とある看護師の迷宮組曲

とある救命看護師。迷宮を彷徨い、雑記を綴ります。
管理者:T-okayama、TakoShun

日本人。。。

2007年02月20日 18時01分42秒 | 社会情勢・風刺
寒天、納豆、牛肉、不二家。。。

日本人というものはなぜこうもひとつの情報に左右されてしまうのか。
打ち切りになった某番組含め、あの手の番組ってみんなどう思っているのだろうか?
あの手の番組は検証と言ってもひとつの側面からしか見ていないことが多い。
例えば極端な話「○○は健康にいい」というテーマだと、
○○を2週間食べて体脂肪が減ったとか体重が減ったとか。
体重を量るときの条件とか、個人差とか、対照とか全く無視ですか???みたいな。
大学の研究室時代、ワタシは遺伝子に関する卒業論文を書いたが、
必ずコントロールという対照を置く必要があった。
また実験の条件を明確にする必要があった。
「対照実験」「実験の条件設定」なんて今時小学生でも分かる内容だ。

しかも結果が出るとすぐさま「○○で痩せることが出来る」と結論付ける。
すごい。すごすぎる。
結論付けるのってそんなに簡単なことではない。
以前韓国の大学教授が実験を捏造してさらし者になっていたが、
物事を結論付けるには第3者による評価が欠かせない。
だから、実験は難しいのだ。

さて、ワタシたち日本人はそんな極めて単純なことも分からずに、
テレビである情報が提示されるとすぐさまそれを信用する。
これは本当に恐ろしい。
よいとされる所には人が押し寄せ、
悪い噂が流れると一気に人気が途絶える。
そこに多角的な見地、単一的な情報に対する信憑性を考慮していない。
悪く言えば、バカ以外の何者でもない。

学校給食でパンが出るようになった理由をご存知だろうか。
戦後米国が自国の小麦を日本に輸入させるために小学校のうちからパンを出し、
その子供が大人になったときにパンの消費が増え、小麦の消費が増えるという
からくりだ。
これを聞いてあなたは日本人として悔しくないか。
ま~いいじゃんおいしければ。なんて言っちゃうのか。
これは合法的なのかもしれないが米国の日本に対する国家的謀略ではないのか。

日本が滅びるとすれば、デマや情報操作だとワタシは常々思っている。

かっちょえぇ

2007年02月19日 20時07分05秒 | 医療・職場
つい昨日のことだ。
ワタシの職場に海上保安庁の隊員の方が研修に来た。
その人のプロフィール、それはもうすごいなんてもんじゃない。

まず研修の目的は救急救命士としての研修であること。
そして海上保安庁での勤務先を聞いたら・・・
なんと特殊救難隊だという。
人命救助のスペシャリストではないか。
日本で36人しかいない超エリートだ。
しかも特殊救難隊の中で救急救命士の資格を持っているのは6人だと言っていた。
日本を代表する救助の専門家と言っても過言ではない。
いやいや、本当にすごい肩書きなんだから。

昨日はBURN(熱傷)センター勤務だったので色々話す機会があった。
彼は女性と一緒に働いたことがないと言っていた。
海上保安庁の救助部隊、女性は体力的に無理なのは仕方がないと。
ま~一日の研修で女性と働いたとは言えないかも知れないが、
看護師という職業、どんな風に見えたのだろうか。
男子校出身のワタシとしては男性だけのほうが気を使わなくていい、絶対に。

他にも貴重な話をたくさん。
興味の尽きない話で仕事をした記憶があまりない

深海魚の不思議

2007年02月09日 17時36分52秒 | ふと思ったこと
水族館が好きでよく行く。
神奈川県にはざっと思い浮かべると・・・
江ノ島、八景島、油壺・・・あとは、小さいところか。

魚にも色々な種類がいる。
中でも深海魚は興味深い。
彼らの住む深海は水圧と暗闇の世界。
光も届かない海の奥深くでどんな生活をしているのか、
想像力をかきたてられるのだ。

調べてみると深海魚の口が大きいのは餌に遭遇する機会が少ないからだそうだ。
なるほど言われてみればアンコウやソエなど口がばかでっかい。
光の届かない深海では生存する生物種も極めて少ないのだ。
また、同種の仲間にも会える機会が少ないのでオスがメスに寄生したり、
雌雄同体になってしまうものもいるのだという。
ミジンコみたいだ。
またクラゲや深海魚が発光するのはその数少ない餌をおびき寄せるためだという。

深海魚が浅瀬にうち上げられると天変地異が起こるというのも
まんざら嘘でもないらしい。
光がないため音や触覚が発達した深海魚は海底に異変が起きると
真っ先にそれを察知するためだと言われている。
東海大地震なんて言われているが深海魚がそれを教えてくれるのかもしれない。

だいたい起きる前から「東海大地震」なんて名前つけてる時点で
なんだかのんびりしてると思わないか。
ワタシだけか?

生物とは本当に摩訶不思議だ。
親の親の親の親の親の親の・・・・と繰り返すとワタシは何に行き当たるのだろうか。

そこにいるのは神か、幻か。

ETC

2007年02月08日 10時28分22秒 | くるま
東名を走っているとトラックの車列に嫌気が差す。
日本の流通、日本の大動脈と思えばそれまでだが、
ワタシも割り込みや暴走であったまに来る時がある。

もっともあぶねぇなぁと思うのは料金所で料金を払った後。
出てきた車が四方八方肘鉄砲だ。まさに無車線無法地帯。
さらに一般車とETC車の速度の違いもあり左右だけでなく、
右後ろ左後ろ、隣のレーンとその隣のレーンまで目視しないと
危なくて自分の進む道を進めない。
ETCの人たちは高速気分のまま出てくるから。。。

んで、そのETCの話。
去年友人が遠距離を走るからとETCをつけていたが、
実際ETCをつけるとかなり安いことに気がついた。
ワタシがよく利用する区間は東名の短い区間だったり、
首都高だったりするのだが、夜間帯は650円が350円だったり、
600円が450円だったりする。
おいおいほぼ半額じゃないか!
なんでそんなにプライスダウン? 欧米か!とかいう勢いで、
一般料金払うのがばかばかしく思えてきた。
というわけでETCカード申し込み中。

ちなみに写真は去年無性に車が運転したくなり、
東名を下っていたときのもの。

冬の風物詩

2007年02月01日 16時23分48秒 | おいしい
読み返してみると1年前のこのブログ。
そこで紹介したほうとうのお店につい一週間ほど前に行った。
今回はちゃんと写真を撮ってきた。

ここは冬になると玄関にでっかいストーブ(小学校にあるやつ)、
席にはこたつが準備されている。
ほうとうを頼むとガスコンロが用意され、
でっかい鍋に人数分のほうとうが運ばれる。
そこでお決まりの一言。
「3・4分ほど煮てから召し上がりください」
やっぱり、うまい。


今年は暖冬なので去年のように山中湖が氷で覆われていたり、
道路が凍結して危ないなんてことはなかった。
それでも橋の上は地熱の作用がないから凍りやすく、
通る時ちとコワい。
以前青梅街道の山の中、長野の密林の中で車ごと
シャ~といったことのあるワタシとしてはその辺の判断は得意。
そういう経験は身になってナンボだ。
何度も同じ目にあうようでは・・・ね。

ところで今年の冬は本当に暖かい。
なんでこんなに暖かいのだ。
冬は寒くなくてはならない。
寒くない冬など、冬ではない。

冬好きのワタシとしてはなんとも寂しい冬だ。
もう少し、寒くなってくれないだろうか。。。