怒りの鉄拳

毎日更新日記

浪曲子守唄(1966)

2006-06-10 19:04:20 | 邦画・仁侠・ヤクザ映画
(あらすじ )
渡世人仲間ではサイコロ使いで名を知られた文吾は、酒のイザコザから女房志保と別れてから、子供の健一を立派に育てようとあちこちの飯場を渡り歩いていた。一度は博奕から手を引いた文吾だったが、酒の上で飯場仲間と喧嘩した上、再び博奕に手を染めた。しかし、イカサマがばれて、仲間内のお尋ね者になり、東京に逃げなければならない破目になって、文吾親子は浅草の木崎一家に草鞋をぬいだ。文吾は、健一には博奕打ちであることを隠し、指人形師を装っていた。その頃、木崎一家と六区の興行街の利権をめぐって対立していた沼田一家に、イカサマをした文吾を追って、村上という男がやってきた。しかも、村上の情婦は、文吾のかつての女房志保だった。そんなことを知らない村上は、沼田一家の子分を使って文吾を探し、一方、文吾も健一のために志保を探すという毎日が続いた。文吾は、間もなく志保に会うことができたが、志保は、健一を育ててくれと頼む文吾に冷たかった。志保は文吾にやくざから足を洗ってもらいたかったのである。だが、文吾のイカサマ博奕の手腕に目をつけた木崎は、文吾を手離そうとはしなかった。一方文吾が木崎一家にいることをつきとめた村上は、隙をみて健一をさらい、志保の許に預けた。実の子と会った志保の気持ちは複雑だった。だが、健一は母とも知らず、そこを逃げ出し、親切な娘照子に拾われ、初めて家庭の暖かさを知るのだった。迎えに来た文吾は、健一の幸福そうな姿を見て安心し、村上と対決して、倒した。そして、総てを知った沼田が志保を斬り、また木崎が、文吾がイカサマをあばいたことから、ともども照子の家を襲おうとした時、健一の幸福だけを願う文吾は一瞬の間に木崎、沼田を斬り、その足で警察に自首した。
監督 鷹森立一
脚本 池田雄一
音楽 菊池俊輔
出演 千葉真一 、下沢広之 、瑳峨三智子 、根上淳 、安部徹
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出世子守唄 (1967 東映)

2006-06-10 18:44:37 | 邦画・仁侠・ヤクザ映画
東映チャンネル
シリーズ3作目、毎回のように人を沢山殺しても、すぐに娑婆にでてくる不思議な世界を描いた仁侠映画創世記の作品。このときの子役が後の真田広之とは?流石に3作目は面影がありますね、千葉ちゃんは、この頃に映画から再びテレビに活躍の場を移していった。(2005-07-04 09:51:10)
(解説)
一節太郎の大ヒット曲『浪曲子守唄』を題材に渡世に生きる父子を描いた子守唄シリーズ第3弾。木曽山中を舞台に文吾父子の愛情の絆、生みの母親との再会、土地の悪徳ヤクザとの相克という波乱のストーリーが展開する。
(あらすじ)人を斬って3年、文吾は木曽山中の飯場で岩崎木材を切り盛りする美樹に雇われる。健一を小学校に入れた文吾は、土地の顔役・富高のもとで別れた女房奈津江に会う。ある日、文吾は奈津江から富高組の陰謀を聞く。岩崎木材の積み出しルートを潰すため通学列車ごと鉄橋を爆破するというのだ。文吾は計画を未然に防ぐが、奈津江とは健一を挟んで再び対立する。富高は卑劣な手段で岩崎木材に妨害を加えだし、文吾は健一の母代わりの美樹のためドスを握る。
(スタッフ・キャスト)
監督 鷹森立一
脚本 池田雄一
出演 千葉真一/下沢宏之(真田広之)/小畠絹子/小川知子/丹波哲郎/川津祐介/石山健二郎/遠藤辰雄/玉川良一/一節太郎 ★前田有一の超映画批評★←最新作毒舌サイト 
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