土曜日に舞台「
奇跡の人」を観劇。
ヘレン・ケラーと家庭教師サリバン先生の物語で、大竹しのぶが20年やってきたものを、キャストを一新し、石原さとみ(へレン)と田畑智子(サリバン)でやるというもの。
ヘレン・ケラーの話って、三重苦のヘレンが頑張って、目か口か耳か忘れたけれど、何かは元に戻って・・・くらいしか覚えがなかったんだけど、石原さとみが出る(しかも初舞台)ってことで、迷うことなくチケットを購入。

しかも、前から7列目をゲット!

しかも真ん中。


これで、目が悪い自分でも彼女のご尊顔をしっかりと拝見することができて嬉しい限りだ。
家を出るのが遅れて、時間までに会場に着けるか焦ったが、何とか夕食をとってから会場入りすることができた(開演5分前だったけれど

)。
劇が始まるまで、石原さとみと田畑智子以外のキャストはまったく知らなかったけれど、ヘレンの両親(
梨本謙次郎、
小島聖)、ヘレンの兄(
山崎裕太)、ヘレンの叔母(
鷲尾真知子)と、知っている役者ばかりだったので正直驚いた。

みんな舞台慣れしてるなぁ。

マイクがなくても充分聴こえる(席が前だったからだけではないはず)。腹から声が出ているからだろうな。特に、小島聖は完全に舞台の演技。「返して~!」は鬼気迫るものが。
田畑智子のサリバン先生役もなかなかはまっていた。大竹しのぶが20年続けていただけに、本人のプレッシャーも相当なものだったろうに、見事に演じていたと思うよ。
話としては確かに重いんだけれど、それでも途中では笑いどころがいくつもあるし(へレンとサリバン先生のやりとりが面白かった

)、3時間以上という時間の長さはそれほど感じず。
それにしても、石原さとみ嬢のかわいいことかわいいこと。

ほんとにかわいかったなぁ。生で観られただけでもう充分幸せ。
予想外に良かったのが、犬のスミレ(ラブラドールレトリバー)。役者が触っても、吠えもせず逃げもせず、おとなしくされるがまま。サリバン先生が手のひらに教えた指文字を、へレンが同じようにスミレの足に指文字をやるくだりがあるんだけれど、その時も抵抗することなくごろーんとしてるもんだからかわいかった。
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