とある看護師の迷宮組曲

とある救命看護師。迷宮を彷徨い、雑記を綴ります。
管理者:T-okayama、TakoShun

ジョークと都市伝説は永遠なり

2007年03月15日 17時36分42秒 | ふと思ったこと
最近、「となりのトトロ」のサツキとメイは物語中盤で実は亡くなっていて、
あの話自体お父さんが作った挿話である、という都市伝説がワタシの耳に伝播してきた。
調べてみるとこの都市伝説自体はネット上で散見することが出来るが、
ことの顚末を詳細に述べた親切なサイトはあまりなく、これは確かめるしかないと
実際にTSUTAYAで借りてトトロを見てみた。
ま~なんというか、結果的には眉唾物の都市伝説に過ぎなかったワケだが・・・。

医療の世界にも都市伝説は多く存在する。
関節をポキポキ鳴らし続けると後に関節が腫れてきて治らなくなるとか。
金粉を全身に塗って放置すると窒息で死ぬとか。
考えてみると大抵の都市伝説は死ぬとか身体の変化に対するものが多く、
医学に関するものがその多くを占めると考えられる。
人の命や身体に関わることだから容易に確かめることもできず、
それが都市伝説化の遠因になっていることは確かなことだろう。

さて、そしてそういった都市伝説、果てにはただの医学ジョークといわれる
分野には殊更下品なネタも多く、とりわけ思春期真っ最中の中学生が
囁くようなものも多い。
そして多くの成人がその伝説の真偽を謎にしたまま大人になっているのだ。

エッチの最中に膣痙攣であそこが抜けなくなり、合体したまま救急車で
担ぎ込まれるというのはその典型。
この話の真偽はどうなのか、あえてここには書かない。

さて、ワタシも聞いたことのある小粋なジョークをここで紹介しよう。
これは検査科の学生や医学生の間で聞いたことのある人はいるかもしれない。
看護ではあまり関係ないから聞かないかな。



ある日の病理学の実習。


今日は自分の口の中の細胞を顕微鏡で観察する。


自分の口腔内を綿棒でこすり、それをプレパラートに載せて観察する。


ある女子学生が教科書にない細胞を見つけ、教授に聞いた。


「先生、この細胞はなんですか?」


教授は顕微鏡を見ながら答える。


「うん、これは精子だね」


おわり。