★愛の賛歌。
ユーチューブ、1976年の越路吹雪「愛の賛歌」を聴きながら、これを書いています。
あなたの燃える手で抱きしめて
ただ二人だけで生きていたいの
ただ生命の限り、愛したい
何もいらない
固く抱き合い 愛こそ燃える火よ (訳詩・岩谷時子)
がんばれ福島、くじけるな東北。
★原発クライシス。
本ページを含めて国民の99.99%は原子力発電の怖さを知らなかった、ということだな。官僚、政治家、電力会社、原発メーカーそして大新聞に巧妙に騙されていた。
原発の内実を調べれば調べるほど、原発はやっちゃ駄目だな。
なぜなら原発はクリーンでもなければ、安全でもない上、住民に幸福をもたらさない。逆に原発は、放射能被曝は付き物であり、恒常的な放射能放散という宿命を背負っている魔の技術なのだ。
「放射能の放散」とは原発が「正常運転」している最中にも普通に発生しているのだという。また年に1度の原発メンテナンスにおいては、作業者の被曝は必ず付き物なのだという。そしてそれは重大な健康被害をもたらし、死亡事件は公然の秘密になっている。
★福島原発。
そろそろ3週間になろうとするのに、菅直人と民主党政権は手をこまねいているばかりだ。やっていることは内閣参与を増やすばかりだが、これでは官僚は動けない。
ここに来て、大前研一がアドバイスしたように「テントをかぶせ、放射能飛散を抑える」案が浮上したが、その決断と実行はどうなのか。
もはや菅ではなく、米国や米軍主導の下に、チェルノブイリでやったように、福島原子炉の上から冷却剤を大量に散布し、それから鉛、タングステンなどの放射能遮蔽材を投下する。その後、ぶ厚いコンクリートで封印する。さらには鋼鉄製のカバーをかぶせるなどのソリューションがあるのではないか。
大前研一が指摘するように、福島原発1号から4号機を冷温まで持っていくのに3年から5年かかるというが、すでに福島原発の炉心はメルトダウンが進行している。
★ムーミン豚
枝野幸男よ、お前のモゴモゴとした喋りと、回りくどい言い方をやめれ。
「カラスは色が黒いです」と言うべきところを「カラスは色が赤くもなく、白くもなく、まさしく黒色と言っても良いのでございます」。
お前をムーミン豚と名付ける。
★大塚耕平。
民主党の副大臣、詭弁と欺瞞が服を着て歩いている男。
こういうのが民主党には多いな。
★経産省・原発保安院、西山英彦
審議官の西山英彦はそれまで特許庁に出向していたのだという。原発のゲの字も知らないのだという。妙に顔色がドス黒いのが気になる。
★中島健。
今週から京大のろくでもない教授に代わって新手の京大教授・中島健が出てきた。
京大の原子力工学科卒、現在、原子力工学の京大教授。
今朝(3・30)テレ朝に出て解説していたが、プルトニウムが原発の敷地から検知されたことについて、「プルトニウムは重いので飛ばないから安心だ」。
おいおい、既に飛んでるぞ。
周辺の土壌までプルを測定しなくて大丈夫か、という質問に中島健は「しなくて良い」。
この男、ケツを蹴り上げて叩き出せ。
★遠藤未希さん(24)。宮城県南三陸町の職員。
名誉の自己犠牲。
3・11の大地震、防災マイクを握り締め、津波の来襲と避難をひたすら放送した町の女性職員、遠藤未希さん(24)。いまだ生存が確認できていない。
秋に結婚式を予定していたという。
3階建ての防災庁舎は津波に呑みこまれ、鉄筋だけが無残に残った。
津波のあった3月11日、未希さんは2階で避難放送を流していた。
「6メートルの津波が来ます。避難してください。避難してください」。
ところが突然、未希さんの声が何の前触れもなく途切れたという。
冷静で聞き取りやすい放送が何度も繰り返された。海岸にいた両親にもその声は届いていた。それが最後の声になるとは。
「木口こうへいは死んでもラッパを離しませんでした」。
★ある自殺。
福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の64歳の男性が自宅で首をつり、命を絶ったという。震災後、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていた男性は「出荷停止」の指示を受け、「野菜はもうだめだな」。
生きよ、生きよ、生きよ。
(ムラマサ、鋭く斬る)