五行目の先に

日々の生活の余白に書きとめておきたいこと。

2月3日(火)晴:恵方巻

2009-02-04 11:34:09 | 
 9時起床。ほぼいつもの時間に自宅を出る。いつもなら弘前駅からの学生さんの群れに遭遇するのだが、今日はやけに少ない。火曜日の授業はもう終わっているのだろうか(僕自身はオムニバス講義を除くと火曜日の授業はない)。

 研究室でYMを飲む。かれこれ1週間ぶりくらいになる。今日も八甲田山がきれいに望めて、窓際のイスに座りながらゆっくりと味わう。

 細々とした用事を片づけていたらあっという間にお昼になる。生協の出店で太巻を売っていた。おひとついかがですか、とすすめられるままにハーフサイズを購入。角度を調べたらちょうど八甲田山に向く方向らしい。窓の外を眺めつつかぶりつく。実家では割とよく太巻を食べたものだが、恵方巻として食べるのは初めてだ。

 午後の「教員養成学シンポジウム」に出る。比較的若い世代の先生がプレゼンテーションをされて、興味深い内容だった。が、来客の約束があったりして、半分以上の時間は聴くことができなかった。

 ゲストで、以前非常勤でお世話になった先生がはるばる東京からおみえになられたのでご挨拶をする。

 夕方からサポーター実習の最後の省察検討会。その前に担当教員のミーティングがあったのだが、システムというか、配布物なんかがやけに複雑で、混乱する。ひょっとして自分は頭が悪いんじゃないか?というくらい込み入っているのだ。だが他の先生方もよくわからない、とおっしゃっていたので、とりあえずは安心する。しかし要領がよくつかめていない教員のもとで活動する、学生サポーターの諸君はもっとお気の毒だ。

 とはいえ、省察検討会そのものは実に和やかな雰囲気のもとで進んだ。サポーター活動をしてきた学生さんたちの労苦に比べれば、担当教員の仕事なんて大したことはないのだが、それでも1年間一緒にやってきたという意味での連帯感のようなものがある。何とか乗り切ったという感慨のようなものもある。僕の担当した学生さんの多くは教員になることが決まっているが、何らかの形でこの経験が生きたら、と切に願う。

 研究室に戻る。メールボックスを覗くと、待望のものが届いていた。超音波メガネ洗浄機である。

 ここのところ、メガネのレンズの曇りに悩まされてきた。しょっちゅう洗ったり、布で拭いたりするのだが、どうも取り切れない汚れがあるようだ。メガネ屋さんに持っていくと洗ってくれる。よく店頭にも置いてある。だが、ただそれだけのためにメガネ屋さんに行くのは気が引けるし、また何も買わないというのも少々心苦しい。てっきり高いものだと思っていたのだが、それほどでもない。そこでここはひとつ、と買ってみた。

 使ってみると、なるほどよく落ちる。腕時計なんかも試してみた(本当は本体は入れないほうがいいらしい)。メガネよりも時計の汚れ落ちは際だっていて、これはいい。シェーバーの刃とか歯ブラシなんかも使えるそうだから、結構重宝しそうだ。

 夜は写真資料のプリントアウト。これまでため込んだ裏紙が底をつくほどの大量印刷となる。打ち出したものからパンチ穴を空けてファイル綴じをする。この春休みはこれらの資料群との格闘が一番の課題になる。

 大学を出るとちらほらと雪が降ってきた。きーんと冷え込んだ夜だ。足元に気をつけながら帰宅し、録画しておいた「ジャンクスポーツ」の西武ライオンズ特集(こちらでは放送がこんなに遅れるのだ)をみる。
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