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くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

渋谷の九州ラーメン【はしばやん】

2007年03月10日 | ラーメン万歳!
いまから一月前,池袋で一緒に大暴走した(?!)まつ殿から...
「渋谷で“政宗ラーメン”なるものを発見!」との報を受け、その調査をオフ形式で,まつ殿とそのお友達・鵺様と一緒に行って来ました。

その集合は19時にハチ公前だったのですが...
時季はいま卒業儀式真盛り!
しかも(土)夜のシブヤとあっては、混雑は覚悟の上,だったのですが、時間にそこへ行っても容易に見付からず(--ゞ
途中,まつ殿のケータイへ掛けてみるも繋がらず、途方に暮れながら“人口密集部”を抜けた,そこで漸く(唐突に)出会えました。
(さっきかけたケータイは、どうやら違う人だった・・・ようでした。)
ちなみにここへもう1人,武茶殿も合流する予定だったのですが、前の予定が終わっていなかったので、追っ付け来ることとなったので、先んじて3人で“政宗ラーメン”を食らいに行ってきました。

場所は[ ブック・ファースト 渋谷店 ]の裏側。
一通の路地に“元来長崎”なる赤提灯が吊るされているので、とても判り易かったです。


店は(縦長に)奥行きがある,席はカウンターのみで12ほど。
内は、昔ながらの懐かしいおもちゃなどが壁に掛かっていて、何処と無くノスタルジックな雰囲気を醸し出していました。

そこで、私たちが通されたのは一番奥の席。
その目の前(卓)にあったメニュー表にはしっかりと、胡麻醤油仕立ての“政宗ラーメン”ともう一つ,塩とんこつ仕立ての“羽柴ラーメン”なるものもありました。
けど、私はとんこつ仕立てが苦手なので、予定通り(皆さんと同じく)政宗ラーメンを注文しました。
「政宗3つ」「羽柴てんこ盛り」(900円)などが店内を飛び交う,一種不思議な体験をしつつ(笑)待つこと10分ほど。
待ってました!注文のお品がやって着ました。
もやしがてんこ盛りこれの、まずは一口目,スープから...

見た目白濁としていたので、こってり濃口を想像していたのですが、案に相違して,あっさりしていて美味い・・・!です。
このベースは、九州ラーメンの看板通りにとんこつを使用。
ゆえに、生臭くて胃がもたれるほどに脂分たっぷりな濃い味のしつこさがある・・・かと思ったのですが、それは単なる思い過ごし。
実のところ、とんこつベースに貝柱などをベースにしたスープを混ぜているのだとかで、あっさり感はこのお蔭だったのです。
これに1アクセントに胡麻が美味く作用し、口当たりのよいまったり味を演出していました。
これらのお蔭で、表面に視認した脂分を忘れてスイスイとスープを飲み干してしまいました。
しかも、その後に胃もたれ感はありませんでした。ただやはりとんこつ,時が経って冷えたスープの表面には、薄っすらと脂膜が張っていました。

これに続いて二口目,麺は...
黄味がかった中太の縮れ麺。

茹で加減はまぁ,ちょうどよかったのですが、これ自体にはあまり味を感じなかったのです。
ただその分,中太の縮れ麺にスープが良く絡んで、一挙両得に味わえました。
また、カウンターにはとんこつラーメンならでは・・・か、“替え玉”の注文ボタンがありました。

これを押すと、チャルメラの音が流れます,ちょい、楽しかったですよ。

続いての三口目,チャーシューは、スープとの相性を考えてかあっさり仕立て。
仕上げは硬くて厚目でしたが、がちがちの硬さではなく、一度食すと口の中で蕩ける感じで美味かった!です。
またこの他にも、てんこ盛りだったもやしも、シャキシャキしていて美味かったです。
ちなみにこの途中,何と無くもう1アクセント欲しい!と思ったので、お店オススメの唐辛子を加えてみました。

三種の辛子をブレンドして仕上げてあるというこれは、刺激の少ないマイルドな辛さで、実に美味かった!です。

ただ一点気になったのがラーメンの温度。
てんこ盛りのもやしが少し冷たかったのか、正直,ちょい温く感じました。が、この他は難なく、スープのほぼ飲み干してきれいに頂きました。

ちなみに、“政宗”と“羽柴”とい名前の由来は、ただ単に社長が両武将好き・・・なだけだそうで、それ以上の深い意味は無いようです。
なお、この質問にお答え下さった方は注文のお品を作って下さった方でもあるのですが、出身は仙台だそうです。(以上(^^ゞ)


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鹿児島(池袋東武)のアイアイラーメン

2007年03月01日 | ラーメン万歳!
池袋東武の10階大催事場では、私の誕生日である2月22日から3月6日まで,2部構成で「大鹿児島展」が開催されています。
“鹿児島”というと、(黒)豚や焼酎に丸竹産業!というイメージが強くて、ラーメンなんぞは出展しては無いだろう・・・・・・と思ってノーマークでした。が、ありました。
しかも、メニューには私の好物な塩ラーメンもあったので、仕事の合間(昼休み)に行ってきました。

毎度お馴染の北海道展や福岡物産展などは、ネームバリューも有ってか大賑わい!で、イートイン(ラーメン)も長蛇の列なので、昼前,急いで向かったのですが...
案に相違して、比較的空いていました。
しかも、店先には待ち客が5人程しかおらず、一瞬「やってないのかな?!」と思う程にのんびりと、予想外の展開でした。
しかし、中に入るのには随分と時間が掛かり、限られた時間内で来ているので少々ヤキモキしました。

この日私が選んだのは、上記の通り,「おごじょの潮」なる塩ラーメン。

いつもの忙しなさが無い、程好い人出で店員さんもなんだかゆっくり気味の中、待つこと10分・・・?!
ちょい時間掛かりすぎな感は否めませんが...やってきたそれは、野菜がふんだんに盛られて下が見えないほどにボリュームの有るラーメンでした。

鹿児島弁で“女性”という意味の“おごじょ”の潮,その一口目はスープから...

野菜を掻き分け掻き分けて漸く辿り着いたそれは、表面に幾許かの油層がある、一見しても濃厚な感じ。
そのベースは地鶏だそうで、確かに,塩にしては濃口で旨味あるスープで、何時までも反芻できるものでした。が、如何せん!温かったです。
私は熱々のを期待していたのに......残念!

