スイス人傭兵・・・。スイスと聞いて思い浮かべる方も多くいらしゃると思います。
亡くなったK-1ファイター、スイス出身のアンディー・フグのお父さんも傭兵でした。
スイスの歴史、いや ヨーロッパの歴史を語る際に、スイス傭兵部隊を抜きにしては語れません。
わたくしにとって、スイスが生んだ最大のモノは、高級腕時計でもなく、直接民主制でもなく、『スイス傭兵部隊』です。
では、その「『スイス傭兵部隊』についてひとりごとります。
スイス傭兵の歴史は古く、そして長く続きました。
でも、なぜ わざわざスイス人は傭兵に成らなければならなかったのか?
それはですね~、スイスって山ばっかりで畑仕事が出来ないのですね。
しょーがないから、何とか生えてる雑草をウシやヤギに食べさせて、肉や牛乳にしてたのです。
でもこれって、ハイジやペーターでも出来るのですから、大の男がやってられません。
スイスの山野を駆け回ってた男の子も青年に成長すると、仕事について自立をせねばなりません。
しかし、スイスには耕す畑もあまりないし、昔ですから工場もありません。
・・・ちょっと悲しいけど、これだけは今も昔も変わりませんね・・・。
貧乏な地域の人はよそに働きに出なければならないのです。
「じゃ~、どこで何したら儲かるのかなぁ?」スイスの青年は考えました。
すると・・・、「兵隊さん、いらしゃ~いこれはずみます」のポスターが。
「これだ」ですよ。
スイスの傭兵の輸出が盛んになった15世紀後半頃はヨーロッパは各地で勢力争いの戦争があって、
特にお隣のフランスの王様は中央集権化の為の戦いに、兵隊が必要でした。
ですから先ほどのポスターですよ。
フランスはスイスの傭兵産業の最大のお得意さんでした。
フランスもスイス傭兵部隊には大変に助けられて、300年で約50万人のスイス人兵士が命を落としたと言われています。
その恩返しでしょうか、フランス陸軍で最も歴史の古い『ピカルディー連隊』の連隊旗は、スイス傭兵に敬意を表して、
白地に真紅の十字、現在のスイス国旗と真逆なのです。
とりあえず、一服・・・。
(参考文献 講談社現代新書 菊池良生 著 「傭兵の二千年史」)。
亡くなったK-1ファイター、スイス出身のアンディー・フグのお父さんも傭兵でした。
スイスの歴史、いや ヨーロッパの歴史を語る際に、スイス傭兵部隊を抜きにしては語れません。
わたくしにとって、スイスが生んだ最大のモノは、高級腕時計でもなく、直接民主制でもなく、『スイス傭兵部隊』です。
では、その「『スイス傭兵部隊』についてひとりごとります。
スイス傭兵の歴史は古く、そして長く続きました。
でも、なぜ わざわざスイス人は傭兵に成らなければならなかったのか?
それはですね~、スイスって山ばっかりで畑仕事が出来ないのですね。
しょーがないから、何とか生えてる雑草をウシやヤギに食べさせて、肉や牛乳にしてたのです。
でもこれって、ハイジやペーターでも出来るのですから、大の男がやってられません。
スイスの山野を駆け回ってた男の子も青年に成長すると、仕事について自立をせねばなりません。
しかし、スイスには耕す畑もあまりないし、昔ですから工場もありません。
・・・ちょっと悲しいけど、これだけは今も昔も変わりませんね・・・。
貧乏な地域の人はよそに働きに出なければならないのです。
「じゃ~、どこで何したら儲かるのかなぁ?」スイスの青年は考えました。
すると・・・、「兵隊さん、いらしゃ~いこれはずみます」のポスターが。
「これだ」ですよ。
スイスの傭兵の輸出が盛んになった15世紀後半頃はヨーロッパは各地で勢力争いの戦争があって、
特にお隣のフランスの王様は中央集権化の為の戦いに、兵隊が必要でした。
ですから先ほどのポスターですよ。
フランスはスイスの傭兵産業の最大のお得意さんでした。
フランスもスイス傭兵部隊には大変に助けられて、300年で約50万人のスイス人兵士が命を落としたと言われています。
その恩返しでしょうか、フランス陸軍で最も歴史の古い『ピカルディー連隊』の連隊旗は、スイス傭兵に敬意を表して、
白地に真紅の十字、現在のスイス国旗と真逆なのです。
とりあえず、一服・・・。
(参考文献 講談社現代新書 菊池良生 著 「傭兵の二千年史」)。