この日のメインの目的地は、尻屋崎である。
下北半島に来るのはこれで2度目。
就職して、3年目の夏休みだかに前の会社のバイク仲間と来たのだ。
しかし、その時には尻屋崎には行かず、恐山を経由して大間崎に向かった。
今回は、国338をひたすら登る。
何時の頃からか前をタクシーが走る。何分間後を追いかけただろうか?
1時間以上だった気がする。料金を見たかった(^_^;
走っている景色は、一瞬北海道を走っているのではと錯覚する。
川も綺麗で、護岸工事をしていない川は美しい。
段々と雲行きが怪しくなり出したところで、トントウビレッジという
東通原子力発電PR施設があったので寄り道をしてみた。
http://www.tonttu-village.jp/index.shtml
建物が原子炉の中をイメージしていて、子供達も遊べる施設になっていた。
受付で、名前を書かないと入れないようだが、記念にボールペンを頂いた。
さて出発しようかと思ったところに雨が降り出した。
この日は何とか持ちそうな天気予報であったが、弘前辺りは降っていないが
この辺りは降っているようだ・・・・
カッパを着て、荷物にカバーをしたかったのだが、忘れている・・・最悪。
再び、尻屋崎に向かう。
尻屋崎は、寒立馬が放牧されている。ゲートがあり時間や季節により閉鎖されている。
ゲート前で放牧している馬を見ることが出来た。
で、このゲートに問題がある。
恐らく馬が逃げないように工夫しているゲートなのだが、パイプを間隔を空けて溶接してあるものが地面に埋められている。
雨の日の金属は非常に滑る。それが円形のパイプである・・・
ヲイラは多少ケツが流れたが通過。
ミラーを見ていたら後ろで嫁のバイクが左右に振れて暴れている。
転けるのは間違いないと思って居たが、対向車にぶつかりそうに成りながらも何とか持ちこたえていた。恐ろしいゲートである。
灯台前までバイクで行ける。有名な撮影ポイントの一つである。
しかし、この雨では・・・・
暫く雨中を散歩し、昼食。再度バイクで半島を周回し次の目的地に向かう。
次の目的地は、幕末の戊辰戦争で白旗を揚げた会津藩が、明治になり再興を許され
斗南藩を起こしたのだが、その地を目指す。
相変わらずの雨で、時間があるのに観光しようと思わなかったので、宿を目指した。
珍しいことに15時には到着してしまう(^_^;
宿名:まるほん旅館
電話番号:0175-36-2330
所在地:〒039-4501 青森県下北郡風間浦村下風呂字下風呂113
部屋タイプ:和室8畳
プラン名:にごり湯でぽかぽか・・・お食事は部屋出しです。
チェックイン可能時間:15:00~19:00
チェックアウト時間:10:00
プラン内容:掛け流しのにごり湯は体が温まります。源泉を味わったら次は新鮮な海の幸
を食事部屋出しで召し上がれ。朝食のみ大広間になる場合がございますがお
申し出下されば対応させていただきます。
食事:朝あり
夕あり
合計:21,300円(税込・サービス料込)
目の前に共同浴場がある。もちろん宿の中も温泉がある。
バイクはガレージに入れさせて頂けた。それだけで嬉しい。
濡れたカッパをそのままバイクに掛けておけるからだ。
そこに入れるときに、嫁は猫に目を取られて立ちゴケ(T.T)
ガードが役立ったようで、レバーがこすれた程度の損傷。
リアのウインカーがプラーンと成っていたが、衝撃で外れる構造になっている。
一端外してつけ直したら大丈夫だった。便利ジャン!
早く到着したので、近所をお散歩。
陸軍が作ろうとしていた幻の大間鉄道というのがある。
実際には稼働しなかったようだが、この地にはアーチ橋作られたようだ。
そこを利用して遊歩道になっており、真ん中辺りに駅舎を型どり足湯がある。
この足湯が熱くて2秒浸かれない(^_^;
海峡いさりび公園に行く。二見岩というのが観光スポット。
漁港にはイカ釣り漁船が沢山停泊している。
イカライトに色々な種類が有ることに気がつく。
船に沢山の氷を積んでいるのも見えた。
イカを買ってレースを行うという烏賊様レース場というのが有るが、この日は行われていなかった。
宿に戻り温泉に入る。昔ながらの共同浴場を改造して宿から入れるようにした様に感じた。
檜のスノコが引かれているのでとても香りがよい。
温泉はとても熱い。徐々に体を慣らすと入れるようになった。
とてもからだが暖まる。なかなか汗が引かない。用意されている麦茶が嬉しかった。
この宿には、女将、若女将、女将猫が居る(^_^;
テンちゃんという猫だ。とても大人しいが、見知らぬ人にはなかなかさわらせてくれないようだ。
ヲイラは撫でることに成功!しかし、直ぐに数メートル先に移動し横になってしまった(^_^;
この後、もう一度お風呂に入り、翌朝も入った。翌朝は濁りが少なく、温度も低かった。
この宿は、食事が豪華♪
マグロの刺身はもちろん、鍋は烏賊の味噌焼き、天ぷら。
ウニは殻のまま出てきて、針をさわると動いた。
カレイの煮付けも絶品。そして滅茶苦茶大きい。ホタテも大きく美味かった!ホヤも美味かった♪
最後の写真は朝食。まだ透明な烏賊が出てきました。これが楽しみなんだなぁ~
最後に記念写真を女将に撮って頂き宿をあとにした。
総走行距離=191㎞ 走行時間=6:24分
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます