怒りの鉄拳

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レ・ミゼラブル [2012年12月21日公開]

2013-01-12 10:46:06 | 洋画・ドラマ
あらすじ・解説 - レ・ミゼラブル
イギリスのロンドンで1985年にミュージカルとして初演されて以来、全世界42ヶ国で公演されたミュージカルの名作『レ・ミゼラブル』が、スクリーンに登場した。監督を務めたのは、『英国王のスピーチ』のトム・フーパー。彼はミュージカル映画としては異例の、撮影現場でピアノ伴奏に合わせて歌うライブレコーディング方式を選んだ。舞台のキャリアがある俳優たちを集め、俳優たちの高ぶった感情を、見事に映画として切り取ってみせている。ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、ラッセル・クロウら主要キャストらは振り絞るような歌を披露し、観客の心を揺さぶってみせる。原作は19世紀フランスを舞台にしたヴィクトル・ユーゴーの名作小説「ああ無情」。

格差と貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀のフランス。ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、パンを盗んだ罪で19年間投獄され、仮釈放されたものの生活に行き詰まり、再び盗みを働く。しかし、その罪を見逃し赦してくれた司教の慈悲に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意。マドレーヌと名前を変え、工場主として成功を収め、市長の地位に上り詰めたバルジャンだったが、警官のジャベール(ラッセル・クロウ)は彼を執拗に追いかけてくるのだった。そんな中、以前バルジャンの工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、バルジャンは彼女の幼い娘コゼットの未来を託される。ところがある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになり、ジャベールの追跡をかわしてパリへ逃亡。コゼットに限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。だが、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発、バルジャンやコゼットも次第に激動の波に呑まれていく……。