メイデンドールの工房便り

オリジナルドールサイト”メイデンドール”の製作日誌等の雑記です。

MG Figurerise ワイルドタイガー製作記事 その8

2012-07-28 22:46:05 | Weblog
 今日は頭部の仕上げです。
 まず、工程番号の#01-1で、部品番号G1-11を取り付ける前まで組み立てます。そして、サイドの銀色部分は本来はシール仕上げですが、見栄えを考えて、タミヤマーカーのシルバーで塗装して仕上げます。



 同様に部品番号E1-10の額のV字部分のシルバーもマスキングテープを貼ってマーカーによる塗装で仕上げます。



 さて、部品番号G1-12ですが、画像の赤い部分のモールド(スジ彫り)が多少甘いので、後の仕上げを考えて、もう少し深くしておきます。



 使うのはオルファのPカッターという少し特殊なカッターです。



 本来は、プラスチックの板を切るときに、これで溝を掘ってその溝に沿って折るという使い方をするものですが、プラモデルを作るときにはよく溝を掘る道具として利用します。これでもとからあるモールドに沿わせて、2、3回なぞっておきます。比較的使い方の難しい道具ですので、使い方に自信がある方のみ使ってください。

 あと、部品番号G1-12には画像の赤く囲った部分にゲート跡が残ります。



 他の部分では気にならないのですが、さすがに頭部だと目立つので、この部分も塗装して仕上げることにします。部品番号G1-11もちょうど顎の先の部分にゲート跡が残るので同様に塗装して仕上げます。タミヤスプレーのアルミシルバー(TS-17)を吹いて仕上げたらこのようになります。





 なお、画像では分からないと思いますが、シルバー系の塗料は被膜が弱いので、シルバーで塗装した上からクリアーを吹いて被膜を強化してあります。こうしておかないとこの後のスミ入れの拭き取りに耐えられないのです。

 マーキングシール(水転写式デカール)のサ、シ、ス、セ、ソ、タ、カラーシールの3、4で仕上げる部分も、塗装で仕上げます。使うのはタミヤのエナメル塗料のフラットブラック(XF-1)。画像のように割とラフに塗っていってかまいません。







乾いてから、エナメル溶剤を浸ませた綿棒ではみ出た部分を拭き取ると、画像のように仕上がります。





 気をつけていただきたいのは、このフラットブラックで塗るのは、必ずエナメル系塗料で行ってください。これをもしラッカー系で行ったら、拭き取りの際に、前に塗ったシルバーの塗料まで溶けてしまいます。

 さて、ここから先は完全に趣味の世界ですが(もともと趣味の世界ですがw)、頭部を光らせるためにLEDを内蔵します。
 まず、部品番号A-19の目と額のカメラ(?)の部分にクリアイエローを塗ります。



 仕込むのはこの、ごま粒大のLED。こんなに小さくてもけっこうよく光るんですよ。



これをA-19の裏側にエポキシ系接着剤で固定します。



 他の完成したパーツを組み付けて、いよいよA-19を取り付けます。画像では写ってませんが、A-19を取り付けようとしたら、エポキシ系接着剤で盛り上がった部分が干渉して上手く取り付けられなかったので、G1-11を一部ニッパーで切断しています(^^ゞ



 以下のような順番で組み立てることになります。LEDのコードは部品番号A-8の中心にピンバイスという小型のドリルで穴を開けて通しています。



 これで頭部の完成です。電池をつなぐとこのように光りますよ(*^-^)b



続く

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