怒りの鉄拳

毎日更新日記

恋人をさがそう(1967)

2008-05-23 11:15:55 | 邦画・
あらすじ恋人をさがそう(1967) - goo 映画
ラグビー部のキャプテン伊地知哲夫は、部員たちと大学受験を間近かに控えてハッスルしていた。そんな時、哲夫の母あつ子が車にはねられ重傷を負うという事件が起った。母ひとり子ひとりの家庭なので、哲夫は進学をあきらめ母の手術費を稼ぐためにアルバイトをすることに決めた。ラグビー部のマネージャー田鶴子の父の紹介で毎朝新聞で発送の仕事をすることになったのである。一方、あつ子をはねた車はまだ捕っていなかった。昼の休みに喫茶店で勉強する哲夫は、ウェイトレス佳子と親しくなったが、同じ発送部の猿金はそんな哲夫に敵意の眼を向けていた。ある日、哲夫は田鶴子の推薦もあって、編集部で仕事をすることになった。亡き父が新聞記者だったこともあって、哲夫はその仕事を喜んだ。そんな時、哲夫の親類だという女子大生幾子が現われて、九州の祖父に会って欲しいと頼んできた。あつ子の許しを得て祖父達之助に会った哲夫は、その若者らしい態度で達之助の心をつかんだ。天草一の大金持ちである達之助は、自分の事業を継ぎ、幾子と結婚してくれと哲夫に言ったが、哲夫はそこで初めて知った従兄長太郎が達之助の後継者にふさわしいと答えた。哲夫は自分の未来は自分で開拓しようと決心していたのだった。東京に帰った哲夫は、田鶴子から母をはねたのが幾子のクラスメートで金持ちの放蕩息子一彦だと知らされた。何とか証拠を隠そうとする一彦だったが、哲夫の追求に、ついにひき逃げを白状した。そんな時あつ子の手術も無事に終った。ちょうど、あつ子を見舞いに来た達之助は、哲夫の進言通り幾子と長太郎を結ばせることにした。二人は前から愛し合っていたのだ。一方、哲夫は、今はこころおきなく来年の入試を目ざして頑張ろうと、心に決めていた。そんな哲夫に田鶴子はそっと寄り添うのだった。
1967年・日活・82分・カラー
監督:森永健次郎
出演:西郷輝彦 松原智恵子 五月女マリ 和田浩治 梓英子

女殺し油地獄(1957)

2008-05-20 14:49:25 | 邦画・時代劇
あらすじ女殺し油地獄(1957) - goo 映画
与兵衛は天満の油屋河内屋の一人息子で、生さぬ仲の父徳兵衛と母親のさわに甘やかされ我侭一杯に育った。親の金を持ち出しては遊女の小菊に入れ揚げるという有様だったが、そうそうは金も続かず無理な借財がかさんだ。口入屋の小兵衛から借りた金の返済期限は明後日の宵節句に迫っていた。しかも手形の判は謀判だった。印鑑偽造は縛り首の重罪である。金の工面が思うように行かない与兵衛は、家へ帰ると徳兵衛やおちかに当り散らした。挙句には殴る蹴るの乱暴を働き、とうとうさわから勘当を云い渡された。親戚縁者からは見離され、道楽者、極道者の烙印を押された与兵衛に、河内屋の向いに同じ油屋を営む豊島屋の女房お吉だけは優しい言葉をかけてくれるのだった。恥を忍んで小菊に金を貸してくれるよう頼んでもけんもほろろに断られた与兵衛の最後の寄りどころはお吉の家だった。夫の七左衛門は丁度留守。ところが徳兵衛、それからさわが間もなく現われたのだ。二人とも、三百、五百の金を懐中にして、与兵衛が立寄ったら渡してくれるようにとお吉に頼みに来たのだった。金の出来ない時には自殺するつもりで短刀まで買いこんだ与兵衛だったが、一部始終を蔭で聞き、助かりたい、河内屋の暖簾を傷つけたくない、そして親にはこれ以上迷惑をかけたくない、そう気が変った。お吉から八百の銭を涙をこらえて押し頂くのだったが、それでもまだ金は足りなかった。主人が帰ってからと云うお吉に、「無理を承知で!」と与兵衛は必死になってすがりついた。だが短刀を見てお吉は本能的に逃げ腰になった。それを追う与兵衛はいつの間にか短刀を抜き、夢中でお吉を斬りつけていた。血と油にまみれて倒れたお吉はやがて動かなくなった……。「わいのような極道もんの仏祭りは、どうでもええわ、お吉さんの回向を頼みます」そう言い残して家の者の止めるのを聞かず与兵衛は自首して出た。--数カ月後与兵衛は、高手小手に縛られ裸馬に乗せられて町中を引き廻され、処刑された。出演 中村扇雀/香川京子/新珠三千代/中村鴈治郎
監督 堀川弘通
原作 近松門左衛門
脚本 橋本忍