これに続いて,二口目は麺なのですが・・・これも少々難ありでした。

中太に多少縮れのそれは、茹で加減が短い所為か,ちょっともさっとしていて、パサツキが感じられました。

気を取り直して三杯目は、付け合わせを頂きました。が!これらが実に美味い!んです。
チャーシューは、例えて言うならベーコンのようなのですが、とっても醤油味が効いていて食欲が増進されました。
これに続いて食したのが煮卵ですが、半熟具合も味も,よ~く味が滲み込んでいて実に美味かったです。
この他にも、ふんだんてんこもりのもやしなども良かった!です。

意外だった?!鹿児島の塩ラーメンは、温かったり茹で加減が中途半端(かな?!)だったりしましたが、概ね美味かったです。
なお、このラーメン屋は28日の第一部終了を持って鹿児島へ帰るそうです。


ちなみに...
丸竹の専務そうでしたが面白かったです。
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池袋東武(小樽)の【初代】

2007年01月19日 | ラーメン万歳!
池袋東武10階の大催事場で、今年最初の催事となったのが、屈指の集客力を誇る「大北海道展」。
遠く北海道から遣って来た地の名物・名産と一緒に、美味くて有名なラーメン店も出張ってきます。
今回,2週間に渡って行われるこの催事を、1週ずつで2店,入替って味わうことが出来るのです。
その1週目は、以前に船橋東武に遣ってきて味わった函館の名店【あじさい】。
2週目が、今回初めて食べた小樽の【初代】でした。

1週目,11日から6日間出展していた【あじさい】は、とても美味しい記憶があったので、是非是非に食べたかった!のですが、まず、昼に行った時には長蛇の列。。。
そこで、今度はこの最終日,夜に行ってみたら“スープ切れで閉店”という、悲しい結果に...。
この無念を、続いて遣って来た【初代】で晴らすべく、仕事を終えた後,長蛇の列もなんのその!と、行って食べてきました。

ここに着いたのは18時半前。
その時には、30人ほどの人が列を為していて、私が並んだ後からも、人が引っ切り無しに並び、それが絶える事はありませんでした。
そんなこんなで、受付を済ませて席に通されるまで、凡そ30分ほど経っていました。
この日,ここで注文したのは、ポスターにも載っていた,この店の売り(らしい)“味噌ラーメン”(787円)にしました。
席に着いてから、(毎度)手際よく動く店員に感心しながら待つこと5分ほど,注文のお品がやって参りました。

生憎、ケータイのえねるぎーが尽きてしまって、尚且つデジカメも持ち合わせていなかったので、画像を残すことが出来なかったのが残念無念極まりないのですが...
見た目,白みがかった味噌色に、葱やのり,メンマにチャーシューが乗る、ごくごく一般的な仕上がりで、量も程好い感じ。
その、まず1口目はスープから...
油層5mmが表面を覆っていたので、しつこいこってり感があるのかと思ったのですが然にあらず,まろやかで柔らかい、実に美味~い味噌スープです。
これに、油分が良く作用していて、口の中ではいつまでも、美味~いスープを持続的に反芻することが出来ました。

続いて2口目は麺。
中太の若干縮れは、味噌ラーメンにて良く見られるもの。
それは、スープとの絡みを良くするためと聞いていたのですが、なるほど,食してみると、その格言めいた組み合わせが真実だな,と思わせるほどにマッチしていました。
しかも、玉子色のきれいなその麺は、茹で加減が丁度良く、仄かな旨味があって、十分に楽しめました。

そして、これに続いて3口目に頂いたのがチャーシューです。
見た目は堅仕上げの風に(私は)見えたのですが、いざこれを食べてみると、実に柔らかくて旨味たっぷりなものでした。。。

何時もの通り、スープまで余さず頂きましたが、トータルでも、実に美味かったですし評判もよかったです。
自分が小樽へ出向くことは、早々無い!でしょうが、関東の何処かへ来る時は、是非是非に,取るものも取り敢えず出向いて食したい!と思います。
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くないの【チキンラーメン】

2007年01月06日 | ラーメン万歳!
この2日前の4日は、栃木の伯母宅へ,毎年正月の恒例となっている佐野厄除け大師参詣も兼ねて日帰りで行ってきたのですが...
その晩から、俄かに不調を感じたので早々に床へ着いたのですが、その甲斐なく,翌朝起きた時には体全体が倦怠感に覆われていました。
しかも、関節に鈍い痛みも感じていたので、いよいよ風邪であることを確信しつつ体温を測ってみると...
平熱よりも1℃高かったので、大事を取って、終日休んでいました。

晩には、高校以来の友達が久しぶりに北海道から「帰って来た」との連絡を受けたので、一杯やる約束をしていたのですが、無念にもそれも断念...
平日に折角に休んでいるので、いろいろと計画していたのですが、それも断念し,終日、先日職場の方から勧められてお借りした「ウルトラマンガイア」のDVDを見ながら一日中寝込んでいました。

そして、明けて6日。
終日休んでいた効果か、幾分の倦怠感や頭痛などはありましたが、随分と恢復していました。
そのお蔭か、起きて早々に,前日には無かった空腹感に刺激されました。
はてさて、何にしようかなぁ...
弱っていた体に栄養もつけたいとも考えていた時に見つけたのが、朝刊一面に載っていた安藤百福氏の訃報記事。
そう!かの“チキンラーメン”を生み出した御仁なれば、その敬意も含めて,これを朝食にしました。
家には好都合にも、栃木から美味い卵を持って来たので、袋からどんぶりに移したチキンラーメンの上にこれを乗せ、そこへ熱湯を注いで蓋をして、待つこと3分...
あっつ~くした湯を注いだので、その先から白くなっていった卵が、蓋を開けたらもう,さながら温泉卵状態の、よい加減になっていました。
そこへ、刻み葱と七味唐辛子を加えて頂いたのですが...
私的ながら、実にシンプルでショ・ミーン的なのですが、とって~も美味かったです。
これは何時ものことですが、(当然)スープまできれ~に平らげました。
お蔭で、なんだか栄養もついて体調が恢復した!気がしました。


安藤百福日清食品創業者会長へ、篤く御礼申し上げます。
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成田の【和匠らうめん成田家】

