武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

なぜ日本の家電はダメになったのか。

2012年02月06日 | 人生の意味

au スマホ。

ついにauも韓国サムスンのギャラシーを発売した。

キムチホンというか、何か臭いものが匂って来そうだが。

 

★東電。

東電の社長、西澤俊夫は「電気料金を17%上げるのは、東電の権利だ」と抜かした。公共の独占企業で、値上げは権利だというのは、当てはまらない。

その前にやるべきことがある。企業年金が月40万円という高額な手当、経産省から天下りへの高額報酬、東電の隠れ資産などなど。

まず送電分離と電力自由化だな。今の電力自由化など建前だけで、規制に縛られ本当の自由化にはなっていない。

 

★福島原発2号機。

2号機は地震の第一撃によって、サプレッション室が破壊され、その後、水素爆発が発生した。その圧力容器底部の温度が2月2日ごろから再上昇し始めたという。

おいおい、野田は収束宣言を行ったのではないのか。

 

★トルコと原発。

日本が原発輸出を目指すトルコは、「6月末までに交渉をすべて完了しなければならない」として、6月末を日本との交渉期限とする。

おいおい、日本の原発事故の始末もつけられないのに原発を輸出するなど、日本という国は正気の沙汰ではない。

トルコという国は地震国ですからね、地震によって原発が壊れ事故を起こせば日本という国は破綻することは明らか。そしてトルコから永遠の憎悪を受けることになる。

これで悪魔のエネルギーを輸出するなど、許されますか。

 

★日本の製造業。

大手家電メーカーの業績が落ち込んでいる。ある評論家は「付加価値を生み出す戦略が無い」とか、「円高の影響もあるが、製品としての魅力が世界市場で通用しなくなった」と、日本の商品開発力の低下を懸念するのだが。

 

まず、物作りのリーダーがいなくなった。代わりに大企業内に台頭し実権を握ったのは、「効率よく管理する経営者」たちだ。技術は知らなくても米国MBAがもてはやされ、いっぱしの経営理論を吹聴すれば、皆がひれ伏した。

1995年以降、爆発的に売れた携帯電話が良い例だ。携帯電話を買えば、ぶ厚いマニュアル本が入っている。それを開いて最初に出てくるのは危険な注意事項が長々と列挙され、そして肝心の中身を呼んでもチンプンカンプン、まるで謎解きのようなマニュアル本、これをソニーの盛田さんが生きて見ていたら、技術陣を一喝していただろう。

その結果、日本の携帯電話はガラパゴス化して、世界で売れず。

代わりに台頭したのはアップルのiPhone、これを見て思ったことは「こんなの欲しかった」。

思えば松下幸之助、本田宗一郎はロクに学校も出ず、盛田さんも地方の学校出だったな。

 

さらに、パナソニック、ソニー、シャープ3社が発表した2012年3月期の業績予想では、赤字の合計が1兆2900億円に達する。

シャープに至っては「売れば売るほど赤字なので、日本からのテレビ輸出は不可能だ」。

今の薄型テレビは、液晶やプラズマのパネルと基盤、電源の3点を、どこかから調達すれば、どの弱小メーカーでも簡単に作れ販売できる。だから価格戦争になって、大メーカーは儲からない。

どうすれば良いか? 必要は発明の母と言うじゃないですか。皆が欲しがるような物作りに、虚心坦懐に耳を傾け精力を注ぐことです。ソニーのトランジスタ・ラジオやテープレコーダー、そしてウォークマンだって、そうやって誕生したんですから。

 

★田中直紀。
局長の真部朗の首は取れないが、代わりに今の秘書官を交代させるという。

これは防衛省への腹いせか。
(まんなみ)という秘書官は、田中直紀の背後霊のようにして答弁をサポートしていたが、3週間あまりでクビになった。なにせ田中直紀の後ろで「模範答弁」を耳打ちしていたが、見苦しかった。

しかし問題は、(まんなみ)より真部だろう。

真部朗は国家公務員法違反であり、公選法違反で逮捕、拘留されて当然の身だぞ。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

 

 

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