くない鑑

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根源的破滅招来体

2007年04月06日 | くない観
IPCC報告書に国際社会,やっと一致
昨冬は、“平成18年豪雪”と命名されるほどの降雪を記録した日本列島も、今冬はさっぱり。
東京では、観測史上初めて雪が降りませんでした。けど、“春”に入ってから漸く,積雪には至らなかったですが、降った程度。

そうしたところから、ここ最近,特に耳目の向くところとなった「気候の変化」。

今まで...。
例えば、突発的にその季節とそぐわない“天気”や“気温”に成った時,それは単なる「気まぐれ」的な天気だと思っていました。
けど、様々な気象データや現に起きている気象現象,例えばオーストラリアの大旱魃などを耳目に接するにつけ、「これって、本当にヤバいんじゃないの?!」と感じてきました。
冒頭にリンクしている記事は、2月から作業部会毎五月雨式に実施されている科学者連の会議に関するものなのですが、そこでは、あと1度上昇するだけで衛生状態,水資源問題に影響が出、更にもう1度上昇すれば、生物種が30%程度絶滅し、風水害の被害が高まる...と、言われています。
たった1℃,されど1℃、侮れない危機がもう、直ぐそこに迫ってきているようです。

このネタの題名は、私の好きなウルトラシリーズ中,“平成の3部作”のトリを飾った「ウルトラマンガイア」で設定された劇中通しての“敵”の総称で、宇宙より地球に対して破滅をもたらす存在・・・として、描かれています。

しかし実は、「人類」こそが“破滅をもたらす存在である”・・・という側面も織り交ぜています。
見初めの頃,それは(ただ単に)「ガイア」を面白くする為の要素だと思っていました。
(放映時期が、人類終末思想が実しやかに囁かれていた頃なので...)
けど最近,地球環境にの変化に関する種々の情報を耳にするに付け、また、IPCCの報告提言(というよりは警告)と、それに対して、目先の利益に拘ってイチャモンをつけるアメリカや中国,ロシアの愚鈍ぶりを聞き、やはり、人類こそがこの地球に“破滅をもたらす存在”なのかも・・・とも、思えてきました(苦笑)...。

私の家が在るのは、東京から東へ40キロ強,千葉県北西部で、以前は直ぐ近くに雑木林や森がある、緑豊かな街でした。けど...
ここ最近、急速に宅地開発が進行し、それらが次々と消失していっています。
その変化を日々見るだけでも、寂しさと地球環境に対する一抹の不安が過ぎってきます。

田んぼの向こう側は昔,林だったんで、御社のある鎮守の杜でもあったんですが...

IPCCからの提言を基にした施策が実行されても、その効果が現れてくるのは15年も先のこととか。。。
それでも勿論,今できることはやっておいた方が良いに決まっているけど、一朝一夕に事態が改善しないむなしさもまた、裏面に感じられます。。。

次はこの夏,どんなことが起こるのか...。

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