2006年11月14日 | ラーメン万歳!
話は11月4日のこと。
昼は歴博で充実の展示を観、夜は成田の名湯【大和の湯】にて、名月の仄明るい光を浴びながら、日々の疲れを癒してきました。
そして最後に。
実は、この日成田へ来た“最大の目的”を果たすべく、(再び)成田市街地へと向いました。

“目当”の場所は、京成成田駅近く,正確には富里市日吉台という新興住宅地の一角にある【麺屋青山】というラーメン屋。
湯屋を閉館間際の22時前に出て、走り易いバイパスを通って(この辺りに)着いたのは22時半前でした。
ただ...
事前に地図で場所を確認し、ナビにも情報を入れて案内させたのですがそれらしき店は見付からず、2,3度往復し、目を皿の様にして探してみたのですがやはり見付からず、半ば諦めていた時,やっと発見!したのですが、もう、店仕舞していました。。。
後で調べてみたところ、夜の営業は22時までだとか。
どのみち、間に合わなかった・・・ということのようです。

残念無念で途方に暮れつつ、(友達と相談して)次に向かったのは、ここから車で15分ほどか,東関道富里ICからは5~10分ほどのところにある、【和匠らうめん成田屋】というラーメン屋でした。

(実は)ここ、(一緒に来ている)友達が住み、営んでいる理容店が在る成田空港西側地区へ向かう道すがらに在って、前々から気にはなっていた店だったので、この機会に,百聞は一見に如かず!と、行ってみたのです。

成田空港へと通じる県道106号線(八日市場佐倉線)沿いにあるこの店に着いたのは、22時半過ぎ。
店先には、5,6台が止められる駐車場があり、この時は1台のバンが止まっていました。
そこに車を止めて店内へ,席は、カウンターとテーブル、座敷まであり、20人強は入れる数。
私(達)は座敷に腰を落ち着けてメニューを一覧,塩ラーメンを選択しました。
(友達は醤油ラーメンを選択)

その後、暫し歓談しながら・・・待つこと数分,注文のお品がやってきました。
沖縄の塩など、天然素材にこだわっているというそれは、白濁のスープ。
まず、ここには無粋な梅干を除去して、スープを一口...あっ、美味いです。
白濁から受けるイメージ通り,濃いのですが主張し過ぎず、まろやかな口当たり,しかも、岩海苔が付け合わせとしてあるので、そこからの旨味と風味が、よりよく美味さを高めたかと。

そして、続いて麺を...?!こっ,これはちょっといけません。。。
何がいけないかというと、なんだか、伸びてしまった味と食感がするのです。
多分、それは茹で過ぎが原因だと思うのですが、食感とかがモサっとしていて、味の締りも感じられないのです。
何より、大盛を頼んだわけでも、キャンペーン期間中とかでも無いのに、麺がどんぶりからあふれんばかりあり、しかも、それが水を含んだかのような感じだったのです。
折角スープがいいのに、これでは......。

この他,付け合せについて...
まずねぎから,シャキシャキ感バツグンで、時折,辛味も味わえてなお良かったです。
ただ、この他の私的趣向を絡めて付け合せは何と無く不思議で、梅干は言うに及ばず、本来のチャーシューに変って、揚げてある妙なものがついていました。
多分これ、それを揚げているものだとおもうのですが、脂が浮きまくっていたので、ちょい興ざめしてしまいました。

どうも、折角の旨味あるラーメンのスープを、みんなして足を引っ張っているよういにしか感じません。。。

ちなみに、友達は醤油ラーメンを注文したのですが、見た目,結構な濃さがありそうなのです、私が苦手とすることが多かったのですが、案の定(か),その通りだったようです。
私にそれは食べられないので、「塩ラーメン」にてして正解だったのかも。。。
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新宿小田急(函館)の【六花】

2006年09月17日 | ラーメン万歳!
広大な北海道には、魅力的な店が綺羅星の如くあるようで、池袋西武では「北海道うまいもの会」が、そして、新宿の小田急百貨店でも北海道の“名店”を一同に集めた「北海道物産展」が開催されていました。
それを知ったのは、先日,健診に行った折。
そのポスターの中で、(やはり)目に止まったのが、【六花】という函館のラーメン屋。
載っていたラーメンの、透き通ったスープに惹かれて行ってきました。

時は土曜日の昼前。
めがねを買った池袋から、哲坊殿と「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」へ観る為に品川へ行く途中、立ち寄ってきました。

会場の新宿小田急本館11階は、池袋西武と同じく、選りすぐった名店が、所狭しと軒を連ねていました。
所によっては、進むも退くも難しいほどに、黒山の人だかりが出来ているところもありましたが、目当の店での待ち客は数人。
レジで「結構待ちますが、よろしいですか?」との忠告を受けましたが、店外で並んでいたのは5人ほど。
なんですが、食券を買ってから(テーブル)席に通されるまで、10分くらい待ったのは以外でした。

メイド服のオバサン(給仕係)に案内されて着いたのは、壁に向って設けられたテーブル席。
他にも、4人掛けのテーブル席が6卓ほどあり、合わせると30人強が一同に食せるほどの広さで席数があるのですが、着席の頃にはもう満席で、外にも待つ人の列が出来ていました。

この日注文したのは、オーソドックスに630円の塩ラーメン。
他にも、一日限定50食の「かにラーメン」や同じく海鮮丼が付いたセットもあり、心(一瞬)惹かれたのですが、1,000円近くもする高値だったので、塩ラーメンにしました。
しかし、これがこの後,まさかの結果になるとは、この時には思いもよらず...

