はふー

夏休みの課題まで片付けているので、忙しくしてます

「官僚たちの夏」はがっつり見ましたがw
昨日のこのブログのランキングが”923位”でした

多分、初の3ケタ

でも記事アップしてないし…官僚効果か?
ええと、今日はとりあえず「奇ッ怪」の感想を。
三軒茶屋シアタートラムにて、初日を観てきました~
楽屋といいこれといい、トラムでは良い作品に出会えてます!
今回は古田さんが観にいらっしゃってました。
イキナリ初日に飲み会か!(笑)
今回は学生割引で3000円で見られたんですけど、2列目センターで成志さんの顔芸を楽しめました(笑)
構成・脚本・演出 前川知大
出演 仲村トオル/池田成志/小松和重/歌川椎子/伊勢佳世/浜田信也/盛隆二/岩本幸子
ホントに初日?って思うくらい、演技も演出も良かったです

怖い話は大好きだし、成志さんと小松さん目当てで行ったのですが、完成度・満足度ともに高いです!
スタンディングオベーションしてる人も結構いましたし。
成志さんなんかもうアドリブ入れてたし…凄い。
今一番注目されている演出家・前川知大さんは客席で観客の様子を観察しているようでした。
話の舞台は蝉の鳴き声の聞こえる旅館で、ノスタルジックな感じもありつつ、お香などの匂いなど五感に訴えてくる演出でした。
舞台と観客席が近いのも、お客さんがまるでその場に一緒にいるような錯覚を覚えるような効果となっていて良かったです。
奇ッ怪ということで今の時期には良い怖いシーンもちゃんとあって、でも後半に進むにつれて、その昔の話と現在の事件がリンクしていって…という筋でした。
ここぞという場面の演出も効いてました!
怪談って、おどろおどろしいけれど切なくって、滑稽かと思うと生々しい部分もあって…と、人間の本質をよく描いていることに気づきました。
個人的には祖母の家の雰囲気を思い出したりして、なんとなく懐かしさも感じました。
あと、”宿世の恋”とかロミジュリとかもそうですけど、現代で、こういう風に後世まで語られる物語ってあんまり生まれてないんじゃないかなあ…と感じます。
それは、今の演劇や小説などが、やっぱり昔の話を基礎に作られていることが多いからなのではないかと…
大学の授業で色々知って、そう感じました。
そういえば、牡丹燈籠の話も出てきてました。
今年の夏には歌舞伎でもやりますし、いのうえさんの舞台でも上演される牡丹燈籠、見比べるのも面白そうです!
蒸し暑い夏にはうってつけのお芝居、面白かったです