立山黒部の旅（２）

　立山黒部アルペンツアー２日目。

　朝、雨はすっかり上がり、青空が広がっている。朝食前に朝風呂に入ってくる。昨夜は真っ暗＆ガスで見えなかった展望風呂から、今朝は晴天と山と地獄谷の湯気が綺麗に見えた。

　朝食を食べに食堂へ行くと、バイキングのはずなのにおかずが置いていない。テーブルにはお皿にいろんなおかずが少しずつ置いてあるだけ。昨日、朝食時間は６時半から言われて、何時までに行けばいいかと尋ねたら「８時くらいまで」と言われたから７時半過ぎに行ったのに。どうもほとんどの人が７時前までに食事を済ませてしまっていたみたいだ。いっぱい食べてやろうと思っていたのになんか損した気分。

　気を取り直して、山の天気はいつ変わるか分からないので、晴れているうちに室堂山へ登ってしまおうということで、９時に宿を出る。
　まずは、雷鳥沢から地獄谷へ。空気が澄んでるし、日光に紅葉が映えて綺麗。地獄谷では、有毒ガスが出ているので息を吸うと喉が痛くてむせてしまう。ほんとにここに居続けたら死ぬなと思ったよ。

　地獄谷からみくりが池までの道は上り坂。空気も薄いし、日差しが強くて厚いし結構きつかったなぁ。特に、バッグをしょっている背中が汗でビショビショ。その後ひんやりして逆に寒いよぉぉぉ～。

　みくりが池まで登ったところで、またまたガスが出てきてしまった。思ったより早く変わってしまったなぁ。みくりが池、みどりが池と回るも、日が照っていないのであまり水面が綺麗に見えなくて残念。
　
　室堂山荘まで来て、若干晴れ間も復活してきたので、当初の予定通り室堂山展望台への登山（と言っても片道３０分程度だが)をすることに。
　相変わらず背中に汗をかきながらも、それほどしんどさは感じないまま展望台に到着。辺り一面の雲海が爽快だったなあ。雲海のせいでカルデラは見られなかったけれども。　直射日光は当たっているが、空気は澄んで冷たいので気持ちいい。
　３０分くらいいたかなあ。その後来た道を戻るが、やっぱり下りの方が膝にくるね。

　室堂ターミナルに戻り、ホテル立山のレストランで昼食を食べる。平日なので、おじぃおばぁの団体客が多い。たまたまこれまた趣味の悪い金色のネックレスにブレスレッド、おまけにおかしなサングラスまでした６０代くらいのおっちゃんがテーブルの隣に座った。この方が見ていて非常に感じ悪かった。

　メニューを見て、テーブルに立てようとするんだけれど、それが「ぺターン」とこちらの連れの方に倒れさすわ（後で聞いたら全部で３回も倒したらしい)、メニューを見たくせにメニューにない「カツ丼」を頼むわで。「あんたさっき何見てたん！」と思わずツッコミたくなった。挙句の果てに料理がなかなか出てこないもんだから、かなりイライラしてた。団体客っぽいが、友達もいなさそうだし、何しに来てるんだろう？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（３）へつづく。。。

ぐだぐだ

　昨日、飲み会に行ってきた。４：４だが、もともと相手は一つ二つ年上と聞いていたので、こちらも年上を揃えて、自分ははなから引率気分で行ってたもんだから、たいして期待はしてなかったんだけれど、行ってみたらまったくぐだぐだの飲み会だった。

　幹事（女性)が遅刻してくる時点で「おいおい～」と思ったけれど、自分の方に座ったタバコをバンバン吸うヤツがいるわ、「私、女の人が好きなんだ」とカミングアウトされるわ（これはこれで新鮮だったけれど）で、どっちらけでしたわ。