怒りの鉄拳

毎日更新日記

街から街へつむじ風(1961)

2006-06-07 15:52:39 | 邦画・
(あらすじ)
街から街へつむじ風
東京の郊外に荒れはてた姿をさらしている洪福寺の和尚東光のもとに、ドイツに留学していた医師の晋一が帰ってきた。寺を改造して診療所を開きたいという晋一の希望に対し、父の東光は都内の田村病院を勧めた。この病院は、老院長が持病に苦しみ、息子の副院長庄二は手術の失敗で自信をなくしていた。今は、ナイトクラブ・クーパーの歌手かおるに熱中し、病院はさびれる一方だった。しかし、徳山不動産はホテル設立のため、田村病院の買収に動いていた。買収の直接責任者呉は、クーパーのマスター飯田や用心棒の杉浦を配下として、連日、病院に嫌がらせをしていた。晋一はそんなことを知らないで、第一日目に愚連隊を投げとばした。男らしい態度に見習い看護婦の美樹子が胸をときめかした。庄二は晋一の勤務を拒んだ。だが、老院長から庄二の更生に力ぞえしてほしいと頼まれた。庄二はクーパーのマネージャー坂崎と杉浦から、病院の利権書を譲るよう説得されていた。だが、そこへ現われた晋一を見ると引き揚げた。嫌がらせは露骨になった。徳山社長の怒りにあって呉が解雇されたためである。呉は一日も早く田村病院の土地を買収すべくのり出した。徳山社長は、娘の冴子の嘆願に、病院買収を断念した。呉はかおるをおとりにして、庄二をクーパーの地下室に監禁した。そして、利権書を持ってくるよう電話してきたのだ。折も折、田村病院長の容態が悪化、手術が必要になってきた。院長は庄二に手術をやらせたいという。晋一はクーパーの地下室にのりこんだ。大乱闘。晋一の危機を救ったのは、なんと杉浦だった。彼は徳山社長の命を受けた秘密社員だったのだ。晋一は庄二を連れて病院へ急行した。手術は、晋一の協力で成功した。東光は診療所を開くことにした。 上映時間 76分
監督 松尾昭典
脚本 山崎巌 、山田信夫
音楽 鏑木創
出演 石原裕次郎 、芦川いづみ 、中原早苗 、小高雄二 、大坂志郎
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闘牛に賭ける男(1960)

2006-06-07 12:27:58 | 邦画・
スペイン、南欧に大々的にロケを敢行した豪華大作。裕次郎&北原三枝の共演は、二人の結婚によりこれが最後となった。(1960年12月27日封切作品)

(あらすじ) 闘牛に賭ける男
マドリッドの闘牛場で一人の日本人が興行界の大立者ガリエゴの姿を求めていた。この闘牛場には他にも若い男女の日本人がいた。その冴子と江藤は、そこに北見の姿を見て驚いた。彼はとうとう闘牛を追ってスペインへやってきた。--冴子と江藤の婚約披露パーティの夜、財閥の親同士が決めたこの結婚に、冴子は気がすすまなかった。パーティを途中から抜け出し、スペイン料理店で闘牛の招へいに失敗した新聞社の事業部員北見に会ったとき、冴子は彼にひかれるものを感じたのだった。--北見に、冴子たちは「キャフェ・デ・ガリエゴ」で出会った。だが、北見はガリエゴを追ってパリヘ行かなければならなかった。--結婚するために劇団を引退する冴子の最後の公演の時だった。新聞社を辞めた北見は、アメリカのテレビ会社からフィルムを買ってテレビ会社へ売りつける元手を借りに江藤と冴子の前に現われた。彼は、セリフを入れるため冴子の劇団と契約したいとも言った。冴子はこの仕事に打ちこんだ。北見の事業は成功した。ヨーロッパへ転勤になった江藤は、冴子の愛が自分にないと知ると、一人ヨーロッパへ旅立った。--北見はガリエゴを追った。胃を犯されて血を吐いて倒れた。遂にガリエゴの心もとけた。--一年前、冴子は北見と結婚式を挙げることになっていた。スペインで江藤が自動車事故で重態との電報が入った。が、冴子は北見の故郷への汽車を降りなかった。その時、アメリカのテレビ会社から契約を破棄したと北見の同僚が駈けつけた。北見は汽車を降りてしまった。彼の事業はつぶされた。彼は闘牛に命を賭けた。--マドリッドの闘牛場。北見とガリエゴは手を握っていた。その頃、冴子はブロードウェイに演劇の勉強をするため旅立っていた。あなたを愛して恥かしくない女になりましたら日本へ帰ってきますとの北見への手紙を残して。上映時間 97分
監督 舛田利雄
脚本 山田信夫 、舛田利雄
音楽 佐藤勝
出演 石原裕次郎 、北原三枝 、二谷英明 、高原駿雄 、芦田伸介
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