注文のお品は、待つこと5~10分程でやってきました。

黒いお盆に乗ってきたそれを、証拠と紹介の為にデジカメに収め、まずは一口目,スープは...
何の変哲も無く、普通です。
ダシのベースは動物系のようで、幾分,油分と重みのあるスープです、若干,喉に突き刺さる感じの塩っ気がありました。

そして続いて二口目,麺に啜ってみると...
これもまた、普通です。
黄味がかってはいますが、味は至ってあっさり,潅水率が多目の感じ。
その茹で加減は、先日,池袋西武の札幌【けやき】で食した(味噌)ラーメンよりは、ちょい柔ら過ぎの感がありました。

そして、続けて三口目,付け合せのチャーシューへと行こう・・・かと思ったら、私の右隣に座っていた,年の頃は70くらいのおばあさんが唐突に...
「このかに、凍っているのよね」
...って、なんだか苦笑というか、悲しげに、私へ話しかけてきました。
それは、多分、私が食す前に写真とか撮っていたので、「通な人」かと思われたのかも知れませんが、それにしても...
その、あまりに唐突で、まさかのありえないハナシだったので、その時は愚痴を聞く程度に収めていたのですが、気になりだしたらどうにもこうにも止まらない!
遂には、私の味覚と士気にまで影響しだし、その全てに疑心を抱きつつ、食していきました。
よって...
このチャーシューも、まさか凍っているのでは?!と考えながら、食してみたのですが、それはまぁ、当然というか、杞憂に過ぎました。
柔らか仕上げのそれは、スープの熱さに反応してか、よりジューシーで美味しかったです,普通に。
ただ...
注文のお品を、全て平らげて休んでいる時、ちらと視界に入ったおばあさんの箸は、遅々として進んで居らず、私より先にやってきたのに、半分以上も残っていました。
その、余りにも哀れな状況に、
「蟹が凍ってらしたら、ラーメンも温いのでは?」
...と訊ねてみると...
「ええ、そうなんですよ。。。」
...と、悲しげな答えが返って来ました。
一日限定50食で、1,000円近くもするラーメンにしてこのテイタラクと、おばあさんの悲しげな表情には、ただただ同情の念しか出てこず、席を去る際に、
「お店の人に言った方がいいですよ。」
...とアドバイスをし、辞去してその場を後にしました。

おばあさんも、「ええ、そうします」とは仰ってましたが、代わりに私が言えば良かったのかなぁ...と、少しの後悔を抱きつつ、新宿の街を少し回ってから、次の予定,「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」を観るべく、品川へと移動しました。

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池袋西武(札幌)の【けやき】

2006年09月14日 | ラーメン万歳!
13日から1週間,池袋西武の7階にある大催事場にて行われている「北海道うまいもの会」。

この情報を聞きつけたその日の内に、パンフを得て下調べをして・・・目に止まったのが、今回のこのお店。
種々情報によると、札幌や北海道は言うに及ばず、全国的にも有名らしい味噌ラーメンの店。
今回、初めてここに登場とあっては、「食わずばなるまいて!」とこの日の昼,職場の方2人と一緒に行ってきました。

待ち時間が長くならないように・・・と、職場より気持ち急いで向かったので、出店には11時45分頃到着しました。
そのお蔭で、「待ち客無し!?」かと思いきや、向かいの海鮮丼屋の行列と一緒になって通路が塞がり、通行の妨げにならないように・・・と、ただ、いつもと並ぶ位置を変えていただけで、そこにははや、20人ほどの人が列を為していました。

これでは、入店まで15分くらいは掛かるだろう・・・という予測の下、交代で場内を周覧することとなり、まず、この私が先陣切って行ってきました。
“大”が付くと言えども、そこは広大な北海道。
綺羅星の如くあるうめい店から、選りすぐって選りすぐったであろう店々が、所狭しと軒を連ねていて、もう、迷うことこの上なし,見るもの全てが美味そうで、なんとも幸福な時間をまず味わってました。

その間,ラーメンへは着実に近づいていて、並び始めてから15分ほど,予定通り入店できました。
ここで食せるのは全部で6種類ほど。
その中で私が選んだのは、この店の“基本”たる、900円の味噌ラーメンです。

入店に際してお代を払い、案内された席で待つこと5分ほどか。
漸く、待ってました!そのお品がやってきました。
い~い香りがする中、まずは一口目スープから頂くと...
う,美味いですこれ。
表面には油層5mmと水玉のような油が浮いていて、一見すると濃そうな感じがしますが・・・、それは単なる“感じ”。
確かに、動物系の濃厚な味がしますが、それは良い意味で。
後の長引かない、実にこざっぱりとしていて、スイスイと飲みたくなる、い~いお味。
その調子で、続いて二口目は麺に。
中太の縮れたそれは、濃く鮮やかな黄色(玉子色)。
これに、濃厚なスープ(油)が良く絡んでまた、実に美味い美味い!
しかも、茹で加減がまたサイコーで、軽く芯のある程好い弾力(噛み応え)がなんともいえなかったです。

なお、ここのラーメンの付け合せはチャーシューなどではなく野菜炒めとねぎだったのですが、それもまた、これと相性良く美味かったです。

私と、ご一緒したお二方の評価も上々で、満足のうちに昼休みの時間が無くなってきたので、気持ちだけ足早に、職場へと戻りました。


ただ...
美味かったこのラーメンにも少々難点が。
それは値段。
確かに美味かったのですが、如何せん,ちょい物足りなさが。
あの量ならば、(勝手ながら)「700円が妥当」との意見で一致しました。

正直なところ、ラーメンは手頃な値段なものであってほしいので(^^ゞ

※おわび※
今回、この為にデジカメを持っていったのですが、バッテリー完全切れで、うんともすんとも言いませんでした(TT)
私的にも、極めて無念でした...。

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絶食へのご褒美(新宿の【麺屋武蔵】)

2006年09月08日 | ラーメン万歳!
この日は、午後から年に1回の健康診断を受けに、西新宿にある指定の専門診療所へ行ってきました。
しかし...
健診開始(予約)は15時半から。
その為に、4時間前からの絶食が義務付けられていました。
ゆえに、朝はいつも以上にしっかりと食らっていったのですが、こういう時に限って、空腹感はいつも以上なのです。
そんな中、健診の2時間前,13時半に職場を出て、一路新宿へ。
けど、速達列車に乗ったので、ホンの僅かな時間で到着。
予約の時間までは、まだまだあったので、いつも通り,東口に出て、紀伊国屋とかを周っていました。

そうこうして時間を調整し、診療所へ行ったのは15時頃でした。
受付を済ませ、健診着に(上半身だけ)着替えてから、身長体重→採尿→レントゲン→視力・血圧→採血→心電図→問診と順番に、30分ほど掛けて受けてきました。
それはもう、流れ作業のように進み、あっという間な感じです。
特にあっさりとしていたのは、問診。
一応、咽喉をライトで照らし、腹背それぞれ聴診器を当てて見・・・て、以上。
また、先生より「私の声は聞こえますか」と訊ねられたので、「はい」と応えると、実はそれが聴力の検査だったり・・・とか。
以前はもっと、問診表とたらし合わせながら診てもらってたのに、あまりのあっけなさには、もう、言葉もありませんでした。。。
まぁ、健診だから・・・と納得させつつも。

