とある看護師の迷宮組曲

とある救命看護師。迷宮を彷徨い、雑記を綴ります。
管理者:T-okayama、TakoShun

夜勤の眠さを言葉で例えると

2007年03月20日 17時53分20秒 | 医療・職場
たまには仕事の話を。

最近おっさんになったワタシとしては夜勤の休憩2時間では到底足りない。
一時期中途半端に寝るくらいなら休憩室で座りながらウトついてた方がマシ!
とか意味の分からない理論でそれを実践していたが、このところは仮眠室で
足を伸ばして寝るようにしている。
当然ウトウトしている時よりは起き上がるのに努力と根性がいる。
だが、身体が睡眠を欲しているのだ。

特にキツイのは2連続深夜勤務の2回目、いわゆる2深目というやつだ。
前の日そんな感じで休憩取り、朝仕事終わりに帰って昼間3・4時間寝てから夜勤へ。
あ~早く明けないかなぁと儚い希望的観測を抱きながらの仕事となる。
さらに悪いことに夜勤が一番忙しいのは明け方から朝にかけてだ。
採血が始まるとそこはもう戦場の様な光景になる。

言葉でなんか例えられない。
もう死ぬほど眠いのだから。

致命的な医療ミスは大体こういった明け方から朝にかけて起こるらしい。
そりゃ~当然だ。
眠いけれども、集中するところは集中していく。
だから、明けるとクラゲのようにタラタラとロッカーへ向かうのだ。
同期の子とエレベーターを降り、ふと気がつくと人気のない病院。

「あ、今日は日曜なのね」
曜日感覚ゼロ。

・・・合掌。