たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

天満宮の啄木歌碑(3)

2011-04-03 | 啄木歌碑
天満宮の社に向かって左手の小道を20メートルほど下ると、中腹に小さな広場(望郷の丘)があり、そこには「啄木望郷の碑」が建っています。自然石に刻まれた文字は啄木の直筆から集字しており、狛犬の歌碑と同じ昭和8年7月に建てられました。

   



望郷の丘の歌碑



病のごと
思郷のこころ湧く日なり
目にあおぞらの煙かなしも

啄木
(一握の砂)



石川啄木が眩しいばかりの青春時代を送った盛岡回顧の一連の短歌「一握の砂」の「煙」の没頭に据えた「病のごと・・・」の歌碑が、盛岡啄木会の手でこのゆかりの深い天満宮の丘に建てられたのは昭和8年7月である。これは盛岡で最初の啄木歌碑である。また風韻ある自然石に刻まれた碑面の文字は啄木の直筆から集字拡大したものである(案内板)。
この歌は雑誌「曠野」(明治43年11月号)に発表され、一握の砂「煙一」に掲載されている。なお、望郷の丘には天満宮の階段の左側にある通路を進んでも行けます。車の方は裏にまわると参拝者用駐車場があります。





望郷の丘から見た岩手山



天満宮の階段から見た本町通り

この通りは、盛岡の中心部を通り、国道4号盛岡バイパスから天満宮の脇を通り、信号直進のまま10㎞先の盛岡の北部にある四十四ダムまで行けます。









昨年9月(平成22年)に撮影した啄木歌碑です。その後、整備され?、現在(平成23年4月)のようになっております。

















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