健診の、全ての過程を終え、ここを出たのは16時ちょい前。

あまりに空腹すぎてか、そのピークも山を越えて、何と無く惰性的な空腹感を抱えつつ、北,小滝橋通りへ、健診前,紀伊国屋で立読みして見つけたラーメン屋に向かいました。が!そこはもう、潰れていたようで、、、
職安通りとの交差点を過ぎてもなお、見つからなかったので引き返し、あの【名店】へ行ってきました。
その名店とは...【麺屋武蔵】です。
凡そ1年ぶりのそこは、時間が時間だけに、店先には誰も居らず、店内に入っても、食券買ってから直ぐに着席できました。
この日食したのは、前回と同じく、830円の味玉ラーメン。
前の会社人4人組の1人が、つけ麺にしてたので、ちょい迷ったのですが...。

食券をカウンター上段に置き、“あっさり”をリクエストして待つこと10分ほど。
目の前にだされたそれからは、なんとも香しく食欲のそそる魚介系のにおいがしていました。
相変わらず、もちもちに程好く茹で上がった太麺にスープが良く絡んで、美味かったのですが、、、ちょい如何せん,塩辛かったです。
それで、結構な減点で、尚且つ味玉も中途半端な茹で具合で、ちょい残念でしたが...
まぁ、美味かったことに変わりは無いので、それなりに満足して、もう一度東口に出て、あちらこちら周って帰りました。

今回の健診結果は、再来月くらいまでにはやってきますが、実のところ、初見以来,何でも私に心臓病の気があるらしいです(苦笑)。
一度だけ出なかったこともありますが...
健診結果には、再診の勧めもありましたが、さほど大きいものではない(らしい)ので、そのまま、事態の進展を見守ろう・・・と言ったとこでしょうか。
そして、今回。
はてさてどうなるか、結果は後日,発送を持って発表されますが、いっそ...
不帰の客となる切符には、私の好みに同じく、「あっさりさっぱり」な席が用意されているといいのですが...。

※【麺屋武蔵】の情報は、後日,【我が店】にてもお楽しみいただけます。
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船橋東武(喜多方)の【老麺まるや】

2006年08月31日 | ラーメン万歳!
お盆休みも(一応)明け、仕事帰り,何気なく立ち寄った船橋東武
そこのポスターで見付けたこれは、今月24日(木)から30日(水)まで、6階催事場で行われていた「福島・栃木物産展」の一つとして、この【老麺まるや】が出店していたのです。

喜多方ラーメンは、前々からとっても気になっていたので、正にこの好機!とばかりに、仕事帰りに立ち寄って食べてきました。

時刻は18時頃。
“店内”には客影が無くて一瞬躊躇ったのですが、暖簾を分けて見れば、「いらっしゃいませ」の声が掛けられたので、一安心して、中へと入りました。

“ここ”は、前払い食券制。
出入口直ぐ近くにあるレジで、「目当のお品」の食券を買い得てから席に着くと、それを店員さんが、確認しながら、半分千切って持って行きます。
それから待つこと5分ほど。
待ってました!お品が、トレーに乗ってやって来ました。
そのまず一口目。
醤油系の王道,透明度の高いスープから頂きましたが...

う,美味い・・・実に美味いです!!
蓮華に掬うと、黄金色に見えるそれは、鶏出汁の、実に旨味あるもの。
表面には、油層が確認できるほどに油分を確認できるのですが、それとは裏腹に、とてもさっぱりした味。
また、返ってこの油分がよく効いていて、妙な話,食欲を促進させます。
なので、二口目,麺を頂きましたが...

平打ちストレートなそれは、若干固茹ででしたが、それが返って良いのか、噛めば噛むほどに(麺の)旨味が出、更には、スープから引き上げる時に油層を通過するゆえ、これらがちょうどよく絡んで、美味さが更に倍増していました。
この勢いで、続いて三口目に食したのがチャーシューです。
固仕上げのそれを薄切りにしたものが3枚,チャーシュー麺にしたら・・・と思うほど、入っていて、それだけでもう、至福の時なのですが、これがまた、醤油などの味がしっかりと滲み込んでいて、とっても。
また、脂身も多くあって、より、旨味を感じること出来ました。
薄めに切ってあるのが、また、程好かったのかもしれません。

650円のそれを、じっくりと味わいならが、大変美味しく頂きました。

いつか、喜多方を訪れることあれば、是非に行って食してみたいですね,ラーメンを。
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西池袋の【麺屋ごとう】

2006年08月26日 | ラーメン万歳!
少なくても、関東に住まうラーメン好きならば、知らぬ者などはいない(はず)の店。
また、いまや多くのマスコミ媒体で取り上げられているので、恐らく、全国的にもその名は知れ渡っていると思います。

立教大学隣にある(ビルの半地下1階)にあるこの店は、その名を聞きつけて、連日,多くの人が訪れ、昼時には道路までに行列が伸びるほど。
ただ、この店の営業時間は僅かに5時間,朝10時45分に開いて、15時半頃にはもう、閉店しています。
また、スープが無くなれば閉店もしてしまいます。
以前,14時半頃に行ったときにはもう、それで店仕舞いをしていたことがあります。
それ程の、短期集中型人気店で、初めて食したのは、今から・・・5年ほど前。
種々の噂と、前の勤務地での、ラーメン好きな方からの情報を元に、昼過ぎ,列を成して食したその味は...なるほど、美味しかったです。
それは、あまり私の好むタイプのラーメンではなかったのですが。

その後は、勤務地も今のところになり、そこからだと、何とか昼の時間で間に合う距離でもあるので、年に1,2回は食していました。

そして前日,8月25日。
実はこの日は、安藤百福氏が開発した、即席ラーメン第1号のチキンラーメンが発売された日。
ゆえに、“ラーメン記念日”となったこの日、臨時休業だった先日のリベンジを果たすべく、行って来ました,【ごとう】へ。職場の人,3人と。
15分ほど掛けて着いた頃には、まだ、待ち人は10人程度。
なので、10~15分程度の待ち時間で席に着くこと出来ました。


