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ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No1857 松村謙二(加古川神戸)vs川又章生(神林)

2010年10月23日 18時18分59秒 | ボクシング
(OPBF東洋太平洋S・フライ級タイトルマッチ)
 関西の選手同士によるOPBF戦が、後楽園ホールで行われた異例の対決は、しぶとい王者松村と、この所9連勝を飾り長身を利したアウトボクシングで活路を見出したい1位川又との指名試合は、挑戦者の調子の良さも相まって、予想は五分五分な中試合開始のゴングが鳴らされる。

 初回松村はグイグイと肉迫し行き成りの右フックを決め好発進も、川又にすぐさま距離をとられ素早くシャープなジャブを浴びせられた。

 2Rも川又のジャブが止まず、松村は中に入れない為強引に突っ掛けた所に挑戦者の左フックがカウンターとなり王者がふらつく、賺さず追撃の川又が1・2を決めると松村はコーナーに詰まり防戦に大わらわ、しかし終盤右アッパーを挑戦者の顎に突き上げダウンを奪うと、立ち上がった川又へ直ぐにラッシュし右アッパー~左フックで2度目、3度目は勢いのある風圧に押された如く倒れてフィニッシュ。

 私も戦前の予想と同じく川又有利かなと思っていた一人でしたが、松村の王者の意地が、ど素人の考えを木っ端微塵に吹き飛ばした、会心の防衛戦でしたね。

 (追伸)
 呉市は中通商店街(通称レンガ通り)で月末迄行われている「わたくし美術館」に、映画のポスターを手描きで昭和風に描く佐藤さんの作品が出品されていました。
 是非一度ご覧あれ。