「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
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男も女も頑張れば、カッコイイ奴

2009-03-22 23:45:22 | Weblog
ダウンタウンの松ちゃんがこんなことを言っていた。「戦争がなくなると女性が強くなる」と。極論ではあるものの、ある意味で的を射ている。女性が強くなるわけではなく、男性が弱くなるということだろう。

 戦争が起これば、肉体的優位者が必要となる。つまり男性と女性で言えば、男性が戦う状況が増えるという事だ。その間、女性は家を守らねばならない。また生物学的なことでいうと、死ぬ間際に子孫繁栄の本能が働き、子孫を残すことが増える。

 一方、戦争がない平和な状態になると男性はビジネスの分野で本能を発揮しなければならない。そうなると男女ともにそこまでの大きな差はない。知識であったり、意識であったり、努力の分野では、男女の能力の差はないに等しい。そうなった場合、女性の社会進出する機会が増えるのは自然な流れである。

 でも、今まで強かった男性の立場の中で、女性が取沙汰されると、弱い男性は、女性に負けているような意識になってしまう。そうして女性が主導権を握る機会が増え、男性は萎縮してしまう。

 別に男も女も大して能力の差なんてない。男と女というより、個々人の能力だけだ。そんなことも考えずに、女性の機会均等を訴えるなんて甚だおかしいし、女性を蔑視するのもおかしな話だ。出来る奴は頑張ってるし、出来ない奴は頑張ってない。それだけ。だから、男も女も能力においては関係ない。役割が違うくらいのもんだろ。

 男は女を敬い、女も男を敬う。それがお互いにとって必要な関係性のはず。土俵は違うが、対等な関係なはずである。それを考えずに、女性が強くなってきて、「最近、男は肩身が狭い」なんて言う男はナンセンス。逆に、「今は女性の時代よ」なんて言って、男性に敬意を示さない女性もナンセンスだ。

 ちなみに、同性愛に関してもありだと思ってる。男とか女とかではなく、人として自分が愛する人と対等な関係の中で、堂々といればいい。どっちが優位なんてのはない。お互いに尊敬し合える関係でいればいいんだと思う。

(*コメントをいただき、文章を校正しました)

一流を知る

2009-03-22 01:57:58 | Weblog
 現場を見る目を養うためには、何を見ればいいのか。

 俺は違和感だと思う。あるべき姿を常にイメージし、頭の中でそれと比較した時に、それとのズレを感じる。そのズレが何によって引き起こされているのか、何が足りないのか、どうすれば改善出来るのか、そんなことばかり考えている。

 イメージの共有ということの大切さを身にしみて感じる。だから、経営者だけが成長していてはいけない。自分が成長した分、他の人を成長させることの出来る教育が大事だし、成長させるために視野を広げていかねばならない。

 飲食店の現場にいる人は、いろんな現場を経験することもそうだが、少しでもいいから、良い店、悪い店に触れることが大事だ。その判断をすることも大事だ。流行っている店ではなく、本当に良いかどうかを見極めることが大事だ。

 おもてなしを教えても、イメージの共有が図れるかどうかが大きな分かれ道になる。おもてなしという言葉を自分たちのやっていることをベースにするのではなく、一流と呼ばれる店がやっていることを自分の店でやるためにするにはどうすればいいのかという発想が必要になる。その為に、一流レストラン、一流ホテル、一流旅館、そんなものに触れなければならない。

 数年前に、リッツカールトンというホテルに宿泊した。25歳の時だ。移動、宿泊、食事含めれば15万以上掛かった。そんな大金は1日で使ったことがない。買い物も、旅行も食事も普段は分相応であったから。

 たった一泊だったが、いろんなことを教わった気がする。それが肥やしとなり、15万以上の価値を身につけることが大切なことだ。研修に出る、会議に出る、食事にいくことが大事ではなく、そこから何を学び、どう発揮するかが、その価値を決めるんだと思う。

 15万だから価値があるのではない。本を読めば1500円でも、自分の人生を変える価値を少しずつ身につけることが出来る。違和感を探すためには視野を広げ、理想的なイメージを持つ。そのために一流に触れることも大事なこと。

 お金に使われるな。お金を使える人になれ。買い物をする、消費をする以上に、投資に繋がるお金の使い方を身につけるといい。それが、自分の能力となって、その金額以上の報酬をもたらしてくれると信じてる。