ここは支払方法は食券制。
ラーメンとあつもり(つけ麺)は、並盛と中盛が同じ値段。
なので、私はラーメンの中盛を、一緒に来られた方は、具だくさんと煮たまごとを、それぞれ注文されてました。

店内はカウンター席のみで20席程度。
但し、常に満席なので、食券を買った人は、席があくまで、その後ろにある丸いすにて、空くまで“待機”しています。
ただ、回転はいいので、そんなに長く,苦にはならない・・・です。

空いた席に招かれそこに着き、店主に食券を渡して、その仕上がりを待っている間、前にある厨房にて作られるラーメンの、一部始終を観ていました。

そして、注文のお品は着席から凡そ5分ほどしてやってきました。

中盛(300g)ゆえ、どんぶりには具も含めてたっぷり感があるそれの、まず一口目,スープから。

一見する限り、油層5mmほどが確認でき、脂っこそう・・・という印象をもつのですが、然にあらず,魚介系ダシの味がとっても濃厚で、噛締めたくなる味。
確かに、脂っこさは多少在りますが、見た目に比べれば、結構さっぱりしたものです。

そして、続いて二口目,麺ですが...

ここのは太麺で、多少脂っこいスープによく絡み、一口で二度美味くいただけます。
また、茹で加減も程好く、なんだかモチモチしていて噛み応えも良かったです。
ただ、あまり欲張りすぎて、多く口の中に運ぶと、その迫力に押されて、味わいなども無くなってしまうので、要注意を(^^ゞ...

その後、食したのはチャーシュー。
堅厚のそれは、基本醤油の味(など)がよ~く滲み込んでいて、とっても味わい深いもの。
噛めば噛むほど、ラーメンに漬け込めば漬け込む程に、美味くなってきます。
一方、煮たまごなのですが、ここのは完茹で仕上げ。
それを、漬け汁の中に入れている(かと思う)のですが、それは宛ら、“おでんのたまご”のようです。
こういったのが好きな方は、煮たまごラーメンをご注文なさってみてください。
ラーメンに+80円で、1個半入ってますから。
けど、そんなに要らないという方は、普通のラーメンになさることを、オススメします。
一緒に行った方のお1人は、それで、大変後悔為さっていましたから。。。
もうお一方は、具だくさんを注文なさいましたが、腹一杯になったそうです。

ここ【麺屋ごとう】は、いまやつけ麺界の巨匠で、その“総本山”東池袋の【大勝軒】で修行し、独立した店。
ただ、残念ながら、未だ“総本山”のは食したことがないのです。
しかし、池袋東口近くには、近年暖簾分けした【南池袋大勝軒】があります。
ここには、開店から2,3回食したことがあるのですが、大勝軒系が(好んで)仕上げに用いる“酢”がきつ過ぎて、私的には、すっぱくて食えたもんじゃないのですが、ここは、それを全く感じさせません。
むしろ、微かに甘みすら感じますが...。
如何でしょう,一杯くらい。
百聞は一見に如かずにございます。
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船橋(本町)の【和製ラーメン 漁だし亭】

2006年08月12日 | ラーメン万歳!
前日,BOSSYさん出演の観劇の後、北池袋の【Oasis】で楽しく飲み耽っていると...
池袋からは遠方の私には、“退路を断たれる”ので、今は東池袋に住んでいる高校からの友達に(予め)お願いして、一泊させてもらうことに。
ここで一晩,快適に眠った後、友達の都合上,朝8時にここを発って、新宿へ向かいました。

翌日から、親戚宅⇒上越表へ出陣となるので、荷を詰めるリュックなどを探しハンズへ。
以前,池袋のここで見つけた「WENGER」のそれを探し求めているのですが、既に店頭には無く、それに代わる物でも...と思ったのですがこれといたものが無く、結局買わず終いでここを後にし、紀伊国屋で一冊本を買って、帰路に着きました。

朝食は、コンビニで買ったゼリー飲料だけだったので、昼はラーメンでも...と思い、考えたのが船橋のこの店
前々から、「美味い」という評判を見知っていたので、それを自らの舌でも確認したくなって、行ってきました。

JR船橋駅からへ伸びる本町通を進み、京成船橋を越して商店街沿いに,ダイソーの向かいにある、左斜めへ延びる路地を少し進むと、その店はあります。
時は12時前。
どんなラーメンがあるか、店先に出されたメニューを軽く見て、さしたる意思も持たずに入りました。
ただ、メニューに店名を冠している醤油ラーメンは売りかな・・・と思ったのですが、(食券制なここの)券売機の前に立って、何と無くそのボタンを探していると・・・!
“鯛塩ラーメン”なる、見逃せない品名が!!
・・・なので、これを頂くこととしました(^^ゞ

店内はカウンター席のみ,15ほど。
入店時、お客さんは私含めて5人ほど。
勝手ながら、「大丈夫か?!」と思いつつ、目の前で、七輪で炙られている鯛やチャーシューなどを眺めていると、店員さんから唐突に...
「ゆずをお入れしてもよろしいですか?」
...との問い合わせ。
これが好物な私は、空かさず...
「お願いします!」
...と返答。
その後,暫くして、待ちに待った一品がやってきました。

具には、細かくした白葱,青菜,海苔にメンマ,正方形で厚みのあるチャーシュー。
その、見た目サッパリ感にそそられて、まずは一口目,スープから...

さほどに透明度は無いですが、飲んでみると、目の覚めるようなサッパリ感。
実に美味いスープです。
ここで、更にこれを混ぜ込むこむと、提供直前に聞かれた柚子の風味が、また、実にいいんです。
グイグイと飲める、旨味あるスープでした。

さて、続いて二口目,麺なのですが...

