日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

馬原小学校閉校式

2012年02月13日 19時25分55秒 | 日記
最近ダイエットコークをよく飲みます、いかわたいきです。

2月12日に天瀬の馬原小学校で、閉校式が行われました。今年度12校が閉校になり新しく4校に統廃合されます。この馬原小学校も「東渓小学校」となり、4月から新しい小学生を招き入れます。







閉校式は滞りなく終わりました。馬原小学校は合併後55年の歴史がありますが、元々は明治9年(1876年)から馬原小学校とあるため126年の歴史があります。

※ ちなみに1876年の出来事として廃刀令が公布、上野公園の開園等。


長く重い歴史に一旦区切りを付け、4月からまた新たな歴史が始まります。





毎度の毎度、おなじみの市長と井上議長



その日の午後に、パトリア日田で「チェルノブイリと九州の原発」というタイトルで最初は映画の上映でその後は講師を招いての講演会でした。
映画はチェルノブイリで被爆した方や子供達の今や事故後、変形した心臓を持つ子供が目立って生まれ、放射線による影響とみられました、変形した心臓が「チェルノブイリ・ハート」と呼ばれている子供の手術等もありました。僕は直視する事が出来なかったため内容に関しては控えさせて頂きます。


その後に講演会





この講演では、新しい発見もありました。そして既に知っていた事もありましたが、ここで敢えて記載させて頂きます。





この表にあるように赤い部分が原子力発電です。そして折れ線が最大電力消費量、残りの発電が水力と火力。これを見て分かるようにずっとずっと前から原発なんかいらなかったんです。そして17基ある原発が全部稼働したのは今まででたった1週間しかありません。そんな不安定なものが原子力です。

何故作るか?

それは、結局お金です。電気料金についてかなり簡単に言うと請求額=設備費用+使用料となり、設備をすればするほどたくさん請求できるという流れです。だから設備費がたくさんかかる原子力を建てた。

原子力発電の元々の意味は火力や水力がダメな時のあくまで補助的な存在だった。それがいつしか変わった。そして大震災後、放射能被ばくという「人災」を招いた。

天災なら納得がいく、しかし、人災なんか誰が納得できるのか?

参加者の1人が言ってました。「どこまで我が事と思うか?」と。九州に居るから安全なき知らんやないんです。

僕は、今すぐに!脱原発とは思っていません、エネルギー政策は10年スパンで考え、そして順次廃炉移行+自然エネルギーにしていくべきです。アイスランドの地熱発電機は全部日本製です、偏西風が吹き荒れる日本は風力発電もできます、物作り日本にはその力がまだあるんです。

馬原小学校の様に126年という歴史の長さや重さを感じる様に、神武天皇から続いているこの「日本」という国と未来の子供達を守るために。

そして事実を知ったなら僕達は伝える義務があるのだと僕は感じています、未来の子供達に僕達が勝手に作った負の遺産を残さないために。


では、また。


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