前回、韓国料理のユッケは、元々中国料理であったと書きました。
ユッケは漢字では肉膾と書き、韓国語では「ユッ」「フェ」という2文字が連音化(リエゾン)してユッケと呼ばれます。
膾(なます)とは肉の刺身のことです。
まさにユッケは、肉の膾ですね。
ではなんでユッケは中国料理だったと解るのでしょうか?
現在の中国では生ものは食べる習慣は無いのにもかかわらず。
その上、冷たい飲み物も飲みません。
実はむかし、中国料理にユッケがあった証拠は文学にあります。
有名な中国のことわざに「羮(あつもり)に懲りて膾を吹く」と言うのがありますよね。
ちなみに羮(あつもり)とは熱いスープのことです。
この「羮に懲りて膾を吹く」と言うことわざは、古代中国の春秋戦国時代、楚の国の王族で詩人である屈原(くつげん)の詩の中に登場するのです。
ですから古代中国では膾、すなわちユッケを食べていたのです。
ちなみに屈原の詩は詩集「楚辞(そじ)」に収められています。
ではなぜ現在の中国人はとても美味しいユッケなどの生ものを食べなくなってしまったのでしょうか。
中国は春秋戦国時代の後に秦の始皇帝によって統一されます。
しかし、その後も何度も分裂と統一を繰り返しその度に大混乱しました。
その上、北方の騎馬民族まで攻めてきました。
中国の民衆は社会が混乱するので食べ物と安全を求めて国中を放浪せねばなりませんでした。
不安定な生活が長く続いた中国人は衛生管理のために食べ物には必ず火を通すようになりました。
そのために中国料理には生ものを食べる文化が無くなってしまったのです。
中国が誇る憂国詩人の屈原も食べたであろうユッケを現在では外国人の韓国人と日本人が食べているのですね。
中国大陸にくらべて朝鮮半島や日本列島のほうが社会が安定していたのでしょうかね。
ユッケは漢字では肉膾と書き、韓国語では「ユッ」「フェ」という2文字が連音化(リエゾン)してユッケと呼ばれます。
膾(なます)とは肉の刺身のことです。
まさにユッケは、肉の膾ですね。
ではなんでユッケは中国料理だったと解るのでしょうか?
現在の中国では生ものは食べる習慣は無いのにもかかわらず。
その上、冷たい飲み物も飲みません。
実はむかし、中国料理にユッケがあった証拠は文学にあります。
有名な中国のことわざに「羮(あつもり)に懲りて膾を吹く」と言うのがありますよね。
ちなみに羮(あつもり)とは熱いスープのことです。
この「羮に懲りて膾を吹く」と言うことわざは、古代中国の春秋戦国時代、楚の国の王族で詩人である屈原(くつげん)の詩の中に登場するのです。
ですから古代中国では膾、すなわちユッケを食べていたのです。
ちなみに屈原の詩は詩集「楚辞(そじ)」に収められています。
ではなぜ現在の中国人はとても美味しいユッケなどの生ものを食べなくなってしまったのでしょうか。
中国は春秋戦国時代の後に秦の始皇帝によって統一されます。
しかし、その後も何度も分裂と統一を繰り返しその度に大混乱しました。
その上、北方の騎馬民族まで攻めてきました。
中国の民衆は社会が混乱するので食べ物と安全を求めて国中を放浪せねばなりませんでした。
不安定な生活が長く続いた中国人は衛生管理のために食べ物には必ず火を通すようになりました。
そのために中国料理には生ものを食べる文化が無くなってしまったのです。
中国が誇る憂国詩人の屈原も食べたであろうユッケを現在では外国人の韓国人と日本人が食べているのですね。
中国大陸にくらべて朝鮮半島や日本列島のほうが社会が安定していたのでしょうかね。
不安定な世の中の影響で食べなくなった・・・わかるなー。
勉強になりました。
もっともっと教えてください。
いまだに騎馬民族やってますね。
日本の刺身とは雰囲気が違いますが、生で食べていたのには驚きです。
新鮮な肉なら生でも食べられるのにね。 今無いのが不思議です。