「平家の郷」常務 朽木敬之のブログ

宮崎創業1983年 
ハンバーグ専門店「平家の郷」
www.heikenosato.jp

そろいも揃って。

2009-03-13 23:10:56 | Weblog
 本日、中堅会議でした~。

 1年前にはあり得ないような光景で、社員増えたな~って実感出来て良かった。それよりもみんなが成長してくれてる姿を見れることがホント嬉しい。いや、それにしてもそろいも揃って、個性的になってきたわ。

 静かな社員もいれば、ウルサいのもいるし、お調子者もいれば、真面目なのもいて、ホント楽しい。幹部になる社員も出てくるだろうし、どっかのセクションで活躍してくれる社員も出てくれるだろう。

 能力は千差万別だから、誰かとの勝ち負けとかってそんなに関係ない。もちろん向上心の部分で、こいつに負けられないな~って気持ちがあることは素晴しいとは思う。だけど、誰かに勝つことばかりを考えてる人は、大事なことを見失ってしまう。お客様に喜んでいただくことが、自分たちの目的であり、真の仲間と高め合えることが本当の幸せだってことを忘れてしまう。

 だからこそ、個性を活かしてほしい。口ベタでもいいんだ。気持ちを伝えようと努力することが大事。頭の回転が遅くてもいい。ただひたすらに一生懸命やることが大事。その行動こそが、人を幸せにする力があるから。

 社長がこんな話をした。「全社員が自己実現を考えろ。自分が幸せになるためにどうすればいいか考え、そして成長しろ」と。それにはこんな想いも含まれていると俺は思ってる。自己実現するためには、一人では何も出来ないことを知る。誰かの協力があって、誰かに支えられていること、誰かが成長させてくれていることを考えれば、自己実現の過程には感謝があり、チームの大切さを実感できるはずだと。

 だから、誰かと競うことだけでは自己実現できない。周りの人を幸せにした人から、自己実現できるんだってこと。周りの人の長けている能力を支えることが、自分の能力を引き出す一番の方法なんだって。個性的なメンバーがいるってことは嬉しいことだ。みんなで支え合えるから。みんながそれぞれこだわりを持って欲しいものだ。

 ちなみに、前の記述とは一切関係ないが、最近のこだわりに「皮」がある。良い皮の小物が安くで手に入るネットの皮専門店を見付けた。ブランド力はないが、本当に皮だけにこだわってる感じがイイ。質もかなり良い。皮は使えば使うほど、味が出て、形を変えて、自分のスタイルになってくれる。愛情を注いで手入れをすれば、長持ちもする。なんか、人と同じ感じがカッコイイ。ブランドだけのものを買うより、よほど安くで良いものを手に入れれる。いろんな皮の小物が欲しい。

 ヒトもモノも「こだわり」あるのが好きだな。

愚痴った分だけ熱く語れる男となれ

2009-03-13 00:06:23 | Weblog
 先日、新入社員にこんな話をした

 慣れるまでは、辛いかもしれん、キツいかもしれん。だけど、それをいつも口に出して周りに「俺は世の中で一番辛い目にあってるんだ~」って主張してる奴って格好悪いだろ。と

 俺は、口にするこって別に悪いことではないと思う。俺も気持ちはよく分かる。大変な時期が重なった時に、ついそんなこと考えてしまう気持ち。あるある。飲んだ時につい悩みが口に出たり、不安が口に出たり、愚痴っぽくなったり、そんなことってたくさんある。

 だけど、それだけじゃ絶対カッコ悪い。最後には「俺はこうなりたいんだ。だから頑張る!絶対成長する」って言える奴がホントにカッコイイ。

 スポーツ選手がカッコ良く見えるのって、そういう部分だと思う。もし、ずっと愚痴ってるような選手いたらカッコ悪いだろ。だけど、取り上げられない裏舞台で彼らは必死にもがいて、俺たちの知らない努力と苦労を重ねて、想像も及ばないプレッシャーに耐えて、やってる。そう思うとめちゃカッコええやん。

 政治家がカッコ悪いのもそこだ。与党は言い訳ばかり、野党は与党の批判ばかり、日本をどうしたいって真剣さが全く伝わってこない。愚痴や他者批判、そして自分たちの正当化ばかり、選挙の時は頭を下げて、当選すれば図々しい。もっと使命感を伝えなきゃならんだろ。そんなことしてる社員がいたら一喝されて当たり前なのに、政治家はメディアに出ても、そんな醜態をさらす。

 そもそもそんなことやってる政治家を子供達が尊敬できる訳もなく、そんな政治家が舵取りするから、日本の教育がダメになるんだ。政治家は、「人の悪口を言う前に、自分を見つめなきゃいけませんよ」ということを背中を見せて教えてみろ!と憤りを感じる。

 そんな訳で、たまには自分のカッコイイ姿って何なんだろって自分を見つめ直してみて下さい。うちの社員の方が、批判ばっかの政治家より真剣だ。