秋の夜長に美術鑑賞と思い、
建築家・山本理顕氏設計の横須賀美術館に行ってまいりました。
山本理顕氏の初の美術館作品で、目の前に東京湾が広がっています。
北側の海以外の三方は山に囲まれており、周辺環境との高さを合わせるために、建物の半分は地下に埋まっています。
館内は白を基調とし、
壁や天井に採光用の丸い穴が幾つも空いており、
また壁と天井の境目の部分は、緩やかなカーブを描き柔らかい空間を演出しています。
塩害を防ぐためのガラスが、白い外壁の周りを覆う感じで建っています。
(2006年竣工)
夕刻過ぎに行ったため、とても幻想的な雰囲気を醸しだしていました。
現在の企画展は「開館5周年記念 没後30年 朝井閑右衛門展 ~彼は絵の具を耕した~」
横須賀にゆかりの深い画家・朝井閑右衛門(1901-1983)の画業を楽しむことができます。
常設展は「ヨコスカ-TOKYO-ぴあ 及川正通 ~イラストレーションの世界~」
横須賀育ちのイラストレーター及川正通(1939~)を紹介する特別展示です。
ユーモラスなぴあの表紙イラストを見れば、思わずその時代へ逆戻り。
展示期間等については、
横須賀美術館公式サイトをご覧ください。
目の前に広がるのは、東京湾。
その向こうには、房総半島。
本当に素敵なロケーションで、ゆったりとした休日を過ごされたい方におすすめです♪