くすり屋さんの独り言in北京

ヤクザ・イシ(石原 洋一)のブログです。環境・自然に興味あり。最近、中国の環境問題にシフトしました。

時代に逆行? 習 近平路線

2013年10月19日 10時00分30秒 | Weblog
またサイバーポリスがチェックする言葉が改定され共産党や習近平などを連想させる隠語もすべて網羅されているらしい。
 賄賂や横領の取り締まりは厳しくして構わないが民主主義や人権の取り扱いが後退するのではと心配している。
 中国共産革命時の本気で人民に奉仕する潔癖な共産党に戻したいようなのだが、そいつは無理というものだ。

 八路軍の農村での食料調達についても暴行などは一切せず、ちゃんと金を払ったというのは本当の話である。

現在の拝金主義は甘い蜜の味を知ってしまった者たちには骨の髄まで染み込んでおり、後戻りなどできないだろう。

 教師へのマル経試験合格条件や一人っ子政策の中での親孝行奨励キャンペーンには習さんの焦りが見えるようだ。 これを突き詰めていくと凄い矛盾に陥るんだが、そんなことを8000万の共産党員のトップが分からないはずがないのだが当座の急場をこれで乗りきるという事だろう。

 マルクス経済学と現実の中国経済はどのように説明すんだろう。完全に資本主義、それも国の政策がとおる国家資本主義なのだから。

 まあ、まともに勉強する教師もあまりいないだろうから不満の声は上がってこないと思うがまじめな教師がまじめにマル経を勉強したら、どのように生徒に教えてよいか分からず困るだろうなあ!!

 本来中国は家族関係が濃密で親戚一同の結束もかたい。しかし一人っ子政策をとって時間がたち始めから予想されていた老人問題が表面化してきたのだ。

 一人っ子は甘やかされて親の面倒もみないというのがキャンペーンの趣旨であり、本来の中国人の良い習慣を取り戻そうという訳だが、客観的に子供一人に親二人、ひょっとしたら父方と母方のじいさん、ばあさんを含めると6人がいることになる。現状は親世代がまだ40、50台で若いからよいが後20年もしたらとんでもない事になるよね。

 今のうちから老人に対する医療、介護、福祉を考えていかないと手遅れになると分かっていると思うんだが当面親戚内で解決させようというのが習政策と思える。


 とにかく全身感染症で菌が回ってところどころで膿が噴出している状態なのである。 全体的な治療方針はよく分からないので膿が福出しているところを切開したり取り出しているという感じを受ける。
 

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