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今日も仕事はお休みだったが3時から少しだけ職場に顔を出してきた。不定休の宿命ではある。案件そのものはあっさり片付いた。行っておいてよかったと思う。ほんの少しだけ明日の仕事の仕込みもできた。
先日息子を連れて実家に行った際、3月にこの世を去った叔父の自宅を訪ねた。僕を息子のように可愛がってくれ、僕の息子のお食い初めでは箸でつまんだご飯を息子の口につけてくれた。線香をあげると叔母が「カメラを持っていくかね?」と訊いてくる。形見分け、ということだろうか?それなら、ということでありがたく貰うことにする。叔父も多趣味でカメラをたくさん持っていたと記憶している。整理棚を覗かせてもらうとコンタックスのAPSカメラなんて珍しいものもあったが実用性重視でニコンのデジタル1眼とキャノンのコンパクトデジカメを貰ってきた。
カメラを趣味というのは正直憚られる。そんな芸術性を追求して撮影しているわけではないし、かといって新しい機材に湯水のようにお金を注ぎ込むなんてできない。でもカメラを構えるのは何となく好きだ。ウェブサイトを開設してそろそろ20年目になるが僕にとってその頃から「素材」としてデジタル画像が必要だったから手に入れたというのがホントのところだ。
この間、デジカメ選びではいろいろなことに配慮した。例えばコンパクトフラッシュからSDカードへのメディアの変遷。中古品を購入する際、手持ちのCFカードを有効利用できる機種を選んだ。バッテリーについては機種ごとにバッテリーが違うことに辟易としていたので新品で購入する際は乾電池駆動のキヤノンPOWERSHOTをよく選んだ。またキヤノンは2005年頃CCDの不具合で多くの機種をリコールした。ヤフオクで無償修理対応を面倒と感じた人達からの格安出品が相次ぎ、僕はそれを何台か落札して職場近くのキヤノンサービスセンター名古屋に持ち込んで修理してもらった。そのサービスセンター名古屋も今年の3月に営業を終了してしまった。灯台下暗しというがこの頃実家には父が購入したPOWERSHOTがあってこれもリコール対象だったので修理しておけばよかったなあと悔やんでいる。無償修理は2012年に終了してしまった。以上はコンデジの話。1眼レフに関してはトラブルはないけれど長年使っているとグリップが加水分解してベタベタしてくる。叔父の形見のニコンもそうだ。無水エタノールやシールはがしやシリコンスプレーで手入れすると気にならなくなる。
というわけで現在すぐに使える状態になっているカメラは画像の通り5台。息子の成長や旅行の情景を撮影していけたらと思う。とはいえこの画像を撮影したのはスマホだと考えるとなかなか皮肉ではある。
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