「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
www.heikenosato.jp

休日の過ごし方

2009-03-17 23:30:33 | Weblog
 今日は休みでした。でも、電話が鳴り止まなかった~。苦笑 まぁ、当たり前のことだから慣れてるけどね。さぁ、そんな休み何をしていたか。今日は一人の休日の過ごし方。

 朝は11時まで寝てた!土日の疲れが出てしまったな。外は超天気良かったから、なんか損した気分。と言いつつ、昨日の夜に借りたビデオを昼過ぎまで鑑賞。それから、今日は部屋とお風呂を掃除して、夕方前に散歩に。

 駅の反対側の小道をipodで音楽聞きながらトコトコと。Softbankショップがあったので、そこでiphoneをチェック。5月末までに買うか思案中。買いたいんだけど、落したら壊れそうだし、通話料金が高そうなのがネック。かなり欲しいから、ギリギリまで悩もうかと。ドコモはどうもセンスがなくて困る。あそこまでセンスがないと腹が立つ。

 まぁ、それは置いといて、近くに出来たハンバーグレストランに行ってきた。まぁまぁでした。和牛のハンバーグ&サイコロステーキを食べたけど、サイコロなんか固いし、旨味もなかった。そんな中、一人の女性スタッフが輝いていた。笑顔がイイし、客席に来ると腰を落とす。そして目線を合わせる。基本が出来ていて、素晴しい。ただ、お客さんいなくてラウンドはしてくれないから、水のお替わりで二回も呼んだ。そこはもうちょいですね。他のスタッフはダメだったから「教育が良い」という訳ではないようだ。

 そして、例によって喫茶店で音楽作ったり、デザインの勉強したり、読書したり。3時間ほどして帰ってきた。喫茶店はホントに集中力が増す。周りがガヤガヤしてても集中できる。考え事する時や、集中が必要な時は、喫茶店かファミレスでコーヒー片手に仕事する。読書は寝る前が一番だね。

 昨日紹介した、オバマ大統領のスピーチライターは毎日スタバでスピーチを作っていたとのこと。人によって、集中できる場所は違う。それを持っているかどうかで、自分の能力の出し方が違う。

 ちなみに、人の集中力は1~1.5時間だ。うまく休憩を入れなければならない。これは現場でもそう。1.5時間おきに5分でも休憩を入れることが、集中力を上げてくれる。しかしながら、休憩は長過ぎてはいけない。長すぎると休憩に対しての恒常性がはたらくからね。

 そんな訳で、今日は日記のような形で休日の過ごし方をタラタラとまとめてみました。明日からはまた心の激動をお伝えします。GOOD NIGHT.

コピーライティングのセンス

2009-03-17 01:50:11 | Weblog
 今日は気軽なテーマでお伝えしようと思うが、この時点で何を書くか決まってない。4分が経過した。

 はい、決めました。今日はキャッチコピーについて。昔からキャッチコピーには興味があった。どんなキャッチコピーがいいのか。俺はキャッチコピーをつけるのが下手だ。なんというかインスピレーションというのが弱いというか、頭で考え過ぎてしまうのか。でも好きなんだ。だから、普段よく考えてる。

 10年以上前は、強いインパクト性を狙ったものが多かったように思う。語尾に「!」マークがつくようなキャッチコピー。脳を刺激するようなコピー。それがある頃を境に、心を打つコピーに変化した。語尾には「。」が付くコピー。文章でも、心を打つ文章が多くなってきた。俺は個人的にはそっちの方が好きなんだけど。

 ある意味、視覚に訴えるものが、感じ方を大きく変えるものであることが分かる。下の二つの文言を見て欲しい。

 この春、世界が変わる!

 この春、世界が変わる。

 この春、世界が変わる?

 句読点以外は同じ文言であるにも関わらず、心の中での読み方が違い、捉え方が違い、イメージが違ってくる。これがキャッチコピーの醍醐味ではないだろうか。どんなメッセージを伝えたいか、その奥にあるのは、どんなイメージを描いて欲しいのか。写真や絵があるとどうしてもそれ自体が視覚的に訴えてくることが強いが、コピーは人によってイメージが異なると思う。それが楽しい。でも、「答えはそれぞれが決めていいですよ」的なコピーは好きじゃない。そのコピーライターがどんな想いで作ったのか、何を意図して作ったのかをちゃんと伝えて欲しい。

 今日は、こんなとこかな。思いつきにしては、良い内容だったと思う。調子に乗って。新聞の広告を切り抜きしたものを紹介しよう。キャッチコピーではないが、なんかイイ感じであった。

「二人」

二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい。立派すぎないほうがいい。立派すぎることは長持ちしないことだと気付いているほうがいい。

完璧を目指さないほうがいい。完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい。

二人のうちどちらかがふざけているほうがいい。ずっこけているほうがいい。

互いに非難することがあっても、非難できる資格が自分にあったかどうか、あとで疑わしくなるほうがいい。

正しいことを言うときは、少しひかえめにするほうがいい。正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい。

立派でありたいとか、正しくありたいとかいう無理な緊張には色目を使わず、ゆったり ゆたかに光を浴びているほうがいい。

健康で 風にふかれながら生きていることのなつかしさに、ふと胸が熱くなる。そんな日があってもいい。

そして、なぜ胸が熱くなるのか黙っていても二人にはわかるものであってほしい。

ジューンブライド!結婚式の贈り物にこの詩を。二人に読んであげるのはいかがでしょう。

やさしい味の白岳「しろ」を二杯分用意して。

(2006年6月7日の日経新聞32面 「米焼酎 しろ」の広告)

 この文章のポイントは、漢字が少ないことかな。「方が良い」を「ほうがいい」とか、「控えめ」を「ひかえめ」とか、「優しい」を「やさしい」とかの平仮名にしてるとこに、伝えたいトーンが隠されてる気がする。イイ文でしょ!? 勉強になります。

 ちなみに、オバマのスピーチコピーライターは27歳。あれだけ心を打つスピーチを作るセンスと能力は凄い。俺の一個上かぁ。正直、ちょっと悔しいな。ただ、それはそれ。俺は心を伝え続ける。