くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

あれから2年以内...

2008年07月14日 | くない観
随分と前のような錯覚に陥ってしまいますが、それは、当事者意識の欠如から来るのか...
宮城・岩手内陸地震の衝撃から、今日でまだ、1ヶ月しか経っていないことに気が付きました。

発生当初こそ、メディアを通じて知る惨状に息を呑み、中国四川の記憶覚めやらぬ中で起きた震災と、その後関東でも何度か起きた地震に不気味さを感じていましたが、日を追う毎に少なくなる情報量に比例して、関心の度合いも低くなっていった気がします。

ただ、実は今から2年前の秋9月の末、一関市東山地区(旧東磐井郡東山町)で行われた「唐梅館絵巻」という時代祭に参陣した折に訪れた場所がどうなっているのかが、とても気掛かりでした。


それこそ、栗駒山の大規模な崩落などや、ダム湖で水没した湯ノ倉温泉などの惨状を見ては、周辺地区への余波や影響などが心配になり、しかも、震災直後の報道などでは「ゲンビケイが被災」と聞いて驚きましたが、これは私たちが訪れた東山地区の“ゲイビケイ=猊鼻渓”とは一関市街地を挟んで反対側(西部)に位置する“厳美渓”のことと知り、少し安心しました。

祭の舞台であった東山地区。

ここには、猊鼻渓という景勝地の舟下りを堪能して存分に癒され...

この他にも、往復の道中に平泉中尊寺金色堂)へ詣で,

宮城仙台では牛タンに舌鼓を打ち、青葉城址へ登城。

青葉城址から仙台市街地を望む
また、更に足を伸ばして日本三景の一つ,松島なども訪れましたが、先の地震で被害を受けず、例えあったとしても軽微だとかで、全く問題なく観光できるようです。
しかし、それでも風評は広がっているようで、激震地から遠く離れた宮城の松島でも、観光客が減少しているそうです。

風光明媚で眺望は最高!でした。
また、たまたま入った松島のお店で食した「どんぶり」も美味かった!です。

これには、マスコミのつまみ食い的な報道手法に問題があるよ思いますが...
きっと、震災=宮城県と一括りにして敬遠されているのでしょうが、宮城も岩手も広いです。
それは、先に挙げた一関市の様に、同じ市町村内に於いても被害状況に違いがあるようです。

そこで、私たちが出来る復興支援とは何かを考えると...
確かに、現地に入ってボランティア義援金(募金)をするのは有用ですが、もっと実益を伴う手段として、比較的被害の少なかった地まで“観光”で訪れるのも一つの手ではないのかな?!と。
もっとも、被災地へ物見遊山へ行くなどは論外ですが、一人でも多くの人が観光で赴けば、仕事(雇用)が生まれて収入が得られ、それが自治体の税収にも転化されて復興支援に還元される。
しかも、仕事をすることによって生甲斐(モチベーション)も生まれ、それが街の活気へと繋がると、思います。

そして私も、出来れば復興支援の一助として、かの地を訪れたい・・・のは山々なのですが、如何せん,元手が!!
ここまで振っておきながらなんですが(--ゞ

ただきっと,10月には宮城県の白石市では「鬼小十郎まつり」。
激震地に近い大崎市の岩出山地区では「政宗公まつり」といった時代祭が行われ、友人知人の中には、既に参陣を表明している方も居られます。
その方々には是非、地元を大いに盛り上げて、

1人でも多くの観光客を呼び込んでいただければ・・・と思います。


そして私は、上越への参陣中越地震の復興の一助と為して、更に余力が、あれば是非、行って見たいです。
どうかそれでご勘弁を(^^ゞ


そして、僅かでも東北への関心と観光を呼び込む一助として,「唐梅館絵巻」の参陣記を載せたいと・・・思います。

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