武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

愛の賛歌を聴く。 木口こうへいのラッパ。

2011年03月30日 | 人生の意味

★愛の賛歌。

ユーチューブ、1976年の越路吹雪「愛の賛歌」を聴きながら、これを書いています。

 

あなたの燃える手で抱きしめて

ただ二人だけで生きていたいの

ただ生命の限り、愛したい

何もいらない

固く抱き合い 愛こそ燃える火よ (訳詩・岩谷時子)

 

がんばれ福島、くじけるな東北。

 

★原発クライシス。

本ページを含めて国民の99.99%は原子力発電の怖さを知らなかった、ということだな。官僚、政治家、電力会社、原発メーカーそして大新聞に巧妙に騙されていた。

原発の内実を調べれば調べるほど、原発はやっちゃ駄目だな。

なぜなら原発はクリーンでもなければ、安全でもない上、住民に幸福をもたらさない。逆に原発は、放射能被曝は付き物であり、恒常的な放射能放散という宿命を背負っている魔の技術なのだ。

「放射能の放散」とは原発が「正常運転」している最中にも普通に発生しているのだという。また年に1度の原発メンテナンスにおいては、作業者の被曝は必ず付き物なのだという。そしてそれは重大な健康被害をもたらし、死亡事件は公然の秘密になっている。

 

★福島原発。

そろそろ3週間になろうとするのに、菅直人と民主党政権は手をこまねいているばかりだ。やっていることは内閣参与を増やすばかりだが、これでは官僚は動けない。

ここに来て、大前研一がアドバイスしたように「テントをかぶせ、放射能飛散を抑える」案が浮上したが、その決断と実行はどうなのか。

もはや菅ではなく、米国や米軍主導の下に、チェルノブイリでやったように、福島原子炉の上から冷却剤を大量に散布し、それから鉛、タングステンなどの放射能遮蔽材を投下する。その後、ぶ厚いコンクリートで封印する。さらには鋼鉄製のカバーをかぶせるなどのソリューションがあるのではないか。

大前研一が指摘するように、福島原発1号から4号機を冷温まで持っていくのに3年から5年かかるというが、すでに福島原発の炉心はメルトダウンが進行している。

 

★ムーミン豚

枝野幸男よ、お前のモゴモゴとした喋りと、回りくどい言い方をやめれ。

「カラスは色が黒いです」と言うべきところを「カラスは色が赤くもなく、白くもなく、まさしく黒色と言っても良いのでございます」。

お前をムーミン豚と名付ける。

 

★大塚耕平。

民主党の副大臣、詭弁と欺瞞が服を着て歩いている男。

こういうのが民主党には多いな。

 

★経産省・原発保安院、西山英彦

審議官の西山英彦はそれまで特許庁に出向していたのだという。原発のゲの字も知らないのだという。妙に顔色がドス黒いのが気になる。

 

★中島健。

今週から京大のろくでもない教授に代わって新手の京大教授・中島健が出てきた。

京大の原子力工学科卒、現在、原子力工学の京大教授。

今朝(3・30)テレ朝に出て解説していたが、プルトニウムが原発の敷地から検知されたことについて、「プルトニウムは重いので飛ばないから安心だ」。

おいおい、既に飛んでるぞ。

周辺の土壌までプルを測定しなくて大丈夫か、という質問に中島健は「しなくて良い」。

この男、ケツを蹴り上げて叩き出せ。

 

★遠藤未希さん(24)。宮城県南三陸町の職員。

名誉の自己犠牲。
3・11の大地震、防災マイクを握り締め、津波の来襲と避難をひたすら放送した町の女性職員、遠藤未希さん(24)。いまだ生存が確認できていない。

秋に結婚式を予定していたという。

3階建ての防災庁舎は津波に呑みこまれ、鉄筋だけが無残に残った。

津波のあった3月11日、未希さんは2階で避難放送を流していた。

「6メートルの津波が来ます。避難してください。避難してください」。

ところが突然、未希さんの声が何の前触れもなく途切れたという。

冷静で聞き取りやすい放送が何度も繰り返された。海岸にいた両親にもその声は届いていた。それが最後の声になるとは。

「木口こうへいは死んでもラッパを離しませんでした」。

 

★ある自殺。

福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の64歳の男性が自宅で首をつり、命を絶ったという。震災後、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていた男性は「出荷停止」の指示を受け、「野菜はもうだめだな」。

生きよ、生きよ、生きよ。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

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