どうも、アロワナエラ切り行脚の旅に出ていた竹本です(笑)
アロワナのエラめくれなんてのは、麻酔を使った手術でどうにでも治せますが、エラめくれの原因が解決されなければ何度でも何度でもめくれてきますのでね。。。。ところでエラがめくれた原因やエラめくれが起きる主な原因を分かっているのだろうか・・・と不意に思った(爆)
そんな訳で該当するお店さんに水替えスタイルの変更を要望してきました~~。
要望出すだけだとアレなので、ついでに1800幅(熱帯魚水槽のみ、本数15本分)の壁面什器で実際にやってみた。
大型魚コーナーとその隣の什器2本分。
まあ、メンテナンスと言ってもですね、最上段の水槽から下の水槽へ向かって水槽前面のコケをメラミンスポンジで擦り落とす(水槽15本分)。。
接客が入らなければ5分ですな。
んで、最下段のコケ取りが終った頃には上段水槽のゴミやチリは底面に落ちて固まっているので、それと糞をメインに15%ほど排水する。あとはサイホンの原理を使って次々と15本分ゴミと一緒に普通のホーズで排水。。
足し水は自動で行われているので、放置。。
フグ水槽の水が逝っていたので、そこはヒーター設置水位まで排水した後に、足し水しながら排水を同時に行い水がピカピカになるまで約2分ほど水替え。。。
Goゼブラの水槽もフグと同じく100%以上の水替え。。
で、時計を見るとトータル14分。
フグと、Goゼブラのタイムロスが無ければ10分程度だな。
ここまでスピーディーに行う必要は無いにしろ、30分で什器1本メンテ出来れば6本で3時間か。。。可能ですね。
底面フィルター使ってる水槽だと、こうも簡単に終わる事は無いのでアレですが、やっぱベアタンクって販売用として考えたら使い勝手良いよな~と思うおっさんでした。
ちなみに性格がネジ曲がっているおっさんは、滞在していた5時間(11時~4時)の間にひっそりと壁面什器のメンテナンスを誰かがはじめないか観察しておりました。
観察結果によると2時間かけて最上段はノーメンテでなぜか中段から始まり、下段とさらにその下の低温水槽に手を出すところまでやれていたね。
接客が多くなる夕方に作業が滞ると推測すると、1日でおそらく什器1本か。。。
いや、最上段に手を出してなかったから70%か・・・・・・これがアロワナのエラめくれの原因だなと。
ところで、なぜこんなに作業時間に差が出るのだろうかと考えてみた。
何事も原因を探して対策しなきゃ変わらないですから当然ですね。
接客に入る時間は無視するとして、(他のお店でも当然接客入ってるし、数も他の方が断然多いからこれは言い訳にはならない)まずは排水スピードだよね。
小型水槽用に開発されたモノを使っているから、排水がムチャクチャ遅くてまず時間が数倍かかる。
普通のホースでゴミと飼育水の排水をするだけなのだから、あれは要らない。
そもそも底面フィルターじゃないのだから、まず不要。
給水に関してはどうだろうか?
スポンジフィルターの機能が発揮できている水位の中で排水しているのだから、先ほど書いたように100%水替えとかでもしなければ自動給水で0分ですな。
コケ掃除の時間はどうだろうか?
とりあえず前面のコケや水垢を落とすだけなら30秒でしょ(30センチ水槽)・・・・・・。
ゴシゴシ擦らないと落ちないコケがあると言う事は、相当期間やっていないかコケの有無を確認せずに、ただ撫でている事がコケ掃除と勘違いしている人が居るはず。。。
3日や4日で頑固なコケなんて付やしませんからね。
ちなみに前面だけと書いているけど、当然ながら本当は全面擦るんですよ。。
ハードルを下げまくって、前面だけと書いてます。。。。
だって、モノを買う時にガラスのショーケースが手垢まみれだったり、汚れていたら買う気がアップしますか??普通の感覚で言えば逆です。。だからせめて前面だけでもと。。
作業内容において時間を短縮するポイントはこの辺りぐらいだよね。。。。
まあ、性格のねじれちぎったおっさんのひっそりこっそり観察によると、全方位のコケ取りはしないけど、なぜか人目に絶対つかないであろう水槽上部の補強部分。。しかも前面ではなく背面側の
水拭きしていたので、余計な事に時間を喰われているのだろうなと。。
細かい部分まで見逃さないぜ!!!って気迫で仕事に臨んで同じように綺麗にしているお店を知ってますが、最優先の作業は終わって上でやっている。
優先作業を行わないでやってるなら・・・・・・そ~ゆ~事は自宅の水槽で楽しんでくださいませってね。
ちなみにこのスタイルで日々のメンテをするメリットとして、垂れ流し給水がキチンを機能しているかどうかも自然と分かります。
水位が高いと見え難い部分にある給水ヵ所が、15%程度の排水で丸見えになりますからね。
それに排水した人が気がつかなくても、翌日になっても水位が上がってなければ絶対に気がつく。
ゆえに給水ストップによるトラブルまでついでに回避出来てしまうね。
これ、かなり事故的な水槽内全滅事件の低減につながると思いますよ。
おっさんの独り言でした。。。。。