~高尾山走術研究所~

高尾山で走る術を研究する会。
それが「走術研究所」です。
みんなの心は一つ「天狗のように走ること」

山口観光記パート2

2011年12月27日 | 走術研究旅日記
秋吉台の鍾乳洞で悠久の時間を感じたあと、青海島へドライブ。

そこで、遅い昼食をいただいた。
14時を回っていたこともあり、ちょうど眼に入った民宿。
「沖千鳥」という屋号のレストラン。


お店に入り、釣りの道具を売っているお店の裏方にレストランを見つけた。
暖をとる店主を捕まえ、「お昼食べさせてもらえますか?」と、頼むと「ええよ」と快く返事を返してくれる。

ありがたい。
もう、お腹はぺこぺこでのたれ死んでしまうかと思っていたところ。

そして、店主を良く見ると、頭は髪をきれいにオールバックし革ジャンを決めている。
年齢は50過ぎだろうか。
とてもダンディーである。
この辺じゃ、イケメンのおっちゃんで通っているんだろうな。

そのイケメンのおっちゃんにメニューを見せてもらうと、美味しそうな魚介定食が並ぶ。
仙崎イカ定食やサザエ定食など、どれも堪らなく美味しく見える。

その中から選んだのは、サザエ定食。


もうお腹がペコペコだったので、一番量が多そうな定食を選んだ。
また、レストランには水槽があり大きなサザエがたくさんガラスに張り付いているのが見えたからだ。


このサザエ定食には、焼いたサザエのつぼ焼きが4個と2個分のサザエの刺身が付く。
その他は、お魚のお吸い物にマグロの煮付け、サザエの肝を酢につけたものまで付く。


海岸線をドライブし、海を眺めながらのランチ。
極上の幸せである。


さて、この後はどうするか?
も14時30分も回り、レンタカー返却を考えるとそろそろ帰えるか。
しかし、店主に「折角山口に来たんだから、萩に行かなくては」と、半ば強引に勧められる。

なんでも、山口県は今年国体が開催されたことにより、道路の整備が急速に進んだそうだ。

今いる青海島から萩まで40分もあれば着いてしまうらしい。
40分で着いて、散策を2時間ぐらいしてもレンタカーの返却に間に合うなと算段し萩へ向うことにした。

萩。
そう、エリカ秘書の恋焦がれる萩往還のあの地である。
エリカ秘書が萩の素晴らしさをいつも語るものだから、一度は行ってみたいと思っていたんだよね。

さて、青海島をあとにし、一路萩を目指す。
店主が語った通り、道路は整備され高速道路も無料である。
これは早い。
山口県は、観光地どうしが離れていても大丈夫。
これだけ道路が整備されていたら、あっという間に着いてしまう。
ただし、乗用車に限るが。

電車は恐ろしく本数が少ない。。。

さて、萩である。

萩は、吉田松陰が主催した松下村塾の他、明治維新で活躍した初代首相の伊藤博文や高杉晋作、木戸孝允らの生家やゆかりの建物が昔のままで残る城下町である。


その空間に入ると、その頃の時代にタイムスリップしたような感覚に陥る。


これほど、城下町の風情を残した町は今まで見たことがなかったので時間も忘れ歩き続ける。




段々日も翳り始め、あらためて帰路を考えなくてはならなくなり、心惜しいが萩の町を去ることにした。
最後は勤皇の志士達が、もの思いにふけったであろう海岸にたたずむ。


今度訪れるときは、明治維新の時代をもっとよく勉強するとともに時間に余裕を持とうと決意し萩をあとにした。






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