~高尾山走術研究所~

高尾山で走る術を研究する会。
それが「走術研究所」です。
みんなの心は一つ「天狗のように走ること」

優しくなれる高尾山散歩

2014年05月24日 | 走術研究旅日記
疲労を完全に取るため今日は完全休養。
天気もいいし、何するか?

目と鼻の先にある高尾山を散歩することにしました。


せっかく出かけるからにはテーマがあったほうが、より身に染みるはず。
ということで、今回の散歩のテーマ。

「五感以上のものを感じる」

なんてことない話です。


高尾山に住んで12年。
その前はお隣の高尾に住んでいました。

高尾歴17年になるんです。

高尾に住んでいた時から始めた高尾山を走ること。
当時、高尾から高尾山まで走る時間がもったいないからいっそのこと高尾山に住みたいなって考えて。

偶然にも、高尾山を走ってきた帰りに今住んでいる土地と出合う。
その土地に立った時。

ここで、毎朝高尾山を眺めながらコーヒー飲みたいじゃんか!
と、思いとりあえずすぐに土地を購入したっけ。
そして、理想の家を建てるため住宅展示場通い。

当時まだ20歳代だったから、ほぼ門前払いのような扱いを受けたっけな~。

金もなく勢いだけで動いてました(笑)
若いうちはいいんだよね。
それで。

なんて、話はだいぶ脱線していまいましたが。
高尾山の素晴らしさに心を打たれて、この土地に住んだのに最近ではあまり山に入っていませんでした。

さて、今日の高尾山散歩は改めて素晴らしさを発見することになりました。

人間って「五感」ってあるじゃないですか?
見ること、触ること、聞くこと、味わうこと、かぐこと。

これを総動員して高尾山を感じました。

見ること。
この季節の新緑はとても素晴らしい。
目に眩いばかり、あふれる生命力を感じます。


触れること。
ごつごつとした岩肌の冷たさ、コケの柔らかさ、沢の水の冷たさ、素肌を、柔らかい空気をまとった風が撫でていきます。
マイナスイオンのシャワーを浴びているよな感覚。


聞くこと。
湧水がちょろちょろと流れるかすかな音、様々な声音を奏でる鳥たち、風が木々を駆け抜けるときに葉がファサファサ音を立てています。
f(エフ)分の1揺らぎで癒されます。


味わう。
口で深呼吸して体中に高尾山の空気を充満させる。
そのとき、噛むことはできませんが空気の味を噛みしめてみる。

かぐこと。
新緑の森林の湿った香り、鼻孔をくすぐる花々の甘い香り。
体が移動するたびにその空間に漂う香りを楽しむ。


この自身の体で感じる現実的な五感。
でもよく考えてみると、見えない、触れない、聞くことができないけど、何となく感じるという感覚があります。

生命力を感じる。
マイナスイオンを浴びる。
などなど。

なかなか、普段生活していて感じることのできない感覚。

山がもつ周波数に自身がチャンネルを合わせ、フィーリングを楽しむこと。
身近な場所にこのような素晴らしい場所があることに感謝です。

改めて、今回のテーマ「五感以上のものを感じる」ことができました。
たまには、高尾山を走らずに、さらには一人ゆったり歩いてみるのもいいかもしれませんね。

少し、優しくなった気がします(笑)。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