ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

平成26年3月16日 山口県西部ドッグメイトアジリティークラブアジリティー競技会 その2

2014-03-17 21:05:28 | 日記

 競技会の様子

 このアジリティー競技会は、ほかとは何か違います。いかにも手作りみたいです。他の大会のように沢山の学生アルバイトさんがいません。駐車場の誘導からコート内の補助者まで、地元の年輩クラブ員の方々が、汗をかいていただいているのが、よく見えます。

 また、地元の方々が、焼き芋、トン汁、おにぎり、その他色々な食べ物を作って廉価で提供してくださいました。

【焼き芋】

【軽食コーナー】

【コーナー内部】

 参加賞はB5サイズ袋+Tシャツor手提げで、B5サイズ袋は500円で持参写真データからプリントしていただけるというものでした。

【プリント作成風景】

 穏やかな天候に恵まれ、美味しい食べ物とこんな良い参加賞をいただき、私なんぞは「失格でもいいかな」とも考えたくらいです。

 それでいて審判員には稲川先生という超一流の方が加わっているのが、いかにも面白い。

 競技クラスは、1度・2度・AT1(ビギナー)・AT2(ビギナー+α)・AT3(AG3度レベル)となっていて、この「AT3」がこの大会だけのオリジナルな種目です。

 私は、「2度」の種目の他に「AT3」の種目に参戦したけど、このAT3を走る前から楽しみにしていました。

 練習では速いのに、本番では常に走りが冴えない我が相棒のハリーに対して、様々な活性化策を講じてきましたが、これといった成果は上がっていません。

 前回出場した大阪ブロック競技会において、ある人から思わぬ指摘をもらい遅まきながら私達ペアの「温度差が大きい」ことに気付きました。(…どこかの誰かが言っている「気付くの、遅いよなー。」)

 温度=テンションは絶対的なものと思い込んでいて、今まで一途にハリーのテンションを上げることだけを考え続けてきました。指摘されて気づいたことだけど、待てよ、「温度」なるものは相対的なものじゃないのか。

 名付けて「相対性理論」です。ン?それって、すでにある?…、じゃ「相対性テンション理論」です。

 ハリーの温度=テンションが低いときに私がやたらとムキになり、結果、オツムの温度が上昇する。その権幕に恐れおののき、ハリーの温度が益々下がるという悪循環を繰り返してきました。そこで思い至った秘策がありました。私が試合本番のときだけ無気力なフリをする案です。本気で無気力になるわけじゃなく、あくまでも芝居です。それを見たハリーは、私を元気付けようと気遣って、温度を上げてくれるという高等戦術のはずでした。

 でも、やっぱり駄目です。実際に競技会当日になって、スタートラインに立ってみると、フリでも無気力な風を装うことはできませんでした。アジリティー競技は、その緊張感に包まれること、崖っぷちに身を置く瞬間に醍醐味がある。真剣にやってこそスポーツの、楽しみでした。

 皆さん「AT3」は難しかったと言うけど、私とハリーペアーは、クェチカなどを使うとまったく何でもないコースに思われました。結果はメチャメチャ遅い走りながら失格しないで完走できました。完走したのはS・M・L各カテゴリーに1頭だけで、遅かったハリーが何と1席に輝きました。ちょっと恥ずかしい結果です。(「2度」は、JP・AGともメタメタでした。シュクン)

【AT3表彰式】

◎AT3

 AT3のコースは、オープニングの№2をクェチカできるかどうかがポイントのようでした。ハリーは、技術的には問題ないがテンションが上がりませんでした。練習のときとは別人みたいな鈍い走りで、私なんか№7のドックウォーク出口で解けた靴ひもを直そうかと思うほどの余裕がありました。

 №10のAフレーム頂上で止まって不安顔をするのは、審判先生が立つ状況下ではお決まりの仕草です。

 №15は、失敗する犬が多かった箇所でしたが無事にクリアー。№18への中抜きは、基本テクニックの一つですが、問題なくクリアーできました。№20のシーソーは、審判先生の存在を気にして失速気味で、ヒヤリ。でも何とかゴールインできました。冷や汗。

◎JP2

 JP2は、№1~№3が一直線に並ぶ幾何学的な面白いコースで、№3をクェチカできるか問われていました。ハリーはこのコース技術では問題ないけど、№5ハードルで私のテントを見つめて止まってしまい、拒絶を取られました。全体的にも走りが遅く、失格こそしなかったがメチャメチャでした。

◎AG2

 AG2は、コースとしては意外に簡単でした。№2のシーソーが矢鱈と遅くなって恥ずかしかったです。№3はAフレを回避して図下側を回す人が多かったけど、私は上側をオーバーさせました。№8のドックウォークは何とか通過できたけど、№9のトンネルから中々出てきません。あまりにもテンションが低い。それでも、助走の少ない№11のダブルバーは、クリアーできました。№12は左手で後に払って飛ばした後に、背中を回して右手で№13のスラに入れることができました。ここだけ良かった。

 トンネルで、メチャメチャ時間がかかって№19のときにタイムオーバーの失格でした。残念です。

 帰宅して翌日(今朝)、ハリーを庭に出したら、かわいそうに下痢と嘔吐をしました。あのテンションの低さは、どうやら体調不良が原因だったようです。でも、単なる軽い風邪みたいで、重症じゃなさそうで良かったです。

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした (まめきちパパ)
2014-03-17 23:33:50
山口はお疲れ様でした(^^)
思ったより寒くて、まめきちも今日は下痢です(^_^;)
ハリー君も体調早く良くなると良いですね~
寒くてテンション上がらなかったのかな?
でも、AT3は見事1席でおめでとうございます(^^)
山口はちょっと変わった競技会ですが、楽しかったですね(^^)
来年も参加しよう~っと!(^^)!
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まめきちさんの庭で遊びました (ハリーパパ)
2014-03-18 06:18:12
 宇賀はまめきちママさんのお庭とお聞きしていますが、楽しい一日でした。
 思ったより気温が上がらなかった点は競技には絶好だったはずなのに、それでもハリーに元気がなかったのは、どうやら体調が原因だったみたいです。
 4月のアペックスまでには回復させて、また元気でお会いしたいです。
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はじめまして (トロピカル)
2014-03-25 15:08:55
靴紐ほどけちゃったパパさんですね♪
私、サブタイマーで入っていましたが、転んじゃうんじゃないかとハラハラしていました。
見事、完走されたのでホッとしたのを覚えています。
ハリー君もう体は大丈夫ですか?
競技会、楽しんで頂けたみたいでとても嬉しいです。
辛口の批評が多い中、ハリーパパさんの記事で来年も頑張ろう!って思えました。ありがとうございました。
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お恥ずかしい走りでした (ハリーパパ)
2014-03-25 19:03:57
 スタッフの方からコメントをいただき、ありがとうございます。来年も楽しい大会を設けていただきますようよろしくお願いいたします。
 私たち、お恥ずかしい走りをお見せしました。靴ひもがほどけたあと、直すタイミングをドックウォークの下りにしようと狙ってましたが、流石に縛るには時間が足りず、そのまま走りました。いつも審判の居る状況下では失速するシャイなワンコなので、練習時の速度と本番では格差大きく、ハンドリングのタイミングが狂い、私の時間が余ってしまうのですが、どこかで靴ひもを直してちょうど良いようです。
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