四国中央市旧土居町を流れる関川の河原は、多種多様な珍しい石に出会える場所です。多分全国一です。
このたび、ハリーのアジリティー参戦を兼ねた旅行、孫連れ旅行でここを訪れました。
関川を語るには、何といっても「暁雨館」。四国中央市土居総合庁舎隣接の素晴らしい施設です。美しい建物と、美しい岩石庭園のこの館には無料で入れて、関川の鉱物・岩石の展示を観ることができます。
関川の石については、暁雨館のパンフレットを流用してご説明します。
(暁雨館)
無料なのに、お茶までいただけます。
関川の説明
河原に着いてビックリ。 エクロジャイトかと思える石、単斜輝石岩かと思える大きな石がありました。でも、これと同じような石で、持ち帰れるくらい小さいのが見つからなかった。今回は子連れで、短時間の採石なので十分に探せませんでしたが、よく探すとエクロジャイトも見つかるような気がしました。
(河原には、珍しい石がいっぱい でも今日は子連れで来たので、どこまで拾えるか)
(エクロジャイト岩みたいな巨石)
(単斜輝石岩みたいな巨石)
(だん橄欖岩 黒色粒はクロム鉄鉱)多分苦土かんらん石からできているのかな
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(石英のような石)
左のは方解石かと思って持ち帰ったけど、ナイフで傷がつかないくらい硬い。粗くキラキラ輝く石の粒からできているので、多分粗粒ゾイサイトかな。
右の2つは、真紅の紅簾石石英片岩様の石ですが、ウーン…紅色の石英緑簾石片岩かも知れません。
(角閃石の仲間)
曹長石の点紋が鮮やかです。黒雲母片岩かもしれません。シルバーに輝く石(マグネシオホルンブレンド)もあります。あとで、ループタイに加工しようと思います。
(ざくろ石角閃石片岩類)
鉄磐ザクロ石のオレンジ色が鮮やかです。ゾイサイトが脈うっています。
ゾイサイト、緑簾石、緑泥石などの岩石
左の石は単斜ゾイサイトでしょうか 緑泥石、緑簾石などの石でしょうか
銀色に輝く(マグネシオホルンブレンド=絹雲母の微細な鱗)角閃石、美しいゾイサイトなどの石たちと、灰ばんザクロ石スカルンのような石。 右側の淡い緑色と白色が混ざったスカルンみたいな石は、始め透輝石かと思って持ち帰りましたが、多分「灰ばんザクロ石スカルン」でしょうか?