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12.20 鉄の溶解性 

2014年02月03日 | 日記
飲料水のスチール缶(鉄)が溶ける液体とは何か。

中学校では普通に学習して既存の知識ではありますが、

身近な液体を使って実験をするとどうなるのかを確認してみました。

食塩水、薄い塩酸、過酸化水素水、水酸化ナトリウム水溶液、チオシアン酸カリウム水溶液

を使って実験しました。

実験方法は、スチール缶を切ったものを用意します。

そのスチール缶の破片をそれぞれの液体につけて、3日間観察しました。

結果が次の通りです。



食塩水にスチール缶の破片をつけたものです。

変化はありませんでした。



薄い塩酸にスチール缶の破片をつけたものです。

2日間は盛んに泡が出ていました。

スチール(鉄)が溶けたものと考えられます。



過酸化水素水にスチール缶の破片をつけたものです。

泡が出ていますが、スチール缶の破片は溶けませんでした。

集まった気体は線香の火を近づけると炎が激しくなったので、酸素だと考えられます。



チオシアン酸カリウム水溶液にスチール缶の破片をつけたものです。

変化はありませんでした。



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