山畑で野菜作り

近隣の畑の貸し農園で試行錯誤で野菜作りをしている年金生活者です。

農閑期

2021-01-10 07:15:32 | 家庭菜園
例年、秋冬野菜を収穫すると翌年の春まで畝は空いて、農園は主な農作業は少なくなり暇になる。冬は農閑期である。その農閑期の作業では、空いた畝の寒起こしがある。

深さ30㎝ほどのところまで土を粗く掘り起こし、寒さに晒して病害虫を死滅させる方法で、「寒ざらし」とも呼ばれ、土壌消毒になる。土の中に含まれる水分が寒さで凍り、日中には表面が溶けて乾燥することを繰り返すことで土の水はけや通気性が良くなり、サラサラになる効果も期待できる。さらに、米ぬかや堆肥、腐葉土などの有機物を投入すれば微生物の餌になり、野菜の根がよく張る団粒構造の土になる。

そこで、空いた畝に1㎡1リッター程の米糠を撒いて、スコップで30cmほど深さまで掘って、土を起こし始めた。しかし、情けないことに体力が無く、数mで腰痛が起きて作業は中止した。

そこで、管理機の出番である。管理機の抵抗棒を一番深く耕せる位置まで上げて、出来る限り深くまで回転の刃が入る様に管理機を進めた。回転刃の直径の深さまで耕しながら、ゆっくり進め、耕耘が終わった。土壌改良のつもりである。このままの状態で春を待つ。