涙になりたい(1966)

2008-05-20 14:21:51 | 邦画・
これって「エデンの東」?少しパクってみました。
あらすじ涙になりたい(1966) - goo 映画
山間の町、松本市に住む高校生椎名吾郎は、東亜大学受験を目前にひかえて張り切っていた。父の毅一郎は鳥の研究に没頭し兄の市郎は、父の助手をつとめ近々、フィアンセの酒井桃子と結婚し、米国へ留学することになっていた。母由美は、十八年前、毅一郎が、研究に没頭するあまりに家庭をかえりみないのを嫌って、家を出てしまったのだが、毅一郎は、この事実を吾郎には、ひたかくしにかくして、母は死んだものと言い聞かせていた。しかし吾郎とても、すでに十八歳。真相は知らぬまでも、母が生きていることには感づいていた。やがて、吾郎は上京し、試験場で、ふとした縁で、春日雪子という女性を知り、楽しい東京の一日を過した。ところが、この雪子の母由美というのが、吾郎の母でもあったのだ。由美は、毅一郎のもとをとびだしたあと、再婚し今の春日姓を名乗るようになり、この雪子と、健という子をもうけていたのだ。チンピラヤクザの健は、毅一郎や、市郎、吾郎などの存在を知ると、母の由美を愛するあまりに、彼らを逆うらみして、つきまとっていた。一方、そのころ毅一郎には、長年の研究の成果が実って、文化功労賞の受賞が決っていた。だが、健の出現から事情を知ってしまった吾郎は、素直に、それを喜ぶことができず、雪子に悩みを打あけた。雪子は、そんな吾郎を母の由美に会わせた。母が悪い人でないことを知った吾郎は何とか、毅一郎のかたくなな心を柔らげようと努力した。紆余曲折はあったものの、吾郎の努力は実り、毅一郎は由美と再会しようとした。ところが、何もしらない健は、誤解して、毅一郎を刺してしまった。だが、心配して病床にかけつけた由美に、毅一郎は晴れやかな笑顔を見せるのであった。見守る雪子と吾郎の胸には、明るい希望が満ち満ちていた。1966年・日活・82分・カラー
監督:森永健次郎 脚本:倉本聡(倉本聰) 石森史郎
出演:西郷輝彦 松原智恵子 山本陽子 芦田伸介

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この虹の消える時にも(1966)

