ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No126 ヴァーナード・”ディ・エキスキュースナー”・ホプキンスvsロイ・ジョーンズJr

2005年05月10日 07時15分48秒 | ボクシング
(IBF世界ミドル級王座決定戦)
今考えても大物同士の王座決定戦、当時1位の死刑執行人対2位悲運の五輪銀メダリストの戦い。1Rお互いの強打を警戒し共に手数少ない、ホプキンスはガードを高く掲げてジョーンズJrは肩の力を抜いて様子見でイーブン。2Rロイは相手のジャブに合わせスピーディな右を狙う、ホプキンスはガードを固めてプレッシャーをかけて行く。3Rロイは相手の前に出る力を利用してスピーディな右クロスや左フックを合わせていく。4Rホプキンスは相変わらずガードを固めて前に出るプレッシャーは相当な物があるが、それに左フックのカウンターを飛び込み際に当てていくロイも相当なもんだ。5R試合はホプキンスのインファイトでより接近戦になっていく、ロイのボディブローも当たるのだが。6R続いてホプキンスはロイの顎に頭を附けて嫌らしいインファイトを仕掛けていく。7Rここにくると両者の距離が明確に成るがロイが常に足を忘れず、かといって有効打がある訳でもなくイーヴン。8Rロイの入りばなにホプキンスが明らかに右ストレートを狙い撃ち。9Rロイは足を駆使したりサウスポーにスウィッチしたりするがホプキンスのインファイトにどう対処すれば良いか判らぬ模様。10R勇気を出して思い切り飛び込んだロイの左フックが出だしてこのラウンドはゲット。が11Rロイが中に入るとホプキンスは必ず前に出て3倍返し。そして最終回ロイはスウィッチしての左を叩きつけたが、全般的に常に前に出たホプキンスのラウンドとなり試合終了。私の差雨天では2ポイントホプキンスの勝ちと出たがオフィシャルは3人とも116-112でロイの勝ちと採点し悲運の銀メダリストがついにその汚名を返上しました。しかしこの採点はないぜセニョリータ。でもこの後王座についたホプキンスがトリニダードやデラ・ホーヤにKO勝ちするとは夢にも思いませんでした。