Ine Town
Leica M2 Elmar 50mm F2.8
舟屋で知られる伊根町で。
漁村としては初の、重要伝統的建造物群保存地区になったそうだ。
重要伝統的建造物群保存地区については以前にこんなことを書いているけれども、指定された地区の数が増えているようだ。

Kyotango City
RICOH GR DIGITAL
英語ではただ On The Beach という小説と映画の単純なタイトルが、日本語で「渚にて」となると何となく文学的、抒情的な響きを持つのが日本語の奥深いところだ。しかも核戦争後の人類を描いているということで、個人的には多少の恐怖感を抱くタイトルでもある。
写真は丹後半島の琴引浜。
この浜は鳴き砂で有名なところだが、あいにくの小雨模様だったので鳴るはずもなし。それでも歩いてみようと、クルマを駐車場に止めて駐車料金(1回1000円)を払いに行くと、小屋にいたおじさんが「今日はこんな天気で砂も鳴らないから」とタダにしてくれた。
ところが、しばらく散歩して帰るときに見ていると、自分の次に入ってきたクルマからは料金を受け取っている。自分たちは軽く会釈して逃げるように出たのだが、あれは一瞬の気まぐれだったのだろうか。
ところで、日本の砂浜はかつてはどこも鳴き砂で美しかったのだろうなあ。と思ったのは 渚=なぎさ=なきさ=鳴き砂 という勝手な連想から。

Himeji City
CONTAX TVS DIGITAL
写真と関係なく・・・。
D700が欲しい、というのは以前に書いたけれど、正直なところまだ手が出ない値段であるし、機能も重量も自分にはいささか過ぎたものだ。
自分がD700を欲しいと思う理由は、新旧のニッコールレンズがそのままの画角で使えるというその1点なので、もっと機能を絞って軽量化した、極端な話、FM2のデジタル版のようなカメラを出してもらえないものだろうか、と思ってしまう。
これはバルナックライカ型のデジカメと並ぶ、自分の夢の一つだ。
それはともかく、TVS DIGITALというカメラは、もう何年も前の、デジカメとしては骨董品のようなカメラなのだが、得られる画の品質は今でも一級品ではなかろうか。
相変わらず手放せないカメラである。
