2022年 1/15
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。不定期の更新ではありますが今後とも拙ブログをご贔屓のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
またしても前回のエントリーから2か月以上間隔があいてしまった。この間新型コロナウイルスはオミクロン株が猛威を振るっている。2か月前は「いよいよ終息か?GOTOなんちゃらか?」という雰囲気だったがあっという間に逆戻りである。
重症化しないなどの報道はあてにはならない、とまでは言わないけれど医療資源がひっ迫してしまうと自分の仕事も重大な影響を受けることになる。今倒れるわけにはいかない、という状況ではある。
さて今回はジャンクPCのお話。前回のエントリーで「次期主力ジャンクデスクトップPC」ということでNEC MATE PC-MK33-MB-Nを購入したと披露させてもらったが整備の初期段階で悪戦苦闘している。
これが内部の画像。スリム筐体ではあるが拡張性に優れておりできれば早めにOSインストールまでもっていきたい。ところがだ、4×4GBで16GB・・・あわよくば4×8GBで32GB積みたいメモリ搭載がどうしてもうまくいかない。画像で一番右のスロットになにを挿してもその電源投入後に「ピーピーピーポーー」というBEEP音が鳴り響き起動しない。一番右だけに挿しても同様だ。
いわゆる「メモリの相性問題」。しかしここまでかたくなだとマザーボードの初期不良を疑ってしまう。ということで不本意ではあるが某ヤフオクで同じマザーボードを購入することにした。LENOVO IS8XM Rev1.0。日本を代表するPCベンダーNECの、これまた伝統である屋号「MATE」の中身がLENOVO。これも時代か。ちなみにその昔今は亡きジャンク屋、PC-NETで購入したASUSのマザーボードはSONY VAIOに使われていたものだった。i810Eチップセットで非常に堅実に動作してくれた思い出がある。
これが届いた交換用マザーボード。電源周りが少々特殊でコネクタが14PIN仕様である。これは知らなかった。特筆すべきはPCI-E×16スロットの上あたり。なんとHDMI端子が直付けされている。使えるのだろうか、これ?どのみち廉価なグラボを搭載しようとは考えている。
さて事前にコネクターの接続がわかるように写真を撮影しておきceleron G1840を載せ替えてメモリも4GBを4枚挿して起動すると、またしても非情のBEEP音。一番右のスロットにトラブルが出るところまで同じだ。これは困った。
直勘だがこれはマザーボードの不良とは思えない。おそらく元のマザーも落札したこれも壊れてはいない。となると何か?それがわからない。いろいろなキーワードで検索をかけるとYahoo!知恵袋に同じようなトラブルに関しての質問があることを突き止めた。ただし質問者はこのBEEP音を「ポーポーポープーー」と表現していた。「ピーピーピーポーー」か「ポーポーポープーー」かというのはおそらくセンスの問題でそれは些細なことだ。この質問者もメモリとBEEP音の関係に注目している。ただ一番右のスロットには言及されていない。これが少々物足りなかった。が、しかしハイエンドなマザーではなくごくありふれたこのマザーで同じような現象に悩まされている人がほかにもいるということはなにか根本的なことを見逃しているに違いない。
そういえば一番右のスロットを使わない組み合わせでメモリを挿したときの起動は、起動するにはするがなんとなく遅い、という印象だった。そこでCPUをインテルのサイトで調べてみる。最近のパソコンはメモリコントローラーをチップセットではなくCPUに内蔵しているのでCPUを調べてみる必要がある。するとG1840は DDR3とDDR3L@1.5Vのメモリをサポートしているということがわかってハッとした。これまでのところDDR3メモリでしか試していない。ベアボーン状態で購入したこのPC-MK33-MB-Nは2016年製。この頃はほとんどのPCがDDR3Lメモリを搭載している。我が家に唯一存在する「ジャンクでない」NECのノートPCもこの頃のものでやはりDDR3L SO-DIMMを積んでいる。となるとどうしても試したくはなる。今現在DDR3Lのメモリはもっていないので調達して突破を図りたいと考えている。