歴史好き・キゴウ君のひとりごと

主に日々の暮らしで感じたことなどを歴史的なことを交えてひとりごとりたいと思います。

アン・ドゥ・トロア!!

2007-09-27 22:40:43 | Weblog
実は最近、クラシック・バレエを無料動画配信のYoutubeで鑑賞することにハマッテいます。
短時間ですが一流のバレエ・ダンサーが出演する舞台を無料で沢山鑑賞できるのですからとても有りがたいです。

以前は、古典芸術では、最近パヴァロッティ氏が亡くなってしまいましたが、三大テノールの方々の活躍もあってオペラをよく鑑賞していたのですが、クラシック・バレエは全く関心がありませんでした。
                  

ところがNHKで放送されている「プロフェッショナル~仕事の流儀」と言う番組で現在、熊川哲也氏が主催する「Kバレエ・カンパニー」でプリンシパル(トップ・バレリーナ)、そして英国王立ロイヤル・バレエ団でゲスト・プリンシパルとして活躍されている 吉田都さんが出演されているのを見ましてとても感動したんですよね。

「日本人でも素晴らしいバレリーナないるんだな~」と気付きまして、youtubeでいろいろと探してみますとかなりの量のバレエの動画が見れるとわかりました。

それに世の中にはバレエを愛する方も沢山いらっしゃることがわかりました。

なんとご丁寧にもバレエファンの為にわざわざyoutubeの動画をダンサー別・作品別にブログに編集してすぐに見たい動画を見やすいようにしている方もいらっしゃるのです。

URLをのっけときますね

「Balle Tube~バレエを動画で」
http://balletdouga.seesaa.net/
                 

歴史好き・キゴウ君としましては早速バレエの歴史を調べてみますと、とてもとても興味深いことがわかりました。

バレエはオペラとともにルネッサンスの頃にイタリアで発祥しまして、ある時期まではオペラとともに舞台芸術として一緒に発展してきました。

ともに音楽を伴った舞台芸術でもありますのでオペラとバレエは当に兄弟といえますね。

現代においてもオペラとバレエの結びつきは強くありまして、世界の名だたるオペラハウスにはオペラ団とともにバレエ団を抱えています。

例えばパリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、モスクワ・ボリショイ歌劇場、ロンドン・ロイヤル(通称コヴェント ガーデン)オペラハウスなどです
                   
同じ時期に同じイタリアに生まれ、現代も同じ劇場で上演される仲良しな兄弟舞台芸術のオペラとバレエですがその発展・拡大は必ずしも足並みをそろえてというわけにはいきませんでした。

それを端的に表しているのがそれぞれの専門用語の多くをオペラがイタリア語で表されるのに対してバレエはフランス語が多用されていることでもわかります。

実はバレエは16世紀に当時文化的先進国でありましたイタリア・フィレンッツェのメディチ家の王女様のカトリーヌが、当時としてはド田舎のフランス・パリのヴァロア家の王子さまのアンリに嫁入りする際にフランスに伝わったのです。

もともとイタリア語でバロとかバロットと呼ばれていたものがフランス語に訛ってバレエ(ballet)となったのです。

現在でこそフランスは世界に冠たる文化大国として振舞っていますが、16世紀当時は王侯貴族でさえナイフやフォークを使わずに手づかみで食事をしていたのです。
ちなみにナイフやフォークもこのカトリーヌとアンリの結婚の際にイタリアからフランスに伝わったのです。

当時ヨーロッパではイタリアが最も文化的に発展していまして、フランスからイタリアを見ればとても華やかで洗練されカッコよく見えたものでした。

ですからなんとフランスは王女様と共に文化も一緒に”輸入”したのです。

バレエは単に娯楽としてではなくてフランスの宮廷文化を華やかにそして政治的に権威づけるための礼儀作法のエッセンスとして取り入れられました。

フランスにやって来たバレエは宮廷の権威付けの為に豪華絢爛な演出で宮廷で上演されていたのですが、17世紀になりましてバレエが発展するきっかけとしてとても世界史的に有名人と出会うのです。

それはまた後ほど・・・(つづく)。















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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
1・2・3 (taka)
2007-10-15 21:57:07
秘密・・・私の苗字は・・・
1・2・・・・
海外でよくジョークとして使用しております。
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つ~ことは・・・ (キゴウくん)
2007-10-16 20:06:45
アン ドゥ~で、安藤さん なのですかね~
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