緑 革 の 手 帖+

やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける

瓢箪から駒

2017年10月30日 | 学校生活2
私は中二の夏、「坊ちゃん」で宿題の読書感想文を書こうとしたが全く作品が味わえず、分からん分らんなんも感じん・・・と思った記憶が逆に鮮烈で忘れられない。


今年、息子が中二。

お母さんね、アンタと同じ中二の夏に「坊ちゃん」で読書感想文やったんやけど、何を書いていいかさっぱりわからんかったんよ。アンタもやってみん?と言って本を渡した。


「本当だ!さっぱりワカラン!!なんがオモロイの?!」

そうだよねーーー!!!二人でゲラゲラゲラ~~~!!!みたいな夏を過ごし、息子は「こういう理由でこの本を手にしたがさっぱりワカランよ。」というのをとても上手に(?)まとめて夏休みの課題として提出していた。

そうか。どのようにワカランのかを書いても感想文になるんだな



で、先週。


「僕の感想文、出展されるんだって。先生が『よく頑張ったね』だって」



ええーーーーーーーー!!!!

そんなことってあるのー!!


私の文が書けずにウンウン言って苦しんだ夏がこんな形で報われた。






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