韓国ドラマ、途中をちょこっとだけ…なら観たことはあったのですが、この夏休みに
初めて1本のドラマを全話通して観ました。…うーむ、こんな日がやって来るとは!
タイトルは『砂時計』(1994年)、韓国ドラマの視聴率・歴代3位(※注)で、
名作の誉れ高いドラマです。コチラをご参照下さい。
字幕は、先日ご紹介しましたナム兄の歌詞を翻訳してくださった林原さんによるものです。
香港功夫片のファンならば、注目ポイントはあの黄正利が出演していることでしょうか?
…不良功夫ファンの私のお目当ては、お気に入りのイ・ジョンジェだったのですが(苦笑)
ところが観始めてみれば、魅力的なキャラクターがたくさん登場するし、ラブロマンスに
男の友情…と、お約束?ではあるものの全24話、飽きることなく一気に観てしまいました。
前半、法学部の優等生・ウソクさん(パク・ソンウォン)にグッときていましたが、後半には
男も惚れるヤクザ・テスを演じたチェ・ミンスのカッコ良さにすっかりヤラレていました!
まだ若くて、チンピラっぽいテスもカッコイイ~
ラーメン食べながらも勉強!のマジメな学生ウソクさんは…
ヤクザの脅しにも屈しない、信念ある立派な検事に!
この主演の二人も良かったですが、やはりイ・ジョンジェ演じるジェヒが、とてもステキでした。
自分の想いを隠しながら、ひたすら騎士のごとくお嬢様に仕えるボディーガード・ジェヒ。
ボディーガードなので基本あまりしゃべらなくて、少ないセリフが逆に魅力を増す効果に
なっていたかもしれません。
ジェヒは常にお嬢様をそっと見守り、時に慰め、支えとなっています…(涙)
失意のお嬢様を立ち直らせようと、いつもはクールなジェヒが、めずらしく感情をあらわに
するシーン。
車で連れ去られたお嬢様を単身救出したジェヒ。ボコボコにされたのに、
「私のせいで(拉致されて)申し訳ありません…」って謝るの…(涙)
ジェヒは剣道の達人(?)の設定。マイ竹刀を常備。お嬢様も指導(ウソ)
そして、主役たちを輝かせる悪役の存在…このドラマにも、憎たらしい嫌なヤツ・ジョンドが
登場します。ずる賢くて、権威にへつらう、絵に描いたようなヤーな男なのですが、
ちょっと松重豊(好きですー!)に似ていたので、注目してしまいました(笑)
ホントに最後の最後までイヤなヤツでした!
残念な事をひとつあげれば、良い男3人(テス・ウソク・ジェヒ)に愛されるヒロインである
お嬢様・へリンにあまり感情移入できなかったことでしょうか?(ひがみかしら?)
自分に想いを寄せていると気付いていて、男にそんなセリフをいう??ってシーンが
何度かあったりして。…ジェヒなんて、生殺しですよ(涙)
ともかく、とても見応えのある良いドラマでした。泣ける音楽も印象的です。
…次は(!)やはりジョンジェとチェ・ミンスの出ている『白夜』を観る予定です。
…イカン!正利先生にふれていませんでした(汗)
黄正利の役どころは、ヒロインの父親である大富豪のチーフボディーガード。
アクションシーンでは、カッコイイ飛び蹴りも炸裂!お衣装もなかなかオシャレ。
…でも、セリフも出番もあんまり無いんですよ…いつのまにかいなくなっちゃうし(爆)
ジェヒの上司にあたる役なのだから、もっと出番があって、ジョンジェとのからみが
あれば良かったのに~。アクション指導を担当してらっしゃるので、ファンの方はそこに
注目して観るのも面白いかもしれません。
(小声)…余談ですが、正利さんといえば、この夏休みについに『酔拳』観ました。
…今ごろかよ!というツッコミはご容赦下さいませ(汗)
次は『蛇拳』の予定が、観たいDVDがあり過ぎてなかなか到達できません…トホホ。
★おまけ
テスとウソクは高校生の時からの親友。大学生のウソクさんを尋ねて下宿へやって来た
テスが豚カルビの下拵えをしていると、ウソクさんが帰ってきました。
テスが「味見しろ」と差し出した人差し指を、チュッとなめるウソクさん!
二人の仲の良さを表しているシーンだと思うのですが…(苦笑)
下宿の部屋で、肉を焼いて食べてます(笑)
ウソクさんが小さいヤカンでお酒を注いでいるのですが、先日韓国人の方に連れて行って
もらった韓国料理のお店で、マッコリがこのヤカンで出てきました。
ヤカンでニュームのお碗に注いで飲む冷たいマッコリ、なかなかオツでございました。
家飲みしたいです(笑)
※注 2006年での記録なので、今はもしかしたら違うかもしれないです、ご了承下さい。
ちなみに同じデータの視聴率1位は、ぺ某の出ている『初恋』ですって。
私が今観てる『製パン王キム・タック』に出演している嫌なヤツでした(笑)
出演者を調べたら、今のドラマには欠かせないベテラン俳優さんたちがたくさん出ていて観るのが楽しみ!
ヒロインはコ・ヒョンジョンさんだったんだね~ 彼女フケないな~
やっぱり嫌な役やってるって笑える。ジョンド、もう本当に憎たらしいのでお楽しみに(^-^)
俳優さんたちはゼンゼンわからないけど、それぞれのキャラクターに味があって
面白かったです。
黄正利が出演してるので「砂時計」の名前は聞いた事があります。
黄正利は功夫ファンに人気がありますよね。
蛇拳も面白いので是非ご覧になってくださいね☆
おしゃれで素敵ですね!
アクションにシーンにとび蹴りも炸裂・・・
ぜひぜひ映画にもご出演いただきたいです。
私も連続ドラマは観ない方で、いわゆる「月9」は1本も観てません(爆)
近年唯一観ていた「大河」も、「江」は途中で観るのやめちゃいました。
『砂時計』は、光州事件など韓国の現代史上の事件をからめて進行するので、
ちょっと重いかんじもしますが、愛だの恋だのばかりのドラマよりずっと良いと思います。
ご興味があれば、是非!
正利先生、カッコイイですよ~
…ああ、何話に出てくるかをチェックしたメモを無くしてしまいました(涙)
17話の後半のアクションシーンが良かった覚えが。
チェ・ミンスやイ・ジョンジェを指導する正利先生…いろいろ妄想がふくらみますねぇ(笑)
そういえば映画か何かをプロデュースするって話、ありませんでしたっけ??
正利叔が出ていたんですねっ! 忘れないようにチエックしといて、機会が有れば是非観まする。
『砂時計』、正利さん目当てだと、ちょっとどうかと(汗) ホントに出番少ない(!)ですから。
でも、ドラマ自体はとても面白いので、おススメです。
韓国の近現代史をわかっていると、もっと良かったなあと、自分の知識の無さを反省しました。