メイデンドールの工房便り

オリジナルドールサイト”メイデンドール”の製作日誌等の雑記です。

MG Figurerise ワイルドタイガー製作記事 その5

2012-07-14 22:29:41 | Weblog
 それではワイルドタイガーの外装部の製作に入っていきます。外装部でも製作上の注意点はインナーフレームとほぼ同じです。脚部の外装で注意点としては、説明書番号#10-1でC26とH2-8との接合ぐらいでしょうか。かみ合わせが硬めなので写真のようにカッティングマットの上に置いて、上から筆の柄などで強く押してはめ込むのがいいと思います。



 で、組み立てていって完成した脚部の外装がこんな感じになります。写真では都合により、一旦完成したインナーフレームをまた分解していますが、その事情はいずれまた…



 次に、胸部の外装を製作します。パーツ番号E1-11とE1-8の襟の縁取りは、シール仕上げになっていますが、できればここは塗装した方が格好いいので、塗装仕上げにします。塗装でも比較的難易度の低い部分ですので、できればチャレンジしてみてください。
 まず、塗り分けをするためのマスキングを行います。使用するのは写真のようなマスキングテープ。



 最近はおしゃれなものも増えてますが、私らにとってマスキングテープと言えばタミヤのこれですねw
 これをまず一旦カッティングマットに貼付けて、カッターでさらに細いテープ状に切ります。まあ、細いマスキングテープを買っても良いのですが、一旦マットに貼ることによって粘着性を弱める狙いと、テープの一番端を捨てるという意味があります。このマスキングテープはケース入なので、それほどのことはないのですが、マスキングテープの端の部分は外部にさらされているので糊が劣化して汚くなったり、細かいホコリが付いていることが多いので、これをそのまま使うと、仕上がりが汚くなります。そこで大抵は写真のように一番端の部分は切り取って捨てます。



 マスキングをし終わった状態はこんな感じになります。ちょっと製作上の都合により写真では既にデカールを貼ってしまっていますが、デカールを貼る前に行うのが失敗の危険が少ないですね。なお、マスキングテープで塗り分ける境目の部分は、爪楊枝でこするなどして、パーツによく密着させておいてください。隙間が空いているとそこから塗料が漏れてきれいに塗り分けができなくなりますので。





 このマスキングをした上から、シルバーに塗っていくのですが、今回使用したのはタミヤペイントマーカーのクロームシルバー(X-11)。ムラも少なく、成形色とそれほどイメージの違わない色で塗れるので便利です。筆洗いの手間も要りませんしね。



 塗り終わりは、こんな感じになります。所々はみ出していますが、気にしません。そのためのマスキングです。



 塗り終わったらしばらく放置して生乾きになるタイミングを待ちます。季節にもよりますが20分ぐらいでしょうか。マスキングを剥がすタイミングは生乾きぐらいがちょうどいいんです。塗った直後や完全に乾燥してからよりも生乾きの時が一番きれいに仕上がります。で、マスキングを剥がすとこんな感じになります。けっこうきれいに仕上がっていると思うのですが、いかがでしょうか?



 残りのパーツを組み立てて胸部外装の完成です。



(続く)

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