これがどうも、なんと言っていいのか、適切な表現が見つからないのですが...。
悪くは無いんです。
どちらかというと、美味いんです。
白味がかった細い、軽く縮れたそれは。
けど、多分茹で加減の問題かと思うのですが、、、。
何処と無く、粉っぽかったんです。
若干、噛み応えもありましたし...。

ちょっと、これには悲しかったです。

続いて、一緒に入っている具たちを食しつつ、最後の方で、チャーシューを食しました。
人差し指ほどの厚さがあるそれをまず一口,頂いてみると...
七輪でよくよく炙られたお蔭か、程好い焦げ目からくる風味が美味く、歯も要らぬほどに柔らかく仕上げてありました。
それはもう、あっさり目のスープとは対照的に、肉汁もふんだんな、実に相性のよいものでした。

これらに、店で用意されている黒唐辛子を降り掛けて頂くと、より一層,旨味が増して良かったです。
また、一緒に注文した小ライスも,白胡麻が降り掛けられていて、とてもよく進みました。

船橋は、通勤途中,乗換駅なので、今度また、食べに行きたいと思います。

ちなみに。
店長らしき人物が、カウンターの一番奥に腰掛けて、タバコ吸いながら従業員とべっちゃくってるのが、とても気になりました。
その憤懣が、喉の辺りまでもう、出掛かっていましたが...。

けど、同時にこんなことも...
2人のお客さんが、相次いで食券を店員さんに渡し、それをべっちゃくってた作り手の店員に伝えて、調理が始まるのですが、勘違いをして、順序を逆に提供したのです。
すると、勘違いされたお客さんに、お詫びとして半玉がサービスされたのです!

なんと羨ましい・・・と思い、また、この心意気に感じて、また、期待と思いました。

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西池袋の【えるびす】

2006年08月07日 | ラーメン万歳!
この日の昼。
立教大学近くにある行列覚悟店【麺屋ごとう】のラーメンが食したく、茹だる様な暑さの中,職場の方と2人で行ってきました。
けど...!
この日に限って行列が無く、なんだか物静か?!
その光景が、ある意味異常だったので近づいてみると、シャッターが下りてる?!
まさか、「ここまで閉店してしまったのか...」という驚きの中、より近づいてみると、シャッターに張り紙が。
そこには、“本日は臨時休業”と、夏休み休業の予定が。

貴重な昼休み,限られた時間内で全てをこなさねば成らず、蒸暑い中,一生懸命に、汗だくになりながら歩いてきた、その結末がこれ...。
残念!無念...
なにも、こんな日に...と落胆しつつも、時間が無い!ので目標を変更。
進路を東,池袋駅芸術劇場)近くにある、蒙古タンメンで有名な【中本】へと向かいました。
けど、店外こそ待ち客はいましたが、店内はそれで一杯。
【麺屋ごとう】でのそれは覚悟していましたが、第二案にそれを発動するつもりは無かったので、ここは却下。
次の店,西口にも店を構える【えるびす】に入りました。

私と一緒に行かれた方は、今回,初めて入店。
一方の私は、一年強ぶり
「相変わらずしょっぱいのかな...」と、心配しつつ行くと、目に飛び込んできたのは新メニューの広告。
それは、鶏白湯“純丸鶏塩ラーメン”なるもの。
実はそれまで、心の中では入店への二の足を踏んでいたのですが、一変。
「これを食すか・・・」と決めて、入りました。

蒸暑い中,半ば振り回されて入った店内は実に涼しく、正に極楽。
しかも、用意された席は、クーラーの吹出し口下。
それが、弱いながらもダイレクトに来て、実に心地よく、ありがたい・・・
・・・と、幸福感を味わっている最中,注文のそれがやって参りました。
鶏“白湯”という名の通り,スープは白濁。
ポスターの写真では、いくらかの透明感がありましたが、実際,目の前に出てきたそれは、私の苦手な豚骨ベースを思わせる程の濁り具合。
それを、鶏と承知しつつも、スープを恐る恐る蓮華に掬い,まずは一口目...

ん!?・・・う,美味い・・・!?

一見して、とても濃厚で、脂っ濃い印象を持ったのですが、そんな事は全然無い。
確かに見た目通り,まったりとまろやかな感じはあります。
けど、それよりも印象強いのは、あっさり感。
割合で言うと、「2:8」か「3:7」であっさり感が勝っています。
ただ、その中には、鍋物の煮汁の様な、旨味たっぷりなコクも感じられます。
ゆえに、スイスイと蓮華が進み、あっという間に丼を傾けて飲み干してしまいました。
これに、白飯が付けばもう、いいですね♪

スープの味を楽しんだ後は、麺・・・といいたいところなのですが、次は具です。
・・・というのも、麺の上には、もやしがてんこ盛り乗っかっているのです。
ゆえに、まずはこれを攻略してから、麺!でなければならないのです。
して、そのお味は...
至って普通のもやしです,正直言って感想は。
そして、これには白胡麻が降り掛けられているのですが、、、
これなのか、それとも、何か別のものが作用しているのか、判別は出来ませんでしたが、塩っ気が強い感じがしました。
これで一瞬,以前の記憶が蘇ってきたのですが、あのシャキシャキ感は、スープなどと相性良かったので、それも暫時,収まりました。

頭上のもやしが片付けた次,三口目に、麺を食しました。
ここの、他のとは麺類とは違って、若干細めの縮れ麺でした。
それが、よくスープに絡んで、その旨味を運んでくれて、よかったです。
茹で加減は・・・如何、記憶には無いです(--ゞ
でも、ちょうど良かった印象だけは、朧気ながら・・・ですが、ありますよ。

そして四口目は、大振りのチャーシューです。
これは、久しぶりに出会う,指ほどの厚みがあって、直前にバーナーで炙るので、表面には焦げ目がありますが、ある意味,それは美味要素の一つ。
もちろん、よかったです。
また、とてもジューシーでした!
けど...多少筋が合ったゆえか、噛み切ることはできませんでした(^^ゞ

久しぶりに【えるびす】。
一緒に行かれた方は豚骨好きで、自分が食されたつけめんよりも、断然「私」「これなら(非塩なので)食べることが出来る」って仰ってました。

私も、これならまた来よう・・・と思いました。

ちなみに。
値段は700円で、残念ながら,中盛無料の対象外です。


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東京八重洲の【みそ膳】

2006年06月02日 | ラーメン万歳!
其の日,当初は高校時代の友達と、都内で飲むつもりだったのですが、その内,今回の音頭を取っていたヤツが、仕事で行けなくなり、またもう1人,同じく仕事で、こっちは遅れるとのことだったので、これではちょっと・・・と思い、陣馬奉行たる私が、今回の流会を宣言して、取り止めとなってしまいました。
すると、問題となってくるのが夜食。
なので、久々に、私の好きな東銀座の【船見坂】へ行こうと思ったのですが、ちと、そこまで行くモチベーションが続かなくなったので、途中,八重洲地下街に潜り、入ってみたのが、この【みそ膳】です。

