡のおばさんで、
見るからに、
気難しそうやった。

パスコードがまみは言った。
「あたしは、よくインチキだのイカサマだの言われて40年、大地に足を着けてきました」
二人は、
言われた意味がわからなかった。
そしたら、
パスコードがまみは、マナブに、
「あなたは昨年、風邪をひきましたね」と言った。
マナブは驚いて、
「はい」と答えた。
次に、
パスコードがまみは、マサオに、
「あなたは最近床屋に行きましたね」と言った。
マサオも驚き、
「はい」と答えた。
パスコードがまみは、
「あたしがインチキでは無い証拠です。あたしには、見えるんですよ」と堂々と言った。
マナブとマサオは頭を下げて、
「家の除霊をお願いします」と言った。
パスコードがまみは答えた。
「わかりました。先だつものがあれば」と答えた。

こうして、
横浜おじ宅の除霊が行われることになるが、
長くなるから、
続きをカキコ。



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