くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

翔ばぬ如く

2008年03月25日 | くない観
1月から、CSの時代劇専門チャンネルで放送していた大河ドラマ「翔ぶが如く」は、19日が最終回でした。
つい最近,昨年中にも放送されていたので、余程人気があったのか,再登場に驚きつつ、前回見られなかった第二部後半を、懐かしく,また、楽しく見ました。
そう,何せリアルタイムでは中学生で、その時はただただ,何の先入観も無く、歴史好き,時代劇好きの少年として見ていたので、ちょい難しくはありました...けど、(それなりに)面白め,毎週楽しみにしていました。
特に、薩摩弁は新鮮でした。

・・・それから18年・・・

歴史好きが高じて社会だけ成績が伸び、大学も史学に,しかも江戸時代の、特に幕府(為政者側)と朝廷を研究対象の中心に据えたので、幕末にもそれなりに知識が増え、いつしか尊皇佐幕側を・・・贔屓とするようになっていました。
何せ,平和裏に幕府を閉じて政治改変を目論んでいた徳川勢いに対し、薩長を中心とした反幕勢は詭計を弄し、朝廷を担いで武力による政治改変を行使したばかりか、日本的華夷思想から無謀な攘夷を繰り返して・・・結果,この国に塗炭の苦しみを与えたので、余計に・・・なのです。

・・・っと、ちょい、横道に逸れてしまいましたが・・・

最初の放送から今に至るまで、いろいろな知見が増えたので、様々な角度から,歴史的事象は勿論、それがどう脚本や構成に反映されているかや配役とその人の演技(力)等などで、このドラマの“完成度”を見ますが、やっぱりこの大河ドラマは面白く、とても骨太で見応え十分な俊逸な作品だった!と、感じました。
(確かに,視聴率も反響も高く、友達も「全話録画している」って、誇らしげに熱く語ってました!から。)

如何に佐幕な私でも(笑)、西郷さぁ(西田敏行)と大久保さぁ(鹿賀丈史)を始め,多くの志士達の熱き活躍(演技)には、とても魅せられるモノがあります。
それこそ,この国の行く末を真剣に思い、考えていることが伝わってきました。

それに比べて...

いまの政治家は何をしているのかっ!
ホンットに腹立たしい!!
「国民の為」だの「国益」だの、言えばみんなが許してくれると思っているのか,バカの一つ覚え見たく連呼する国会議員どもには、反吐が出るほどうんざりする。

国会(議会)は、議論をして何ぼのところ。
それが、何もせずにただ関係者だけ,たとえ地均しとは言え、何事か。
国民(有権者)を無視し、愚弄するのは大概にしろっ!!と、声を大にして言いたいし、それで給与(歳費)が支払われるのには、心底納得がいかない。
やれガソリン税だ思いやり予算だ言う前に、隗より,早急に自身達の改革に取り組むべきですね。

西郷さぁを起たせたニセ(二才)たちが今,この状況に直面していたら、間違いなく蜂起するでしょう。
それに対して私は、可能な限り私は指示し、支援しますよ,きっと。

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