
今から8年前、
当時11歳やったレフティが、
ひとつ上の先輩の、
見事なたて笛演奏を前に、
あくび🥱した。
けど、
レフティ以外の生徒たちは、
大絶賛に拍手(さくらの疑惑大有りらしい)した。
それだけ、
この12歳の演奏者ウエノは、
たて笛の才能があった。
そして、
ウエノとレフティには、
互いに、
二人のみが知るウツ体験があった。
時は更に一年前となる。
当時11歳やったウエノは、
たて笛の上手さを、
学校中に自慢していた。
レフティのダチのジュードが、
ウエノのたて笛演奏に感動して、
レフティに、
「どんな練習して、あんなに上手くなるんなろうね?」と問うと、
レフティは笑って、
「親父のアソコ吹いて練習したんだよ」と言った。
この発言は、
ジュードはおろか、
学校中の大ひんしゅくをかった😢
ウエノは、
「ド下手はなんでもいんねんつけるんだよ。進歩のねぇ奴ら」と嘲った。
この嫌味は、
昨今のアンチに対するゆたぼん父に匹敵するもんやった。
時が過ぎた。
ウエノは、
たて笛演奏会を前に、
練習に次ぐ練習を開始した。
それで、
運動場に出て、
たて笛吹いていた時、
サッカーボール⚽️がマトモに、
ウエノの顔を直撃した!
レフティとジュードが、
サッカーボール⚽️でふざけ合ってた際、
レフティのインステップシュートがジュードを抜いて、
ウエノの顔面直撃となったとのことやった。
ウエノは、
レフティが蹴ったサッカーボール⚽️の衝撃で、
たて笛が喉の奥にめり込み、
取れなくなった😱
それで、
救急車🚑が呼ばれることとなったが、
苦しくても、
たて笛演奏会の為に、
ウエノは腹に力を入れて、
めり込んだたて笛を吹きながら、
搬送されるカタチになった。
搬送された病院では、
油みたいなもので、
たて笛を滑らせて、
医者が取り上げてくれたという。
そんなトラウマ経験を持つウエノやけど、
たて笛は続けることを決意した。
その理由として、
ウエノは、
「僕はやめても構わないんです。けど笛はどうなるんですか?僕は自分の都合で笛を孤独になんか出来ない!!」と、
強く語り、
こうして卒業まで、
校内で、
吹き続けた。