ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No129 ”J・C・スーパースター”フリオ・セサール・チャベスvsテレンス・アリ

2005年05月14日 16時52分31秒 | ボクシング
(WBC世界Sライト級タイトルマッチ)
不敗王者に挑むのは各団体1位、最強の挑戦者のはずのアリだが掛け率20-1・・・。初回からアリが飛ばすが手打ちのパチャパチャパンチの為チャベスはどっしり構えてパンチを殺す、そして王者の1・2でアリ一瞬腰を落としゴング直後と同時に左フックでまたグラつく。2R接近戦からの離れ際の左でまたもやアリは効く、そして王者の左右フックで今にも倒れそうになるがアリは気合を込めて声を出してパンチを返す。3R王者の連打でアリは膝がグラグラするが良く踏み止まって打ち返す、チャベスは調子が良くないのかいくらパンチが当たってもアリは倒れない。4R王者の強引なショートレンジでの左フック連打から始まり、其れを打たれながらもアリはトップ・コンテンダーの意地で打ち返すがラウンド終了後かなりのダメージからかコーナーを間違える。5Rこのラウンドもショートレンジの打ち合いに終始するが声を出しながらパンチを放つアリの手数が優る、しかしその隙を突いてショートの左右フックの連打が有効でふらつかせる王者、しかし挑戦者もよく立っている。6R開始早々間を置かないでのれん打を繰り出しアリついにダウン、立ち上がるも更に追い討ちをかけた所でレフェリーは試合をストップしました。ここまでフルマークながら決して調子の良くなかったチャベスでしたが悪いなりに巧く纏めて防衛と連勝を伸ばしました。
(追伸)J・ルイスに勝ってヘビー級王者となったJ・トニーに薬物疑惑、元々ミドル級上がり故体躯を大きくする為にやっちまったのかもしれませんが、ダイナマイト・キッドみたいになっちまうぞ。