2008-05-20 14:15:07 | 邦画・
あらすじこの虹の消える時にも(1966) - goo 映画
中学を出てすぐクリーニング店に勤めた朝比奈健は、同僚の宏次の不始末で起こした火事の最中、身の危険を冒して、主人の赤ん坊を救いだしたが、あやまって主人を燃え崩れる火の中に突きとばして殺してしまった。数年後少年院を出所した健は、下町にある既製服問屋に引き取られ、配送係として真面目に働いていた。そうしたある日健は、デパートで、少年院時代の仲間サブに金をたかられた。そのとき健にぶつかって来たのが、盲目の少女チエであった。はじめは、眼が不自由なのを知らずに怒った健だったが、事情を知り、優しくチエを案内してやるのだった。中学のころ失明したチエは、婚約者がいる姉夏子とアパート暮しをしていたが、姉の足手まといになるのを気にして、内証でマッサージ学校に願書を出していた。健の親切はチエの心にしみ、長くチエの心に残った。一方既製服問屋の娘真理は、どこかに深い影をやどす健に魅かれ、積極的に健を誘惑した。また健と一緒に少年院に送られ、共に更生を誓い合った気の弱い宏次は、サブに脅され、同じ店に勤めるチエの姉夏子のロッカーから、チエの手術費として貯めた十万円を盗みだしてしまった。これを知って怒った健は、サブをしめあげ、自らはなけなしの貯金をはたいて、三万円を夏子に返した。が、数日後、少年院に送りかえされたサブの仲間が、健をうらんで店になぐりこんできた。この事件で、健は既製服問屋を馘になり、すさんだ日々を送るようになった。そんな健を救ったのは、昔自分も鑑別所にいたというピロン・ボトリン工場の工場長であった。だが、そんな小さな幸福もつかの間、出所したサブが、健を呼びだした。素手の健と数人の仲間をしたがえたサブ一味の決闘が始り、健はサブのナイフに刺されて倒れた。ほとんど絶望視された健の容体も、チエの献血と、健を想う必死の祈りに、次第に回復していった。やがて意識を回復した健とチエは感涙のうちに、しっかりと手をにぎりあうのだった。
1966年・日活・91分・カラー
監督:森永健次郎
出演:西郷輝彦 松原智恵子 山内賢 山本陽子 大滝秀治

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三匹の悪党(1968)

2008-05-16 19:33:10 | 邦画・仁侠・ヤクザ映画
あらすじ三匹の悪党(1968) - goo 映画
大正のころ。イカサマ博徒半次郎と三郎は、造手に追われて、とある漁師町にやってきた。三人はその町のやくざ舟留屋文吉が、あこぎな高利貸しをやって町民を苦しめていることを知った。そんな折り、半次郎は美人芸人民子を助けたことから舟留屋の子分と渡り合った。しかも、いざこざで民子の父を殺したのが半次郎だったため、半次郎は民子にも狙われることになった。その夜、舟留屋三代目の襲名披露花会が開かれることになっていた。半次郎と三郎はそこに集る大金を奪おうと様子を窺っていたが、これを嗅ぎつけたのが、流れ者の一匹狼一本松である。二人はまんまと大金を持ち出したが、乱闘の最中、文吉が何者かに殺されていた。半次郎をその犯人と思った子分たちは、必死になって後を追った。一方、一本松は舟留屋に乗り込み、盗まれたゼニと引換えに半次郎と三郎をバラすと約束した。その頃、半次郎は鳥羽田組に捕まりリンチを受けたが、三郎は金を持って逃げのびた。鳥羽田組の姐御菊は、半次郎の腕っぷしに惚れ込み、身内にしようとしていたが、一本松はその半次郎を逃がし、そのうえで二人を殺そうと菊に、持ちかけたのだ。半次郎はその間に、芦田村に着いた。そこには大金を手にして有頂天になった三郎と、母親のまさがいた。しかし、そこへ民子を伴なった一本松が現われ金の出所をバラしたのだ。まさは泣き出してしまった。愁嘆場に弱い一本松は、近くの温泉町にいき、そこで菊と会った。舟留屋や鳥羽田組の子分たちが、近くまで来ているのだ。一本松はその夜を菊と過したが、文吉を殺したのは舟留屋を乗っ取ろうとした菊にほかならないことを知った。翌日、三郎の家はやくざ一味に取り囲まれていた。一本松は半次郎や三郎と共に彼らを倒し、ちゃっかり、金を三等分すると引きあげていった。菊の助っ人さむらい政が後を追って斬りかかったが、しょせん一本松の敵ではなかった。
1968年・日活・84分・カラー
監督:松尾昭典
出演:小林旭 高橋英樹 田中邦衛 浪花千栄子 松尾嘉代