かな~り昔に訪れたことがあるのですが、確か、味は無難なところ・・・だったと思うので、行ってみました。

東京駅八重洲側,地下街の外れにあるそこは、テーブル席×2と、C字型のカウンター席×10程度の、細長く、ちょい狭い店。
ただ、店内外の仕切りは暖簾のみで、さほどの圧迫感などはないです。

注文方法は食券制。
数ある品の中から、一番無難かと思われる、みそ膳ラーメン(650円)と、ラーメン店には珍しい、ご飯お変わり自由に惹かれて、半ライス(100円)を購入し、カウンター席に掛けて、その品の上がるのを待っていました。

この時,店内には6,7人で、カウンターに出てくる店員は1人。
それも、明らかにC国出の女性なのですが、日本語が話せず奥手なのか、無口でぶっきらぼう。なので、気持ちはよく無かったです・・・。

注文の品が来たのは、食券提出から5,6分程度経ってから。
その一口目,お決まりのスープから...
濃厚です。
それも、多少の待ったり感のある、スタンダードな味。
けど、油分が多いのか、後味がいつまでも残っていました。
備え付けで、トッピング(量)自由のにんにくの摩り下ろし少々加えたから、かもしれませんが、それにしても、いつまで経っても、反芻できる味でした。

そして二口目,麺は太縮れ。
味噌ラーメンに多く用いられている、スタンダードな組合せ。
ゆえに、相性はよく、普通に美味かったです。

その他もろもろも、何分不釣合いなところなど無く、無難な一杯でした。
けど、スープまで食らったら、半ライスとは言え、お変わりは出来ませんでした。
無念...。


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世田谷(野沢)の【ひるがお】

2006年05月15日 | ラーメン万歳!
この日の午後,我が母校・駒澤大学野暮用にて行くべく、仕事を後半休にして向かいました。

職場を出たのは昼過ぎ。
ゆえに、当面の悩まし問題となるのが“昼食”なのですが、世田谷まで向くので、そこで決めようと、とりあえず東急田園都市線駒沢大学駅まで出ました。

駅上の国道246号線を、下れば駒大なのですが、上り,渋谷上面へ少し歩くと、環七(上馬)に行き着きます。
そこは、正にラーメン激戦区。
沿道には、数多の店が軒を連ねていますが、その中で、私の決断を鈍らせたのが、【屋台屋】と【ひるがお】という、どちらも“あっさり”な塩系が売りな店。
前者は、学生時分からちょくちょくと通っていて、後者は行列覚悟の有名店で、前回大学を久しぶりに訪れた折、初めて食し、「我が店」のメニューにも加えたほどに美味い店。
ゆえに、分岐点たる上馬交差点,北に向かえば直ぐそこに【屋台屋】
南に下って暫く歩けば【ひるがお】・・・と、そこについても迷った挙句、南に進路を取りました。

上馬から歩くこと10分。
相変わらず、野沢龍雲寺交差点直ぐにあるそこに着いたのは、昼下がりの13:40頃。
だからか、行列など一切無く、店内も空いていたので、食券を買って直ぐに着席し、その逸品,「塩ラーメン」の登場を待つこと出来ました。

そして、待つこと数分,久しぶりに出会ったその味は...
とても美味かったですが!麺が固ゆで状態でした。

まぁ、噛み応えはあっていいのですが、折角の逸品,通常提供されるはずは無かろう固さには、ちょい残念でした。
ちなみに、その、美味しかった時の模様は、「我が店」にてお楽しみいただければ幸いです。

満足度7割で店を出、小雨降りしきり湿気の多い中、前回同様,住宅街の一角に同化してある某国大使館前をスルーし、駒沢公園から回り込んで大学構内へと入っていきました。

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池袋西武の【中村屋】

2006年05月02日 | ラーメン万歳!
池袋西武7階の大催事場では、先月下旬より、前半と後半,2週間に渡って、全国より選りすぐりの品々を一堂に会した「逸品会」を開催しています。
その中で、前半,ラーメン好き垂涎の店,相州大和の【中村屋】が出店すると知り、取るものも取り敢えず,昼食時に行ってきました。

・・・が、実は中村屋,昨年の今頃も、ここ池袋西武に,催事内容こそ違えど、出店していたのです。
その折、私は“かけそば”に“味玉”を付けていただいた♪のですが、今年は・・・
・・・というより、今年も,“かけそば”メインに出店しています。
ただ、これは私の記憶がない成果“あっさり”と“こってり”(加油量の違い)という、2種に分けてきました。けど、私は勿論!“あっさり”を注文しました。

昼時のピーク前,精算までに10分ほど待ち、(店内)テーブル席に通されてから
5分ほどして、待ちかねたお品がやってきました。

その中にあるのは、麺とスープだけ。
“かけそば”と、知ってはいましたが、実際に提供されたそれを見ると、なんだか味気無く寂しいもの。
ですが、それを食らえば、もうそんなこと。
ただ「ご飯が欲しいなぁ...」と、思っただけ。

目の前にあるお品の、まずはスープから。
これがまた、実に美味い!
魚介系の、特に鰹節の風味がとてもふんだんに感じられ、あっさりながらも、加油の量はちょうど良いので、油っこくなく、胃にも負担掛からない。
また、その油量が返って口の中に油膜を張り、いつまでも風味が楽しめる、という、なんともありがたき“副作用”でした。

続いては、麺を頂いたのですが...
ここの湯切りは、通称「天空落とし」という手法でも有名で、初日,店主自ら厨房に立ち、これを披露していました。
けど、私が行ったその日は、店関係者らしき人が厨房内で、「天空落とし」をやっていました。
そんなのだからか・・・、茹で加減は程好かったのですが、非常に熱かったのです。
まぁ、中途半端な熱さ,温いのよりはましですが、(結局は)冷まし冷ましで
適温まで下げ、食せざるをえませんでした。

(これを除けば)実に満足いく一杯でした。
今度こそ、実際に店に行って食してみたいですね。
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