JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

不妊治療で受診されている方、受診希望の方へ(1)

2016-05-19 | 不妊治療

当院では現在、「ひとつの時間枠につきお一人」の診療形式でおこなっておりますが、不妊治療で受診される方が増えたことから、このままの「一枠ひとり」の受付方法だとご希望の時間をおとりすることが厳しくなってくることが想定されます。

できるだけお断りすることなくお受けしたいと考えておりますので、今後、予約希望時間が重なる場合はベッド2床を使って同時診療をおこなうこともあるかもしれません。何卒ご了承、ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。

ちなみに混むと推定される日は、金曜の夜土曜の日中・夜です(平日お勤めをされながら治療に通われる方が集中するのがこれらの曜日のため)。

※不妊治療の方と他愁訴の患者さんを同時診療することはありません。

あくまでも可能性があるのは不妊治療で受診される方同士の場合です。

重なる可能性のあるときは前もって必ずお知らせいたします






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中村一徳先生東京セミナー

2016-05-19 | 不妊治療
5月15日(日)、東京秋葉原UDXの会場で不妊鍼灸ネットワーク会長 中村一徳先生の学術セミナーがありました。
時間の都合で第一部の「婦人科系(不妊を中心に)」のみの聴講でしたが、今回は免疫に関するお話に重点がおかれ、大変興味深く拝聴してまいりました。

最近とくに免疫に関して興味があり、なぜグレードも良くとてもきれいな胚盤胞にそだった卵が着床しないのか、流産してしまうのか、遺伝子の問題なのか免疫寛容の問題なのか、何が原因として考えられるのか、学術のトップを走る不妊鍼灸ネットワークの先生方の考えを学びとりたくての参加です。

個人的には、「通常の夫婦生活から得られる自然妊娠の構造」と、「人工授精や高度生殖医療で得られた妊娠と得られなかった妊娠の構造」の違いを考え、医療機関での治療の他に「ご夫婦の協力で着床率・妊娠継続率を上げられる方法」はないか科学的な方法も交えて探っています。

それにしてもこのセミナーで配布された中村先生の資料が相変わらずすごい…。

今まで不妊治療初診の患者さんに説明するために自分で作った資料を廃棄して、この配布資料を患者説明に使わせていただきたいくらい。

(一部だけでも使わせてください…ボソ )







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家族の治療

2016-05-19 | 臨床・治療
うちの院は店舗を備えた実家の建物の1階にあり、もともと母親が珠算塾をやっていたスペースを借りて改装し診療しています。
なので2階には親(+犬♂)が住んでいます。
親とは休診日以外ほぼ毎日顔を合わせるのでコンスタントに健康状態を把握できるし、緊急事態の際にはすぐに対応できるよい環境にあります。

ただ、親の体調がよくないと聞いてもすぐに対応してあげられないこともあったりします。
外部から受ける患者さんからの予約をどうしても優先するようになるので、親の治療はどうしても「空き時間に」ということになってしまうのです。

日中の空き時間に治療しようとすると外出していることも多く、十分にみてあげられていないのが現状。なので朝早く起きてもらって治療するときもあるし、診療が終わった夜遅くから開始するようになります。

最近は忙しくて、「調子がよくない」と聞きながらも、なかなかその日に診てあげることができない事が続いていました。

親も高齢になり、目に見えて老いを感じます。

母親は元気に見えて結構いろいろ抱えています。緑内障(長い年月をかけてゆっくりと視野狭窄が進行)に両肩痛、腰椎すべり症、難聴も始まり、最近では重い鉄板プレートを左母趾に落として複雑骨折というアクシデントも抱えています(近所にとてもよい整形の先生がいて、その先生のおかげでなんとか保てている状態。ありがたい)。また、非回転性めまいのようなふらつきも出はじめたので、一度も受けたことがないという脳の画像診断を念のため受けるよう勧めつつ、体調管理的な治療をこれからはしっかりしてあげないと…と感じました。

父親もまた糖尿、難聴、前立腺肥大(ope済)その他いろいろ病を抱え、この短期間の間でも2回手術をおこなってからめっきり元気がなくなってしまいました。食欲は落ち、声に力がなくなり、体重は太っていたときから比べたら10キロくらい減りました。今週になってめずらしく父親から「治療してくれないかな」と声をかけられたとき、これもいよいよしっかり診てあげないとと思いました。

いつまで元気でいられるかわからない親。何かあったとき自分が後悔しないよう、自分ができることで喜んでもらえる親孝行をしていこうと思います。

これからは定期的に時間をつくって鍼やマッサージをしていきます。









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